昇陽のダム湖 Ⅱ | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

昇陽のダム湖 Ⅱ

 

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撮影 2024.02.14

 

 

 今朝は未明から行きつけのダム湖の岸辺に佇んで日の出を待っているのじゃ。

 

 日の出の位置は冬から夏に向けて日毎に右(南寄り)から左(北寄り)へ移動して行く

 

 

 

                  

 アップアップ 一ヶ月前に撮影した時は右の山の中腹からお天道様がお出ましになったのじゃから、2月中旬の今ごろになれば谷間の真ん中辺りへ移動されるはずじゃ。

 

 そこを狙って撮影するのが今日の目的なのじゃわい。

 

 

 

そして今、やっとワシの予想通りの位置からニコニコ顔のお天道さまがお出ましになったというわけじゃ(前回まで)。

 

 日の出の途端、湖面は紅色に染まり…

 

 

 

 

 冬枯れの木や枯草までもうっすら紅色に染められた。

 

 

 

 

 

 湖面の紅が徐々に広がって行く。

 

 

 

 

♬夜と朝の間に…。昔々こんな歌があったわい。

(相変わらず古いのう)

 

 

 

 

 

 

 水鳥たちもそろそろ活動開始じゃ。

 

 

 

 

朝の光を受けてさざ波が揺蕩う。

 

 

 

 

 

 煌めく湖面。

 

 

 

 

 中州にもお天道様のお恵みが。

 

 

 

 

 日の出直後はリフレクションも華やかじゃのう。

 

 

 

 

 お天道様の上昇につれて、辺りは次第に日常の色合いを取り戻してきた。

 

 

 

 

 こうなるともうここにいても仕方がない。わしの帰宅の時間が来たようじゃ。

 

 

 

 

 …などとつぶやきながら帰途に就いたのじゃがのう。

 

 その途中で対岸を通りかかると、つい車を停めずにいられなくなってしまうのじゃよ。

 

 まったく未練がましいことじゃが、対岸の空き地に車を乗り入れるやいなや、またもやカメラを取り出したのじゃわい。

 

 

 こちらから先ほどの撮影ポイントの方向を眺めると、流木があんなところに流れ着いている。

 

 

 

 

 水鳥も朝光を浴びて鮮やかじゃ。


 

 

                 

 向こう岸からも見えた中州。

 

 

 

 

さ~て。もうこれ以上撮るものなぞ何もないぞえ。

 

今度こそお帰りじゃわい。

 

  …とふたたび車に乗り込もうとした途端、傍らに山茶花?椿?が咲いているを見かけ、またもやカメラを構えてしまったのじゃよ。

 

 

  「私も忘れないで撮ってね」という山茶花(椿?)の声が聞こえてくるから仕方がないのじゃ🤪

 

 

 

 

朝光にきらめく椿(山茶花?)。

 

 

 

 

 あっちへヨロヨロ、こっちへヨタヨタ…。

 

 

 

 

 

いくら何でもこの辺りで見切りをつけぬと、もう老体がもたぬぞえ。

 

後期高齢年代真っ只中の老人が朝食も忘れて未練がましくウロウロするなぞ、アホ以外の何ものでもないわい🤣

  

 

 

 それでは皆の衆、またのお目めもじを楽しみに。

 

バイバイバイバイバイバイバイバイ

 

 

おしまい

 

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