あてどもなくⅡ | 88歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

88歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

む前回のつづき

 

あてどもなくⅡ

 

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  氷結した池の様子でも撮ってやろうと、ワシの住処から1時間半ばかりの高原へ出かけたのじゃが、何のエモノ(被写体)も見つからなかったわい。(前回)

 

 このまま帰ってしまうのもシャクじゃから次のエモノを求めて、高原から30分ほどの蓮池へやって来たのじゃ。

 

 また枯蓮かえ😩

 

 と、お𠮟りをこうむりそうじゃが、仕方がないのじゃ。何もほかに撮るものがないのじゃよ。どうかご勘弁くだされ。

 

 

 

 こんな所なのじゃがのう。

 この池は大部分が蓮で埋め尽くされているのじゃが、一部には睡蓮も咲くのじゃよ。

 

 画面上に蓮、下には睡蓮。

 

 

 

 

睡蓮は新しい葉っぱが芽吹いているのじゃが…

 

 

 

 

蓮はまだ昨年越しの後期高齢者で大賑わいじゃ。

 

 

 

 

ここの睡蓮はちょいと小ぶりでかわいらしい花が咲くぞえ。

 

 

 

 

 

 今日はなかなか良い天気じゃわい。

 

 

 

 

お天道様もお元気そうじゃ。

 

 

 

 

煌めく池面。

 

 

 

 

TVのお天気ねえさんが今日は雪が降るかも、などと宣っていたが、そんな気配はなさそうじゃわい。

 

 

 

 

などとつぶやいていたら…

 

 

 

 

 いきなり雪じゃ。

 

 

 

 

 こりゃ積もるかもしれぬぞえ。

 

…などとほくそ笑んでいたら

 

 

 

なんと、ぴたりとやんでしまったわい。

 

お天道様もニコニ顔じゃ。

 

 

 

 

仕方がないわい。

 

 

 

 

 気を取り直して、また睡蓮でも撮っておこうか。

 

 

 

 

 などと、ファインダー越しに睡蓮ばかり覗いていたら…

 

 

 

 

 何と、また雪じゃ。

 

 

 

 

 しかしそれもつかの間…

 

 

 

 

 あっという間もなくまたお天道様のお出ましじゃ。

 

 

 

 

 青空の下で芽生えたばかりの葉っぱが青春を謳歌してござる。

 

 

 

 

 そよ風までが池面を撫でて行く。春風かのう。

 

 さっきまでのあの雪は何だったのじゃ。

 

 

 

 

なんだか天候に翻弄されたひと時じゃったわい。

 

雪帽子の枯蓮が見たかったのにのう。

 

ここはもうネタ切れじゃ。

 

しかしこのままでは物足りぬわい。 

 

 モノになりそうな写真は一枚も撮っていないからのう。

 

 

 

まてよ🤔

 

 

 

 そうじゃ。ここから1時間ばかり先にダム湖がある。

 

 久々に行ってみるか?

 

 よせばいいのにのう。

 

腰痛持ちの半ボケ老人が行ったところでくたびれ儲けになるばかりじゃというのに。お前はアホか。

 

そうじゃ。アホじゃ🤪

 

アホで結構。それでは出発するぞえ~。

 

つづく

 

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