霧ヶ峰のレンゲツツジ | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

 ご無沙汰してしまったのう。

 

 わしゃあ、まだまだクタバッてはいないから安心しておくれ。

 

 

 ところで今回は久しぶりの霧ヶ峰じゃ。

 

 この辺りの高原は6月になるとレンゲツツジが咲くからのう。

 

 7月にはニッコウキスゲが咲くのじゃが、近ごろは鹿が食い荒らすために電柵が張り巡らしてあるのじゃ。

 風景写真派としては、この電柵が気になって面白くないのじゃよ。

 

 その点、レンゲツツジには毒があるらしくて、鹿は見向きもしないから安心じゃ。

 

 

 到着してみると… 

 

 やはり咲いているわい。

 じゃが例年に比べると花の付きが少々寂しいわい。

 

 まだ早いのかのう。

 

 それにこの強風じゃ。

 吹き流しが真横にたなびいているぞえ。

 

 花の撮影に風は禁物じゃからのう。ブレブレの写真になってしまうわい。

 レンゲツツジ越しに白樺湖が見えるわい。

 

 富士山なんぞ撮っても仕方がないと思いながらも、見るとついつい撮ってしまう不思議な山じゃ。

 

 湿原のレンゲツツジと池塘。

 

 

 午後の光を真正面から受けて、白樺の白と緑が映える。

 

 実は以前から気になるレンゲツツジがあってのう。

 これがその株なんじゃが、これを朝焼けか夕焼けをバックに撮影してみたいとずーっと思っていたんじゃよ。

 だが満開にはちょっとばかり早いようじゃし、今日は不安定な天候じゃから、期待はできんかのう。

 

 案の定、夕方になるに従い、真黒な雲が・・・

 

 これじゃあ、今日の成果はゼロじゃ。

 

 明日に期待するしか仕方がないわい。

 今日のところはあきらめて寝るとしようか。

 

 高原の夜は寒い。ただいま気温は8度じゃ。

 まだまだFFヒーターのお世話にならなきゃならぬわい。

 それではzzzzzzzzz                                                             

 

                      つづく