曇り空の朝 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

曇り空の朝

 

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琵琶湖西岸で車中泊した翌未明―。

 

目ざめてまず気になるのは空模様じゃ。

 

 

こりゃ何じゃ!

 

昨日の夕方は晴れていたのに今朝はこのザマじゃわい😫

 

山際だけちょいと明るいが、あとは一面どんより曇り空が広がっている。

 

 

 

 

 これでは壮大な朝焼けなぞ望めそうもないわい。

 

 

 

 

 北側はまだ薄暗い。

 

 

 

 

  山際の空がちょいとばかり紅くなってきたわい。

 

 

 

 

それにしても沖に見える標識灯(?)が邪魔じゃのう。

(相変わらず勝手なわがままを言いくさって😠

 

 

 

 

 女性が二人、夜明け前の絶景の中でコーヒーを楽しんでござる。

 

 優雅じゃのう。

 

 

 

 

湖面が染まっては来たのじゃが…

 

 

 

 

本格的な朝焼けには程遠いわい。

 

 

 

 

 日の出時刻を過ぎたのじゃが、お天道様は一向にお出ましにならぬわい。

 

 

 

 

 あちらこちらでボートが通り始めた。

 

 

 

 

 静寂の湖上にエンジン音が鳴り響く。

 

 

 

 

 波を蹴立ててまっしぐらじゃ。

 

 湖面が朝焼けに染まっていればさぞかし見事な波模様が見られるじゃろうが残念じゃわい。

 

 

 

 

 一方、釣り人のボートは微動だにしない。

 

 

 

 

 特別編・白鳥バトル

  

 白鳥のつがいが仲良く散策していると… 

 

 

 そこへ反対方向から別の群れがやって来た。

 

 

 

 双方にらみ合い。

 

 

 すると! 数の多い群れの方がしり込みしだしたわい。

 

 

 

 何じゃ。逃げ出したぞえ。

 

 

 と思ったら、また体勢を整えて…

 

 

 

 けたたましい鳴き声をあげながら、つがいの方を目掛けてまっしぐら。

 

 

 ところが何と、つがいの白鳥を無視して通り過ぎて行くではないかえ。

 

 

 行ってしまったわい。

 つがいの白鳥は拍子抜けしたように見送っている。

 

 

 

 何じゃい。弱虫メが…。

 

 

 と思ったら、今度は低空飛行しながら引き返してきた。

 そのままつがいの目の前を通り過ぎて行くぞえ。

 

 

 

 あっけに取られて見送るつがい。

 

 

 やれやれ。これでまた平和が戻ってきたわい。

 

 …ということにならぬかのう、ウクライナ侵攻も…。

 

           おしまい

 

 

 

 

 さてこちらは変わって、琵琶湖ではおなじみの魞(エリ)の前でのんびり釣りをしている二人組。

 

※魞(えり):魚を捕獲するための仕掛け。琵琶湖では各所で見られる。

 

 

 

 

 

 わざわざ冷たい湖の中に浸かって楽しんでいる釣り人もござるわい。

 

 

 

 

 こちらでも。

 

 こんなに寒い中で大変じゃのう。

 

 なに? お前もじゃと?

 

 確かに😆

 

 

 

 

 天気は相変わらずどんより曇り空。

 

 琵琶湖の象徴的な魞と竹生島を撮影したところでそろそろ切り上げるとするかのう。

 

 このあとはこれも毎度お馴染みの湖東の枯蓮の様子を見に行くつもりじゃ。

 

つづく

 

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