雪を求めて | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

  今年はちっとも雪にお目に掛からんのう。

 

 冬に雪がないと、どうにも撮影意欲が萎えるんじゃよ。

 

 そりゃあ余程の北国にでも行けばあるんじゃろうけどのう。

 

 そんな豪雪地帯へ行くのは、年寄りには無理というもんじゃ。

 

 

 

 今朝、長野県・開田高原のブログを見ていたら、「雪が舞ってます」と書いてあった。

 

 それじゃあ行ってみるか。

 

 行くのはいいけどのう。

 

 何を撮ったらいいのかのう。

 

 撮りたいものが頭に浮かばないんじゃよ。

 

 こうなったらもう行き当たりばったりじゃ。

 

 目にしたものを何でも撮ればいいんじゃ。

 

 半ばやけくそで出かけたぞえ。

 

 

 以前にも述べたように、長野県開田高原は、例えば志賀高原や霧ヶ峰高原のようないわゆるリゾート地ではないんじゃ。

 

 民家や田んぼ、学校、役場などが点在する普通の集落なんじゃからのう。

 

 

 

 さて、それでは出かけるとするか。

 

 ふむふむ。

 

 幹線道路から逸れて高原への道路を登ってゆくと、道際に雪が目につくようになった来た。

 

                登るにつれて、山にもちょっぴり積雪が・・・。

 

                 やっと到着したぞえ。

 着くには着いたが、辺り一面の銀世界というわけにはまいらんのう。

 

 

                  時々粉雪が降っては止み、止んでは降り・・・。

 

 

 

 この高原を訪れる人のほとんどが、一度は立ち寄るというシンボル的な存在のコナラの一本木じゃ。

 晴れた日には正面に御岳山が見えるのじゃが、今は降雪で霊峰御岳もお隠れになっているわい。

 

 

 

 粉雪が強風で舞い散る。あまりの勢いでカメラにも写らないほどじゃ。

 

 

 

 

 

                    舞い散る雪が逆光に映える。

 

 

 

                  雪が降ったり、日が照ったりおかしな天気じゃ。
 

                        ぼつぼつ陽も暮れてきたわい。

 

 

 

                                         午後5時で零下2度か。

 

 深夜になってもう少し冷え込んでくれるとありがたいんじゃがのう。

 

 そうすりゃ明日は霧氷が出来るかもしれんぞえ。

 

 それを期待して今夜のところは早めに寝るとするか。

 

 その前にまずFFヒーターで車内を温かくしてと。

                                      FFヒーター

 

               このあとは熱燗で晩酌じゃ日本酒右矢印zzzzzzzzz

 

                                                 つづく