窓から覗いた冬 その3 | 87歳の車中泊奮闘記~風景写真に魅せられて~

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風景写真に魅せられた後期高齢者が、車中泊を繰り返しながら撮影を楽しむ様子です。
                       
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前回のつづき

 

窓から覗いた冬

 

その3

 

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 春の便りも聞こえるこのごろじゃというのに、わしゃ未だになどと騒いでいるのじゃよ。

 

 先日、関東地方が大雪で大騒ぎしている時でもワシの近辺では雪のユの字も降らなかったからのう。

 

 お陰でネタ切れになってしまい、とうとう自宅の庭までブログネタにせざるを得なくなってしまったのじゃ。

 

 しかしそれも今回で終わりじゃから、もうちょいとだけがまんしてご覧になってくだされや。

 

 

 さて、1月も早や下旬に突入したある朝じゃ。

 この日はどうということもない朝だったのじゃが、朝光に照らされて南天の葉が輝いていたので思わずカメラを向けたというだけの話じゃ。

 

 

 

 

 ついでにもう一枚。残り少なくなった山茶花もパチリ。

 

 

 

 

 

 そして1月ももう最終日となった朝。

 夕べは冷え込んだと思ったら霜が降りていたわい。

 

 

 

 

 白い縁取りの葉っぱ。

 

 

 

 

 南天の実も薄化粧じゃ。

 

 

 

 こちらはまだら化粧の葉っぱ。

 

 

 

 

 モクレンも逆光で縁取られた。

 

 

 

 

 久しぶりに見るガラス窓の霜。

 

 

 

 

 ガラス窓と言っても庭に置きっ放しの車の窓じゃ。

 

 

 

 

 昔は自宅の窓ガラスにも霜がよくついたものじゃが、近ごろはとんと見なくなってしまったわい。これも温暖化が原因かのう。

 

 横のラインはリアガラスの熱線。

 

 

 

 

テールランプの霜。

 

 

 

 

 

 バックランプにも。

 

 バックランプにこんな亀甲模様がついているとは気がつかなかったわい。

 

 光を拡散するためについているのかのう。

 

 

 

 

 時間が経つにつれてモクレンにも全体に光が回った。

 

 

 

 

 

 わしゃ今年になってからまだ一度も車中泊をしていないのじゃよ。

 

 雪が降らぬせいもあるのじゃが、近年はやたらと通行止めや進入禁止の場所が多くなってのう。

 

 それに加えて冬でも熊が出没するなどというニュースが頻繁に流れると、撮影したい場所がもうなくなってしまったのじゃわい。

 

 当分、事態が好転するまで様子見となるかもしれぬのう。

 

 いいや。そんな悲観的なことを言っている場合ではないぞえ。

 

 何しろワシに残された時間はもう多くはないのじゃからのう。

 

 あの世へ行ってから後悔しても始まらぬ。何とか動ける今のうちにがむしゃらに撮りまくってやろうわい。

 

 

 

 ところで前回にいただいたコメントの中で、北原白秋作詞の唱歌「ペチカ」に想いを馳せたブロ友さんがおられてのう。

 

 わしもこの歌を久しぶりに聴いてみたのじゃ。

 

 懐かしかったから下に貼り付けておきますわい。

 

 ワシのつまらぬブログの口直しに、皆の衆もこの歌でも聴いて癒されてくだされやダウンダウン

 

 

 

 

 

おしまい

 

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