前回のつづき
あてどもなく
最終編
無断転用禁止
久々のダム湖で一夜を明かして帰る道すがら―。
性懲りもなくまた昨日の高原に「途中下車」したのじゃよ。
夕べはちょいとばかり雪が降ったからのう。
標高の高い高原ならもっと降雪量も多いのではと思ったのじゃよ。
それにこの高原は帰り道で通る場所じゃからイヤでも立ち寄ってしまうのじゃ(またも言い訳)。
さてさて、昨年暮れからず~~~っと待ち望んでいた銀世界にやっとお目にかかれるかと、胸を躍らせて来てみると…。
予想は大外れじゃ。
標高が高い分、降雪量も多いと思ったのじゃが、先ほどのダム湖(前回)と大して変わりがないのう。
高原一帯がすべて白一色で覆われた銀世界が見られるやもしれぬと、想像たくましくして来てみたのじゃが、大間違いじゃったわい。
霧氷などもまるでついていないしのう。
昨日とは別の池にも来てみたのじゃが、どうということもない光景ばかりじゃ。
水草の雪帽子。
露出した小枝が白いのう。
霜?
池面を漂う折れた小枝。
時折の微風で池面が白く波立つ。
波の白は岸辺の雪のリフレクションじゃ。
何の面白味もない光景ばかりじゃのう。
池を後にして車に戻って行く途中で突風が雪煙を舞い上げた。
標高が高いせいでこんな時間でも結構冷えているのじゃが、それにしては冴えぬ光景ばかりじゃわい。
こうなったらもうやけくそじゃ。
昨日も立ち寄った蓮と睡蓮の池にもう一度行ってやるぞえ。
ま、まだ諦めぬのかえ。
まったく度し難いカメじいじゃ。
昨日から年甲斐もなくあっちへ行ったりこっちへ行ったりで疲れ果てているというのにのう。
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おや…。蓮池へ行く途中の道路沿いは先ほどの高原より積雪量が多いぞえ。
道路沿いの渓流の岩に積もった雪が川面に白い影を落とす。
飛沫を上げながら流れ落ちる渓流。
ここがかなりの積雪じゃから、もしやするとあの蓮池でも面白い冬景色が見られるかもしれぬわい。
むふふふ😁
ところが…
しばらく行くと雪景色どころか色づき始めた小枝も現れて、なんとなく春の気配が感じられるようになって来たのじゃ。
こりゃイヤな予感がするわい。
着いてみると…
やっぱり雪も氷もまるで見当たらぬ風景が広がっているばかりじゃった。
これでは昨日とまるで同じではないかえ。
「・・・・・」😖
昨日からあちらこちらを血まなこ(?)になってエモノを捜し求めたというのに、とうとう手ごたえのある画像は一枚も撮れなかったわい。
いくら何でももう為す術はないぞえ。
尻尾を巻いて退散じゃ退散じゃ~。
このシリーズの撮影日・3月8~9日
おしまい
無断転用禁止





















