霧の森へ  | 87歳の車中泊奮闘記~風景写真に魅せられて~

87歳の車中泊奮闘記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、車中泊を繰り返しながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                        無断転用禁止








                        

霧の森へ

 

無断転用禁止

 

撮影日 2024年4月22日

 

 

 まだまだ季節外れの画像が続くがご勘弁くだされや。

 

 今日は前回に撮影した例の車両進入禁止の森へまたやって来たのじゃよ。  

 

 あの時はまだミツバツツジが満開とまではいかなかったからのう。

 

 今日はそのリベンジのつもりなのじゃ。

 

 あれからまだ一日しか経っていないのじゃから大して変化はないじゃろうが、このあと数日間は天候が悪いというのじゃよ。

 

 晴れるまで待っていると肝心の花が散ってしまいそうじゃからのう。矢も楯もたまらなくなりとうとう出かけて来てしまったのじゃわい。

 

 しかしワシが通いなれた幹線道路は、撮影ポイントまであと数百メートルというところで通行止めになっているからのう(詳細は5月23日投稿分で)。

 

 今日は最初から別ルートでやって来たのじゃ。

 

やっては来たのじゃが、森への通路は車では通れぬ。

 

これはもう何年も前からじゃ。

 

しかしこちらには管理人がお出でじゃからのう。

 

前回も通してくだされたから今日も頼んでみるか。

 

と思案していたら、ちょうど管理人が外にお出ましになった。

 

しかし先日とは別の管理人なのじゃよ。

 

ちょいと戸惑ったが前回の訳を話すと

 

「それでは通っていいよ」

 

と、これまたあっさりお墨付きをくだされたのじゃわい。

 

何とありがたいことよのう。

 

感謝感激しながら早速、先日と同じように進入禁止の立て看板をフラフラしながら取り除き、勇躍、森の中へ乗り入れて行ったのじゃ。

 

 

 

 

 

 フムフム

 今日は真っ昼間から霧が出ているわい。しめしめ。

 

 花の数も増えているようじゃ。

 

 下の画像は三日前に撮影したものじゃが、今回の方が明らかに賑やかになっているわい。

撮影 4月19日

 

 

 

 

 

 

 降りみ降らずみの霧雨にツツジがしっとり濡れて、なかなかフォトジェニックじゃ。

 

 

 

 

 

晴れるのもよいが、霧が立ち込めると普段では見られぬ雰囲気を醸し出す。

 

 

 

 

 

それに煩雑な背景を隠してくれるしのう。

 

 

 

 

 

林立する木々を背にして緑が映える。

 

 

 

 

 

この辺りも花の数が増えているようじゃ。

 

 

 

 

 

満開のツツジももちろん見ごたえがあるが…

 

 

 

 

 

ぽつりぽつりと咲いているのもわしゃ好きじゃわい。

 

 

 

 

 

森の通路の出口付近に車を停めて、徒歩で出口を出た。

 

 

 

 

 

 雨のせいか、もう散り始めた花弁もあるのう。

 

 予報によると雨はこの後もまだ続くようじゃから早めにやって来てよかったわい。

 

 

 

 

 

 

 

 霧は濃くなったり薄くなったりを繰り返している。

 

 

 

 

 

腰のあたりまで垂れ下がってきている小枝に焦点を当ててみた。

 

 

 

 

 

奥の方には濃い霧が立ち込めているが、ここは急峻な坂でのう。

 

年寄りにはとても登れぬわい。

 

 

 

 

 

 仕方く傾斜の緩やかな下の方でパチリ、パチリじゃ。

 

 

 

 

 

 花が少ない株は枝ぶりがはっきり分かって、これはこれで面白い。

 

 

 

 

 

 霧が立ち込める森の奥へいざなう小道。

 

 こちらの道は車両進入禁止区間ではない。

 

 しかしこの時季、ここから奥はあまり写欲をそそるような被写体がない。行くのはやめじゃ。

 

 

 

 

 

 徐々に辺りが薄暗くなって来たわい。

 

 

 

 

 

 霧で空模様がよくわからぬが、もう日が暮れているのじゃろうのう。

 

 

 

 

 

そろそろ「動くホテル」へチェックインの時間になったようじゃ。

 

早速ホテルへ戻ってコンビニ特製の豪華ディナーにありつくとしようかのう。

 

&  

ダウン

 

 

つづく

 

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