前回のつづき
ちょい旅Ⅲ
長篠~香嵐渓
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前回に続いて、またもや風景写真とは別の話じゃ。お許しくだされ。
さてここは愛知県・長篠城址。
戦国時代の徳川家康と武田勝頼の激戦地じゃのう。
城はもちろん今は取り壊されて、広い草原となっている。
遺構らしきものはあまり見当たらぬ。
この内堀が当時の面影を残すばかりじゃ。
城址からほど近い設楽ヶ原へやって来た。
長篠城の争奪戦の最中、家康の要請で駆けつけて来た織田信長と家康の連合軍が、武田軍と激戦を交えたのがここ設楽ヶ原じゃのう。
その際に信長軍の兵士が一本ずつ担いできた丸太をこの辺りに立て、武田の騎馬隊の進入を防ぐための馬防柵を作ったという。
さらに信長軍はそこから三千丁とも言われる鉄砲で武田軍を迎え撃ち、大勝利を収めたのじゃのう。
今では地元の保存会により当時の馬防柵が再現されている。
何年かに一度は作り直すということじゃ。
この戦いを再現したイベントも毎年開かれているわい。
当時の絵図を見るとかなり広い草原のように思えたのじゃが、実際には思ったほどの規模ではないわい。
ここを長野県・開田高原で見たようなちっこい在来馬にまたがった武田の騎馬隊が走り回ったのかと想像すると、なんだか笑えてくるのう。
今では大きな森になっているが、当時はまだ木々が小さかったため現地では丸太を調達できず、織田軍は遠くからここまで運んで来たらしいわい。
余分なオマケ
帰りがけに見かけたハコネウツギ。
ワシの生家の庭にもあった花じゃからのう。
懐かしかったので思わずパチリ。
☆
続いてやって来たのは愛知県・香嵐渓。
東海地方ではかなり有名な紅葉の名所でのう。
秋には約4000本のモミジが真っ赤に紅葉するのじゃ。
川の水まで紅葉色に染まると言うぞえ。
毎年そのころになると、この赤い橋と紅葉の写真が新聞紙上をにぎわせるわい。
そんなシーズン真っ只中に来ようものなら人混みに巻き込まれて息苦しくなってしまうからのう。
何と言ってもオフシーズンの今が一番じゃわい🤪
さてと。
いつまでもうろちょろしても仕方がない。
そろそろ帰宅の途に就くとしようかのう。
しかし…
素直にはなかなか帰ることのできぬカメじぃなのじゃ。
従ってまだ
つづく
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