前回のつづき
幾何学模様の枯蓮
無断転用禁止
琵琶湖周遊(と言ってもほとんど北側)の旅も終わりに近づいた。
しかし今回は全般的にあまり天候に恵まれなかったわい。
今日もどんより曇り空で今にも雨が降り出しそうじゃ。
いっそ雪でも降ってくれればいいのにのう😜
残念なことに、本気モードの雪景色が撮れぬうちに冬は終わってしまったわい。
さて、旅の終わりはいつもの定位置じゃ。
今までにも幾度となく登場した、湖上にハスが繁茂している撮影地じゃよ。
今日も相変わらず空一面を雲が覆い尽し、陰鬱な風景が広がっている。
枯蓮もこの時期はほとんど茎が残っているだけじゃ。
しかしこの折れ曲がった茎が湖面に映り、実像と合わせて、ちょいとばかり面白い幾何学模様を作っているわい。
空と湖の区別がつかぬほどのどんよりした光景が広がる中で、浮島と枯蓮が目立つ。
モノクロの世界も面白いものじゃのう。
奥には行儀よく整列した枯蓮、手前は勝手気ままなやんちゃな枯蓮が。
わずかじゃがまだ葉っぱが残ってるハスもある。
昨年のハスはなぜか真ん中に水路のようなものが出来ていたのう。
今夏はさてどんな姿を見せてくれることやら。
魞(えり)の手前にも行儀のよろしい枯蓮が並ぶ。
※魞(えり):魚を捕獲するための仕掛け。琵琶湖の各所で見られる。
湖の真ん中に鎮座する竹生島も今日は霞んでしまっている。
これはまた相当やんちゃな枯蓮たちじゃのう。
代り映えのしない画像ばかりじゃがお許しくだされ。
水鳥たちもねぐらへお帰りのようじゃのう。
ちょいとばかり場所を移動してみたわい。
同じ風景ばかりではつまらぬからのう。
この場所は昔から夕日の名所でのう。
お天道様が沈むころになると、重いカメラや三脚を持ったマニアの衆が大勢集まってきたものじゃった。
しかしこのごろは昔ほどの盛況ではないようじゃ。
カメラ雑誌にもあまり載っていないようじゃし。
有名な撮影地になってしまうと、コンテストに入選するのはなかなか難しいからのう。
それに加えて、何年か前に台風が襲って、せっかくの浮島の一部が倒壊してしまったのじゃよ。
それもこの地がマニアから見放されてしまった原因かもしれぬわい。
さて、こんな曇り空では夕日なぞ望めぬからのう。今日は早めに‟動くホテル”へチェックインじゃ。
年寄りの夜間運転は避けて明日の朝に帰ることにしたいからのう。
いつもの定宿でゆっくり眠ることにするわい。
今回の琵琶湖はあまり実りがなかったが、春めく前の光景は撮れたし、第一、暇つぶしになったことが何よりの収穫じゃったわい。
長々とお付き合いしてくだされ、感謝申し上げますぞえ。
またのお目もじまで![]()
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おしまい
無断転用禁止






















