冬枯れの西の湖 2日目
滋賀県・西の湖畔で車中泊した翌未明ー。
目覚めると午前5時50分じゃ。気温が高いのう。
平地じゃから仕方がないわい。
それにしてもちょいと晴れ過ぎじゃ。これじゃあ面白味がないのう。
☝(どうにもならぬことばかり勝手にほざきおって!)![]()
夜明け前の静かな湖面じゃ。
…と、そこへ静寂を破って一隻の漁船らしき船が通りかかったのじゃ。
すると、今まで静かだった水面が俄かに波立ってきた。
ほほう!
いいぞえ、いいぞえ!
こんな光景は初めてじゃ。
文字通り紅のウエーブじゃ。
こりゃ思わぬ儲けものじゃったわい。
数分後にはまた元の静寂な湖に。
一息ついて周りを見渡すと湖の一部は薄氷が張っている。
昨日撮った葦の束にも霜が降りているわい。
同じ被写体でも、昨日の日暮れ時と今朝とでは雰囲気が変わるのう。
あの廃船の周りも霜でいっぱいじゃ。湖も氷が張っているようじゃ。
やっとお天道様のお出ましじゃわい。
薄雲でも出ていると、こんなにまぶしくならぬのじゃがのう。
薄雲がないときの日の出後はすぐ日常的な光景に戻ってしまう。
お天道様も大分高くなったわい。そろそろ引き揚げるとするか。
意図した雪景色は見られなかったが思わぬ収穫もあったわい。こういうことがあるからこの道楽もなかなかやめれぬのじゃ。
それでは帰りがけに、昨日の沼へ立ち寄ってから帰途に就くとするかのう。一先ずオサラバじゃ![]()
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