車中泊で睡蓮撮影 1日目 | 88歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

88歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

車中泊で睡蓮撮影

1日目

 

無断転用禁止

 

 

撮影日 5月4日

 

 2、3日前に撮影したばかりの睡蓮の池へ今日もまたやって来たわい。

 

 あの時は日帰りじゃったからのう。

 

 今日は車中泊をしてやろうと思っているのじゃよ。

 

 何じゃと? もうちょいと花が増えてから行けばよいのに。

 

 しかしどうせヒマ人じゃ。気に入らなければまた何度でも行けばよいのじゃわい。

 

 朝夕の睡蓮は花弁を閉じてしまうから、花自体は期待できぬがのう。

 

 それより睡蓮の沼が朝夕はどんな表情を見せるのかをこの目で見たいと思って車中泊を決め込んだのじゃわい。

 

 

 

 

 朝夕の撮影が目的じゃから今日は午後も遅くなってやって来た。

 

 午後の日差しが周りの新緑を照らし、水面のリフレクションが映えている。

 

 

 

 

 

 花びらはまだ開いているわい。

 

 日暮れにはまだ間があるからのう。

 

 

 

 

 

西日に光る葉。

 

 

 

 

 

 花びらも逆光でシースルーじゃ。

 

 

 

 

 

 この辺りに藤の花が垂れ下がっているとよいのじゃがのう。

 

 不思議なことにこのエリアの藤の木には花が咲いていないのじゃよ。

 

 

 

 

 

 藤の花があるところには睡蓮の花がない。

 

 あるのは葉っぱばかりじゃわい。

 

 困ったじいさんじゃのう。何ともならぬ愚痴ばかりこぼして…。

 

 

 

 

 

 

 

前回も見かけた野花。

 

名前は知らぬ。被写体になりさえすれば名前なぞ何でもよいのじゃ(負け惜しみ)。

 

 

 

 

 

 カルガモがやって来た。

 

 

 

 

 

 しばらく辺りの様子をうかがっていたが、突然飛び立ったわい。

 

 背景が煩雑で見にくいのう。

 

 

 

 

 

藤の花がもうちょいと下の方に咲いていて沼の水位が上がっていると、あの盛り上がった土くれが隠れるのじゃがのう。

 

またまた同じ愚痴を繰り返しおって!😠

 

ブロ友の万里さんにまた笑われるぞえ。

 

 

 

 

 

この場所に藤が水面近くに垂れ下がっているとベストなのじゃが、あんなに高いところではのう。

 

それに睡蓮の花もひとつしか咲いていないし。

 

まだ愚痴るのかえ、何べん言ったら気が済むのじゃ🤬

 

 

 

 

 

 

日の入りが近づいて、西日がますます強烈に照らす。

 

 

 

 

 

西側には高い木々や竹藪などがあるため日の入りは早い。

 

見る見るうちにお天道様は林の彼方へお隠れになったわい。

 

日没後も木々の間からところどころに名残りの日差しが射し込んでくる。

 

 

 

 

 

睡蓮にも日差しのおこぼれをくだされたわい

 

 

 

 

 

このころになると睡蓮もそろそろお眠の時間になったのう。

 

いつの間にか花弁を閉じてしまったわい。

 

 

 

 

 

もはや沼は宵闇に包まれた。

 

高い木のてっぺんに陽が当たっているだけじゃ。

 

 

 

 

 

 宵闇の中で睡蓮の紅がやけに際立つ。

 

 

 

 

 

 お嬢ちゃんたちはもう一斉にお眠りになったわい。

 

 

 

 

 

 

 

 露出補正をしているが、実際はほとんど暗闇じゃ。

 

 

 

 

 

 

 暗闇に包まれた水面に、林の向こうの街灯の明かりが映っている。

 

 

 

 

 

一瞬、流れ星? と思ったのじゃが飛行機の灯りじゃったわい。

 

この辺りでワシもそろそろ”動くホテル゛へチェックインしようかのう。

 

そして

 

 

& 

 

つづく

 

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