《思いやりと優しさ溢れる食卓でおもてなしの心を伝える》
こんにちは。
札幌テーブルコーディネート教室・おもてなしサロンCamarade. を主宰しております、食空間コーディネーター中西まゆみ です。
気軽にまゆって呼んでくださいね。 ←なかなか浸透しない(^_^;)
先週までは、自宅前のアスファルトが出ていたのに、週末にすっかり雪が積もってしまいました。
今年は根雪になったのが早くて、特に12月は車で外出すると予想以上の渋滞で時間を取られてしまいます。
年内に終わらせたいことがたくさんあるのに、予定を詰め込みすぎ! ちゃんと終わらせられるかな。
さて今日は、もう30年ほど前、学生時代にホームステイに行き、アメリカのクリスマスを体験したお話をさせてくださいね。
私がステイしていたのは、L.A.の郊外にある Irvine アーバイン という都市。
カリフォルニア州のオレンジ郡にある街で、緑豊かで閑静な住宅街だったのを覚えています。
今はエンジェルスの大谷選手が住んでいるみたい。
ホストファミリーは、陽気なパパ、優しいママ、女の子が一人と、その下に男の子が二人の5人家族でした。
熱心なクリスチャンで、子どもたちの名前は3人とも、イエス・キリスト(ジーザス・クライスト)=Jesus Chiristの頭文字『J』から始まっていました。
女の子の名前はジェシカ Jessica というふうに。
パパの車には「 I Love Jesus!」のステッカーが貼られていましたよ!
びっくりしたのは12月に入ると、クリスマスカードやクリスマスプレゼントが毎日毎日たくさん届くこと。
届くたびに子どもたちは、カードを壁に貼っていき、プレゼントは大きなクリスマスツリーの下に置いていきます。
日本ではイブに合わせると思うけれど、今思えば、これがアドベントだったのですね。
街並みは、L.A.の街のイルミネーションの煌びやかさがとにかく素晴らしかったです。
そしてフリーウェイをひた走り、アーバインの住宅街へ入っていくと、どこの家もイルミネーションで家の形をかたどっていて、まちじゅうがキラキラしていて、まるでおとぎの国に迷い込んだかのよう。
毎日夜に車で走るのが楽しみでした。
家の中もたくさんのデコレーションがあってムード満点。
日常の間接照明に加えて、クリスマスツリーの他にも、家の形のオブジェがたくさん灯されていて、とっても暖かな雰囲気。
日に日に、「アメリカのクリスマスって、当日はどんなふうに盛りあがるのかな?」と期待が高まっていきました。
ところが、実際に迎えたクリスマスイブは普段と全く変わりない夕食で、拍子抜け!
クリスマスイブに盛りあがる日本の習慣とのあまりの違いに、本当に驚きました。
いよいよクリスマス当日。
3人の子どもたちはいつもより早起きをして、競うようにクリスマスツリーへと走っていきます。
ツリーの下でプレゼントの包みを思いっきりビリビリ破いては、次々と箱を開けて大喜びしている様子がなんともアメリカっぽくて微笑ましかったです。
日本のパパサンタやママサンタが、子供たちに気づかれないように、そっと枕元にプレゼントを置くという苦労はなさそうですね。
朝食が終わると家族そろって教会のミサに出かけます。
クリスマスの礼拝ですね。
とってもお天気の良い日で、初めて雪のないところで迎えたクリスマスを実感しました。
教会から戻ると、いよいよクリスマスパーティーの準備をはじめます。
続々と親戚や近所の人たちが集まってきて、とっても温かでアットホームなパーティーのスタートです。
アメリカではイブよりも、クリスマス当日を大切にすると教えられたような気が。
イブにパーティーをして、翌朝枕元にプレゼントが置いてあるという日本でのクリスマスの過ごし方との違いがとっても新鮮でした。
本場アメリカで過ごしたクリスマスは、今でも鮮明に記憶に残っているほど、とてもとても印象的なものでした。
当時の写真ではあまりに古すぎるので、雰囲気をお伝えできないのが残念で仕方ありませんが、日本とアメリカのクリスマスの違いをお伝えしたくて、この記事を書きました。
あなたは、今年のクリスマスをどんなふうに過ごしますか?
外食?
ホームパーティー?
外食するのなら、ぜひメニューの構成や盛り付けた、お店のデコレーションなどをお勉強してきてくださいね。
ホームパーティーをするのなら、クリスマスカラーである赤・緑・白・金・銀をテーブルに取り入れると、それだけでクリスマスらしい演出ができます。
クリスマスカラーをお料理に取り入れてもオシャレですよ。
【おまけ】
ホームステイのつづき。
クリスマスが終わって数日後、夕食後に自分の部屋にいたところ、ホストファザーにリビングに呼び出されました。
そこでいきなり言われたひとこと。 「I Have No Money!」
要約すると、
「クリスマスの準備でお金を使い果たして、我が家にはお金がないんだ。せっかく日本からまゆみが来てくれているのに、おいしいものを食べさせたり、色々な所に連れて行ってあげられなくなってしまった。本当にごめんね。」というような内容でした。
「確かに~、買い物に行くたびにものすごいたくさん買っていたよね・・・。明日からどうなっちゃうんだろう・・・」
あまりに衝撃的な話に、私はすぐにコレクトコールで実家へ連絡。
「ホストファミリーがお金がないと言いだして、明日からまともなご飯が食べられないかもしれないの。不安だから、お金を送金してもらえない?」 と母へ助けを求め、慌てた母から現金が届きました。
母の心配をよそに、結局ブランド品を買いあさって帰国した親不孝な私。
反省してます。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。 まゆ
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