昇陽のダム湖 Ⅰ
無断転用禁止
撮影 2024.02.14
あっちで振られこっちで振られ(前回、前々回)、もう行き場がなくなってしまったわしゃあ、今日は仕方なくいつものダム湖へやって来たのじゃ。
今朝の6時ごろの気温は0℃。
1ヶ月前に来たときはー7℃じゃたから今朝はその時よりマシじゃわい。
ここへ来ると最初の一枚はいつも同じこの光景。
周囲はまだ真っ暗闇じゃからここを撮るしか仕方がないのじゃよ。
今日は正面のあの谷間の真ん中からの日の出を狙っているのじゃわい。
(2024.01.14撮影)
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前回に来た時は右の山の中腹からお出ましじゃった。
日の出の位置は夏に向けて徐々に左(北)側へ移動して行くからのう。
あれからちょうど1ヶ月経ったのじゃから、そろそろ谷間のど真ん中からお顔を出されるころじゃろうて。
正面奥の山は標高2000m以上あるからのう。ここの実際の日の出時刻は公式時刻より遅くなる。
それまでじっと我慢するより仕方がないわい。
静寂を破って魚が跳ねた。
…というか、撮れたのは跳ねた後の波紋だけ😩
徐々に辺りが明るくなってきた。
山蔭の辺りもちょいとだけ明るくなって何とか認識できるようになってきたわい。
毛嵐らしきものがうっすらと立ち昇っているようじゃ。
もうちょいと盛大に湧いてくれるとよいのじゃが。
空や湖面の紅も徐々にオレンジ色へと変わってきた。
毛嵐も徐々ににぎやかになってきたようじゃのう。
暁の大飛行。
飛行機雲が湖面を泳ぐ。
いつの間にか毛嵐は消滅してしまっているわい。残念じゃ。
毛嵐に代わって何やら浮遊物が流れ込んできたのう。
やれやれ。お天道様がやっとお顔を見せて下されたぞえ。
予想に違わずあの谷間からお出ましになったのう。
先ずは今日の目的は達成じゃ。
それではこんなところで帰るとするか。
いやいや。
そんなことをこのワシが出来るはずはないわえ。
普段は朝寝坊が得意のワシがこの日のために眠い目をこすりこすり未明からやって来たのじゃ。
こうなったらお天道様が天空の彼方へお昇りになってしまうまで、とことん粘ってやろうわい。
…ということで、この後の光景は次回に回させていただきますからのう。
変わり映えのせぬ画像ばかり長々とお見せしても見飽きてしまうのが関の山じゃわい。
つづく
無断転用禁止




















