思い出写真 その4
毛嵐湧く自然湖
無断転用禁止
梅雨はなかなか終わる気配がないのう。それどころか九州では大災害じゃ。
天気予報を見ても☀マークは一向に見当たらぬ。
仕方がない。またまた「思い出写真」でウサを晴らすとするか。
さて、長野県王滝村には自然湖という湖がある。
風景写真マニアなら知らぬ者はいないというぐらい有名な湖じゃのう。
下の画像がその自然湖じゃわい。![]()
湖の中に枯木が林立しているのがフォトジェニックだというのでカメラマニアが全国から押し寄せるのじゃよ。
しかしこの湖の起源は意外に新しい。
昭和59年(1984年)、長野県西部地震が発生し、この地域を流れる王滝川が土砂崩れでふさがれしまってのう。
その結果、川の水の行き場がなくなって溜まってしまい、この湖が出来たというわけじゃ。
その時に水没した樹林が今も湖の中の立ち枯れ木となって残り、今ではカメラマニアのメッカとなっているのじゃが、犠牲者も出ているからのう。ちょっぴり悲しい歴史があるのじゃよ。
ワシもも一時は足繁くここへ通ったものじゃが、ここのところ数年間はとんとご無沙汰しているのじゃ。
というのは、マニアの間でこの湖がにわかに有名になるにつれて、ここをモチーフにした作品がカメラ雑誌に頻繁に載るようになってのう。
となると、そのあとからいくら必死になって撮影しても所詮は二番煎じの感が否めない。
そう思ってからは何となくここへ通う回数が減ってしまったのじゃ。
しかし久しぶりに自然湖の古い写真を見ていたら、2013年に撮影した写真の中に毛嵐が湧き上がる画像を見かけたからのう。今日はその時の画像を暇に任せて投稿してみることにしましたわい。
日の出前の暁暗の湖。
ちょいとずつ明るくなってきたわい。
山の斜面に陽が差し込んできた。
山腹の彩りが湖面に映える。
ムムム…
気嵐じゃ!
今朝は冷え込んだためか、水蒸気が湖面から湯気のように湧き上がって来たわい。
すると突然・・・
山あいから一条の光が湖になだれ込んだ!
朝の光と毛嵐の競演じゃわい。
お天道様の上昇とともに光が徐々に湖面に広がってきた。
お天道様のお恵みで毛嵐が黄金色に輝いているわい。
この辺りが今朝のクライマックスかのう。
風のが湖面を吹き渡り毛嵐が波立つ。
やがて・・・
お日様の上昇とともに毛嵐も消滅し、林立する枯木だけが湖の中で光り輝いていた。
毛嵐の画像はカメラ雑誌などで時々お目に掛かるのじゃが、自分のカメラで一度は写して見たかった光景じゃったわい。
ところで・・・
こんな古い写真で憂さ晴らしするのもたまにはよいかも知れぬが、それよりもわしは一刻も早く撮影に行きたいのじゃ![]()
☀マークを一日千秋の想いで待ち焦がれている今日このごろじゃわい![]()
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