こんにちは。
食空間コーディネーター まゆ です。
昨日あたりから、突然寒くなって、いままで家の中では裸足で過ごしていたのに、厚手の靴下を履いたとか、我慢しきれずに暖房を入れてしまった。まだ9月なのにー、などの声が周りから聞こえてきています。
昨日は大雪山連峰の黒岳で雪が降っている映像を目にして、冬将軍の到来も間もなくかなー、と冬支度を意識してしまいました。
北海道は、夏も秋も本当に短いと感じます。
この時期は夜になると、空気がひんやりと済んで、夜景や星空がキレイな季節ですね。
今年の中秋の名月は来週、10月4日です。
中秋の名月とは、旧暦(太陰太陽暦)でいう8月15日の月のことをいいます。
新月から満月になるまで、およぞ15日かかることから、十五夜と言われているのですが、十五夜=満月だと思っていませんか。
実は中秋の名月って、満月とは限らないんですよ!
月の軌道がキレイな円形ではなく、楕円の形をしているために、新月から満月までにかかる日数に変化がある、というのが理由だそうです。
ちなみに、満月になるのは10月6日。
十五夜と満月が重なるのは2021年9月21日だそうです。
覚えていられるかな・・・(笑)
お気に入りのお月見飾りです。
私は小さな頃から、十五夜の日には、母が窓辺にススキをかざり、お団子や季節のフルーツをお供えし、いつもは閉めているリビングのカーテンをあけて、「今夜はお月見の日だよ」と教えてくれ、毎年欠かさずにお月見をしていました。
母も仕事を持ち、忙しく働いていたのに、そういうことをきちんとしてくれていたのです。
小さな頃は、十五夜=満月だと思っていましたから、私も「今日の月はとってもキレイだね」なんてオマセなことを言って、妹と一緒に窓のそばに座って、月を眺めていたことを覚えています。
そして、
私 「どんどん月が遠く小さくなっていくね。」
母 「そうだね。お月さまも おうちに帰るんだね。」
そんな会話をしていたのを、この時期になると今でも思い出すんです。
先日、テーブルコーディネートの1DAYレッスンをした際に、受講者様から、
と嬉しいご感想をいただきました。
そうなんです。
例えば十五夜の夜には、
お月見のテーブルコーディネートでお食事をしながら、月の中のうさぎのお話や、お団子などをお供えする意味を伝えていく。
そんな家族団欒の時間が、卓育、情操教育の場となり、感性豊かに成長してくれると思うのです。
ぜひ、今年は10月4日に、キレイな月を見ながら、ご家族でそんなお話をしてみてくださいね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。 まゆ
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