開田高原冬模様 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

  せっかく車中泊までしたのじゃが、正直言ってここは朝の撮影に向いた場所があんまりないんじゃよ。

 

 何しろ周りは高い山に囲まれてしまっているからのう。

 

 太陽が顔を出したころには空の色合いも悪くなって、ドラマチックな光景にはならないんじゃよ。

 

 そりゃ西を向けば、木曽御岳のモルゲンロートが撮影できるのじゃがのう。

 

 そんな写真は、先刻、無数のカメラマンが撮りまくっているからのう。

 

 いまさらワシが撮ってもそれを凌駕するような作品は生まれるはずはないというわけじゃ。

 

 

 だが、ここまで来たからには何か撮って帰らなければ、何をしに来たのか分かったもんじゃない。

 

 

 

 

 いつものように朝は5時半に起床じゃ。

 気温は零下9度を示しているのう。

 

 ひょっとすると霧氷が出来ているかもしれないぞえ。

 

 外を覗いてみたが、霧氷のムの字もないわい。

 

 残念じゃのう。

 

 

 

 

  面白い雲が出るには出ているのう。

 

 あれがもう少し染まってくれればいいのじゃが。

 

 ただ地上には面白いブツが何もないんじゃよ。

 

 いくら素晴らしい朝焼けでも、空ばかりじゃあ作品にはならないわい。

 

 

 

 

 赤くはなったが、そのころには雲の形も崩れてきてしまった。

 

 

 

 

 ふと振り向いて西を見たら、御岳山の上にも面白い雲が・・・。

 

 こりゃハナから西向きで待機すればよかったかのう。今さら遅いけどのう。

 

 

 近くの山にも陽が差してきたわい。

 

 

 朝日を浴びてススキが輝く。

 

 

 池も結氷しているのう。

 

 池のスイレンも秋の名残を留めたまま閉じ込められているわい。

 

 

 

 

 この地域には忘れな草があちこちに見られる。

 

 いまは雪に埋もれているけどのう。

 

 6月ごろになると可憐な花を咲かせるぞえ。

 

 

 

 

 

 

 小川にはつららが・・・。

 

 

  水しぶきも凍り付いているわい。

 

 

 

 凍ったしぶきの手前を水がしたたり落ちる。

 

 スローシャッターを切ると、垂水が白い棒のように見えるのう。

 

 

 

 

 

 

 

  ぼつぼつ帰るとするか。

 

  帰りがけに、開田高原の定番写真と言うべき、御岳とコナラの一本木を記念に撮っておサラバじゃ。

 

 今朝は晴れて御岳山がよく見えるのう。  バイバイバイバイバイバイバイバイ