紅葉の林の顛末記 その1
前回の高原では紅葉の見ごろを逃してしまったからのう。
せめて一年に一度ぐらいは最盛期の紅葉を撮影しないと欲求不満になってしまいそうじゃわい。
そこで今度はここへやって来たぞえ。
長野県・開田高原―。
この数年来、この時期になると決まったようにやってくるのじゃ。
ここには白樺林の中に数本のモミジの木が立っていてのう。
最盛期には見事な色合いを見せてくれるのじゃよ。
きれいなのは木の枝の葉っぱばかりではないぞえ。
その木々の下に散り敷いた落葉がまたきれいでのう。
特に朝日が林の中に射し込むと、汚れた落葉でも生き返ったような色合いを見せてくれるのじゃ。
しかし今日はお天気が怪しいのじゃよ。出来ることなら快晴の時に来たかったのじゃが、このところ晴れるのだか曇りなのか見当がつかないような天気が続ていてのう。
予報会社のサイトもまちまちで、☀の予報もあれば☁のサイトもあり、そうかと思えば⛅のサイトもあるという具合なのじゃ。
わしゃ一体どうしたらよいのじゃ😆
しかし予報ばかり気にして、いつまでも快晴を待っていたのでは紅葉の見ごろを撮り逃してしまうからのう。思い切って出かけたのじゃよ。
こうなったら出たとこ勝負じゃわい。
さて、高原へさしかかると先ずこの看板が出迎えてくれる。
うっすらと山霧が湧いていい雰囲気じゃ。
天気が悪くてもいいから、いっそ林の中に霧でも立ち込めてくれるといいのじゃがのう。
中途半端な天気がいちばん困るのじゃ。
目的地へ行く前に、とりあえず辺りを一回りしてみるわい。
紅葉の最盛期はどうも過ぎたようじゃの。
さては遅かったか・・・😫
開田高原の象徴的な存在でもあるコナラの一本木の様子を見にやって来た。
紅葉の最盛期はもう終わってしまったようじゃのう。
その下の真っ赤なヤツはブルーベリーじゃ。
晴れていれば真正面には霊峰御嶽山がド~ンと鎮座ましましているのじゃが、今日は曇りで霧じゃ。
何にも見えぬわい。
さて、ざっと一巡したところで、お目当ての林へやって来た。
林の入り口でいきなり、こんな薄気味悪いモノに出会ったぞえ。
これは以前にも見たことがある植物じゃ。確かサルオガセとか言ったわい。
薄暗い中で、急に目の前にこんなものがぶら下がっていたら気味が悪いじゃろうのう。
ヨタヨタと林の中に入って行くと・・・
見えてきた、見えてきたぞえ。
フムフム。なかなかいい色合いじゃわい。
ちょうどいい具合に落葉も散っていて・・・。
明日の朝にはここに光が射し込んでくれば、色あせた落葉が元のきれいな色あいを取り戻すという寸法じゃ。
あの遠くの霧がこの林の中に入り込んでくれぬかのう。
晴れとは違った趣が出ることじゃろうて。
今日のところは光りもなければ霧もない。
そろそろ明日に備えて引き揚げじゃ。
明日はどんな天候が待っているじゃろうのう。
それでは「移動式ホテル」へ帰って、前祝いに🍺で景気づけと行くかのう。
撮影 11月9日
つづく
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