蘇州で初詣 霊岩山編 | 駱駝の蘇州便利手帳

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江蘇省蘇州市周辺に特化した情報をお伝えしてます。
オシャレやグルメは載せてませんw 情報の過信☆厳禁!!

    新年好!

泉屋


~からのぉ、二度目の起床が・・・・・10時30分 ┐(´∀`)┌


40歳過ぎて、

未だ娘と同じぐらい、昼寝が重要らしいw


もっと寝てたいところだけど(^^;)

お天気が良く、陽気も絶好な感じなので。



新区から西の山のテッペンにあるぅ~



■過去記事→ 木涜の霊巌山寺のある灵岩山 (2013/7/17)


に初詣に行く事に(^-^)




ここは、留园のソバの西园と並ぶ

「蘇州の2大・初詣会場」なんですが・・・・・。


公安の警備重要拠点になってるので

果たして、どんなもんデショねぇ?




新区から、69路で「木渎严家花园」へ向かうが

座れない&ぜんぜん進まない・・・・な大賑わいで( ▽|||)
初詣


結局、バス停のだいぶ手前で降ろして貰えたので

徒歩で山門へ向かう。




霊岩山や木渎古鎮周辺には

沢山のバス停があり、路線もメッチャ本数が多いです。

※詳細は、下記交通指南でご確認下さい

・木渎严家花园(灵岩山)

・木渎严家花园

・灵岩山首末站

・灵岩山首末站(②)

・灵岩山


とりあえず・・・・人混みをかき分けて山門を目指します。
初詣


子連れだし、近道しようと思って20元門へ行くと

元旦は、参拝客の出口専用になってて

入れませんでしたーΣ( ̄ロ ̄lll)
初詣


ちぇっ、有料エリアの古典庭園を見損ねた(><)
山寺



どうやら無料門まで、回り込むしかありません。
(おまわりさんも、そう言ってます~)



参道はお線香や
初詣


ご先祖様に送金するためのお札
初詣


30cm以下なら、お線香もロウソクも、2元~5元くらい。
初詣


中国の観光地では、目的地に近いほど

必需品の価格が上がるのでぇ、先に購入♪
初詣

参道に入ると、参拝から帰る人と

今から行く人で、ごった返してましたーw
初詣


土産物屋と、線香・ロウソク屋さんが延々続く・・・
初詣

5分くらいの道のりを、10分かけて、やっと山門へ。
初詣






予告通り、重要警備されてました。

お正月から、ご苦労様です~(^-^)
初詣


山門をくぐると・・・・予期せぬハプニングがΣ( ̄ロ ̄lll)

初詣

その手の線香をよこせと、強制没収!!
初詣

代わりに参拝者に無料で配られる3本のお線香。
初詣


ぶつくさ言いながら(警官隊が怖いので)貰いうける民衆。






さぁ、ココからが、試練です。


元旦なので、登山道を登り、下りで規制していましたが

下り側の階段は、約860段。


つまり、同じだけ登るんですよね(^^;)

足場はそこそこ凸凹しているので、スニーカー推奨かな?

初詣


最初に100段ほど階段を登って。

初詣


またお線香を配ってるボランティアの方が。

どうやら、参道の上の方にも居るらしいですねー。



最初は、車道幅の、なだらかな上り坂を進みます(^-^)
初詣



上に行くほど急こう配なのを知らないらしい

若者は、たいてい、この辺を走っていきますw

周囲が竹林になるエリアから、だんだんキツくなります。
初詣


なんで子供って、道ぢゃないトコ、歩きたがるんだろうね?
初詣


なんで大人は、記念の落書き、残したがるんだろうね?
初詣

名前と年号以外に、相合傘もあるー(-∀-)





あら、上でも厳重没収してたわ。
初詣




なんで、こんなに厳しいのよぉー?ヽ(`Д´)ノ



答え:現場が危険だったΣ( ̄ロ ̄lll)
初詣


お線香に火を付けるだけで、戦場と化していて
初詣


点火した状態では、門をくぐれません( ̄。 ̄lll)

しかも、お線香を投げ入れないと、服に火が付きそうで・・・・。


手に汗握る光景に、お線香の色が・・・・w
初詣
※登山中の汗のせい?


お線香で、山火事、あり得るわ・・・・・( ▽|||) 量がぱねぇ

初詣


なので、消防隊、待機してマースw

初詣



観音洞に、最初の参拝を終たら、更に上へ。
初詣

実は、この先が本チャンの心臓破りの試練道w

眺めが良いのが救いですw
初詣


空気がキレイだったので、太湖が観えました(^-^)
初詣






無駄話も出来なくなる頃、やっとお寺の黄色い壁。
初詣




ぜいぜい・・・はぁはぁ・・・・


「元旦から、オツでーす(´∀`)」 と心で唱えるw
初詣


あら、やっぱり居たーw

お線香を、また3本貰う。
初詣




お久しぶり~な山寺。 


普段は拝観料1元ですが、今日は無料ですって!
初詣

最初に出迎えて下さるのが弥勒菩薩様。
初詣


いやぁ、相変わらずの、ハイパワー・スポットですね(*^-^*)b


正面はご本尊。

初詣


まずはお参りしてから・・・・って、ここもアチチ(>Д<)
初詣

ヤバいくらいの炎・・・・・でもないなぁ、と思ったら。


・・・って、もう1回、放水したんかーい!!Σ( ̄ロ ̄lll)

初詣


まぁ、真横が木属建築だしね~ ┐(´∀`)┌


巨大なご本尊。
初詣


中国の仏閣、その大きさに見慣れてきちゃったケドさ。

ココの仏様は、古さもあって、本当に見応えがありマス♪


一通りお参り。

この時ばかりは、子駱駝が一番熱心デス(-ω-)
初詣





駱駝は、というと・・・・心は、前回食べ損ねた素面部へw
初詣


手打ち麺なんです (*´﹃`*)
初詣


看板を辿って行くと、ここに出ます。
初詣


営業時間 08:00~15:00 1杯15元(1種類のみ)

初詣


チケットを買って、食堂へ。
初詣


高速道路のサービスエリアみたいな感じで
初詣


素麺・・・・? 具だくさんぢゃんヽ(^∀^)ノ
初詣

大量の干しシイタケでベースをとった汁に

「まんまるボール」の揚げとタケノコがたっぷり。


醤油っぽい、素朴なお味で、3人とも完食。


子駱駝なんか「スープが美味しい!」と飲み干してました。


駱駝の感想は・・・・「なんかカツオだしが、足りなくね?」

・・・・っはっ、精進料理にカツオはダメかーww




満腹になった後は・・・・「ママー、トイレー」
初詣

トイレ・トイレ (゜ロ\)(/ロ゜) どこー?


ここー↓
初詣


外観がキレイすぎて、見逃すトコだったw


和式っぽい水洗トイレは、ドア付き、鍵付き。

でも、用を済ませて立ち上がると

顔が確認できちゃう、コンニチワな高さでw
初詣





そして、もう一つの関心ごとであった

ボンド・ガールのお屋敷へ( ✧Д✧) キラーン


あら? お屋敷はぁ?



姑蘇台山頂花園というらしい。
初詣


どう見ても、公園。

えぇーっΣ(・ω・ノ)ノ! 跡地なのぉ?


てっきり、西施と呉王 がイチャついてた 

ゆかりの別邸(館娃宮と御花園)が

再建されてるんだと、思いっきり勘違いしていたようです。



元々、春秋時代の呉王の別邸として使われてた屋敷が

その後廃墟と化しているようですが

清朝の乾隆帝が蘇州に来るってコトで、園内を整備したそうです。


何気に中国最古の庭園遺跡ですって!

初詣



※西施さんとわ。

ザックリ説明するけど、呉王に復讐するため

隣国の王が「手玉にとってこーい」と送りこんだ

女スパイで、峰不二子かボンドガール的な位置づけかつ

「傾国の美女」として超~名高いお方ですw



池がねー、賑わっていてねー。
初詣



なんか、皆さん、猛烈にコイン乗せに燃えてましたw
初詣


ホント、広い屋敷跡ですね。
初詣


庭園の一角には、子駱駝好きなトンネルもあり
初詣


わーい、広ーい(/≧∇≦)/ 2段構えな感じ。
初詣


特筆すべきは、やっぱ景色かな?
初詣


ズームすると、新区がばっちり見えたよー(^-^)
初詣


西施碑の横で、記念撮影♪
初詣


プロに撮っていただくと、12元だそうで。
初詣


最後に、霊岩塔(多宝仏塔)を眺める。※登れません
初詣

ココ、弘法大師が長安に向かう途中に立ち寄ってるそうです。


建て替え前の、塔のテッペン。

ピラミッドのキャップストーンみたいに展示されてました(^-^)
初詣


さ、日も傾いてきた事ですし・・・・・帰りますか。
初詣


急場しのぎの仮設階段を、恐る、恐る、降りる。

あれ? なんか足元がベコベコするねー。


き、き、きゃーーーーーΣ( ̄ロ ̄lll)
初詣



指で押すと、穴が大きくなるぅぅぅ
初詣


駱駝、新年早々、寺で破壊活動 (-人-)なむー






帰りは行きの倍の速さで降りられて快適でした。


でも、身障者の物乞いさんがたくさんいたなぁ。
初詣


人余りの中国では、身障者には、仕事が回ってこないので

ホント、辛い人生になるようですね。


参道もすっかり人がひけて。
初詣


小腹が減ったので、参道入り口に居た

焼き立てウィグル・パン3元/1枚、を購入。
初詣


ものすごーく美味しくて、親子3人で奪い合いww


お腹が満たされ、眠くなった子駱駝が

「タクシー乗ろうよ」とか言い出す(-Д-)


仕方ないので、参道から最も近いバス停「灵岩山」へ


ありゃ、逆向きだわ。
山寺


新区に行くには、対向車線のバス停へいかなきゃー

・・・・あれ? ナイ・・・・・。


Q:対向車線にバス停がありません。なぜ?(--)?





久々に予想外の回答に辿りつきました。


A:道路わきに落っこちたからーw
初詣


道路まで拾い上げろよ!



新年早々、2連ちゃんの中国アルアル( ▽|||)

今年も話題豊富な1年になりそうです。




バス停「灵岩山」

43、64、65、312、446、663路
山寺

312路は、新区の長江路から狮山路を通る路線です。


登山初詣に

3時間くらい~(^-^?)・・・・と思ってたら

半日まるっとかかってしまいましたが。


楽しい1日でした♪

でわでわ。







霊岩山、木読古鎮へのバスは、下記のとおりです(^-^)b



<交通指南>


蘇州駅から、南西の方角にあります。

地下鉄1号線「木渎駅」からタクシーで10分くらいかな?

初詣

<地下鉄&バス利用の方>

轨道交通1号线「木渎站」の1号口から地上へ。


1番出口から150mほど南のある

バス停「中华园大酒店」へ。

ココから、下記3か所のバス停のどれかで降りて下さい。



木渎古鎮や霊岩山の付近のバス停は3箇所

初詣


バス停「木渎严家花园(灵岩山)」

43、63、64、65、69、69区間、

315、446、505、506、508、511、512、夜3路

バス停「木渎严家花园」

2、遊4、遊4長线、312、326、621、663、665、691、692路

  ↑

2つとも同じ位置にあるバス停です。

名前の違いはバス会社の違いかしら?

木渎古鎮エリアへの北門ソバにあります。

山塘街



バス停「灵岩山首末站」・・・・・遊4、326、511、夜3路

バス停「灵岩山首末站(②)」・・・・・665路

この2つも、交差点角にある、バス車庫内です
初詣



バス停「灵岩山」・・・・43、64、65、312、446、663路
山寺
初詣
霊岩山への参道の近くにあります

木渎古鎮の観光地駐車場へも、ほど近いです。


新区狮山路沿いからなら、

69路、69路区間、511路、312路が便利かな~(^-^)








■ブログ内関連記事

木渎山塘街をお散歩♪

蘇州で初詣 霊岩山編  ←別邸跡地まで掲載
木涜の霊巌山寺のある灵岩山
木渎を開拓せよ! 夏の陣・市場 その1 ←置屋街



------灵岩山风景区の見どころ--------


Wheneverの2016年2月号のP23に

蘇州の歴史に詳しい工藤和直氏が西施について

書かれた記事が掲載されてましたね(^-^)b



駱駝には、こんな詳細記事はムリ・・・・ですが

「西施 館娃宮 夫差 姑蘇台」

行く前に、キーワードを検索してみて~(^-^;)



・「霊岩山」は旧市街地(蘇州城)から西南15kmの所にある

高さ182mの小高い岩山で、健脚なら40分で登れマス。



・霊岩山には、春秋時代、呉王闔閭が「姑蘇台」を築き、

その子、夫差が山頂に西施の為、「館娃宮」を建てますが

現在の「姑蘇台山頂花園」は、この館娃宮御花園の遺跡

中国に現存する最古の庭園の一つです。



※夫差と西施の話は、過去記事へGO→「木渎山塘街をお散歩♪



・山道の途中にある「観音洞」

山寺

隣国の越王勾践が監禁された洞窟。

路上生活者のような風体で馬の世話や掃除をさせられた

王を見て(その王の刺客である)西施が笑ったらしいデス。



・山頂の御花園の奥にある、小さな「玩月池」
山寺
西施が「どうしても月が欲しい」と言い出した事で

山頂に池が作られた。夫差は池に映る月を西施にささげ

「私の手の中で月が遊んでます!」と喜んだので

月をもてあそぶ池・・・・の名前で呼ばれるようになった。



・「知積井」という古井戸は、西施が使ったとされています。



・霊岩山寺から少し下ったところにある「亀石」

山寺

空気が良ければ、ココから太湖が一望できます。

この岩には西施も登って周囲を眺めたそうです。

亀石には、「望佛来」と刻まれています。