北朝鮮と米国の真の狙い | 知っとうや(真実を求めて?!)

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朝鮮半島の南北首脳会談が終え、朝鮮半島統一への機運が突然のように湧き出しました。

 

昨年までの北朝鮮は、ミサイル実験を頻繁に行い、また核実験も実施して、米国及び日本に大きな脅威となっていましたが、これが全く嘘のような変わりようです。

 

対する米国のトランプ大統領も、今年に入って、米朝首脳会談の開催を表明するなど、一時は北朝鮮の金委員長をロケットマンと揶揄し、すぐにでも戦争を始めるような勢いだったことが信じられないような変わりようです。北朝鮮と米国の両国の関係が、一気に改善しそうな雰囲気になってきました。

 

今年に入ってからの、このような国際情勢の大きな変化の裏には、一体何が起こったのか、全く理解できない人が多いと思います。私もその一人でした。

 

実は、北朝鮮の金委員長と米国のトランプ大統領は、お互い各国のトップに就任以来、昨年まで相敵対するような演技をしていたようなのです。それだけではなく、韓国の文大統領も同様に演技していたようなのです。信じられないでしょう?


それでは、どのような演技をしていたのでしょうか。

 

米国は、現代、世界を牛耳っている超大国です。

 

一方の北朝鮮は、朝鮮戦争以降、国際関係から孤立した危険な国として認識されてきました。

 

私は、両国は、国家自体が熊襲に支配され、自国だけを優先する悪の国だと考えてきましたし、実際に、昨年まではそうだったと思います。

 

ところが、米国はトランプ大統領が就任してから、北朝鮮は金正恩氏がトップに立ってから、それぞれの国の体制を大きく反転するため、水面下で必死に動いて来ていたようなのです。

 

つまり、トランプ大統領と金委員長は、熊襲ではないのです。

 

熊襲であるのは、米国及び北朝鮮の政治・経済の中枢を仕切っている、取り巻き幹部連中です。彼らは強固なヒエラルキーの組織を作り上げており、特に米国は誰が大統領になろうとも、取り巻き連中の利権を侵害して政治を行うことは出来なくなっています。これまでの大統領は、熊襲の操り人形に過ぎないといっても過言ではなかったのです。

 

一方の北朝鮮は、金氏一族の独裁国家だと思われていますが、実は全く異なるのです。トップであり続けた金氏一族も、実は取巻き熊襲連中に厳重に監視されており、自分の意志で政治が出来ない状態が朝鮮戦争以降続いていたのです。

 

古くは、北朝鮮の拉致問題から昨年のミサイル実験、核実験問題は、金氏一族が望んでやって来たことではなく、取巻きの熊襲幹部が計画し、実行してきたのです。トップは、それらの案件を承認せざるを得なかったのです。そのくらい、取り巻きは強烈なのです。金正恩氏がトップに立ってから、義兄の金正男氏が殺害されましたが、これも金正恩氏が指示したものではなく、取巻きの熊襲が行ったものだと推測されます。

 

金氏一族の本心は、初代の金日成氏の時代から、熊襲によって南北に分断させられた朝鮮半島を、元のように統一させたいということのようです。

 

しかし、米国及びロシアや中国の熊襲連中が、北朝鮮の取巻き幹部を使って、長い間、金一族を監視続けていたのです。

 

金正恩氏は、トップに就任以来、タイミングを伺っていたようです。独裁国家と見せかけながら、ミサイル問題・核実験問題で世の中に恐怖を与えながら、自らは熊襲であるように演技し、取り巻き連中を安心させていたようなのです。つまり、熊襲を欺いていたのです。敵を欺くには味方からを地で行っていたのです。物凄い演技力なのです。

 

そして、ここ数年、熊襲の取巻き幹部を、少しずつ粛正し、自らが動きやすい体制に向かっていたのです。北朝鮮から伝わってきていた幹部の粛清とは、金委員長が独裁者になるためではなく、取巻きの力をだんだんそぐために行っていたようなのです。驚きますね。

 

そして、機が熟し、今年に入り、ピョンチャン五輪をきっかけに、金委員長は方針を正反対に転換した、というのが実情のようです。

 

韓国の文大統領は、金委員長の意志を、自身が大統領になる前から知っていたようで、水面下で金委員長に接触していたはずです。さらに言えば、韓国の朴前大統領が弾劾されたのも、韓国の南北統一派の政治家のシナリオだった訳です。熊襲の影響が大きい朴前大統領では、朝鮮半島統一が出来ないからです。

 

一方の米国のトランプ大統領ですが、こちらも強固な米国の熊襲組織を打ち壊すために大統領になったようです。

 

トランプ大統領は、大統領就任後、10人を超える長官・大臣クラスを更迭して来ました。あまりにも異例で、トランプ政権崩壊寸前と報道され続けましたね。

 

ところが、トランプ大統領本人は、米国の熊襲組織を打ち壊すために故意に行っていたようです。更迭されたのは、米国の既得権益を守る熊襲幹部なのです。

 

また、トランプ大統領は、北朝鮮の金委員長の真意を知っていたようで、昨年までは米朝が敵対しているように見せていたのです。何故ならば、途中でお互いの意図が熊襲に漏れると、熊襲によって朝鮮統一の動きが潰されてしまうからです。これまでも何度も潰されているはずです。

 

トランプ大統領、金委員長、文大統領の三人は、昨年までお互い、以心伝心で演技をして来たのです。

 

ところが、ピョンチャン五輪で機が熟し、そこから突然の南北首脳会談、そして米朝首脳会談へ繋がって行くのです。

 

日本の首脳は、この三者の意図は全く知らなかったというのが実情で、今になって慌てているのです。国内では、憲法9条改正や集団的自衛権の行使を議論していますが、これは三者の流れとは逆なのです。日本だけが取り残されてしまったのです。

 

今頃、安倍首相は、トランプ大統領の真意を探っていることでしょう。

 

これから、国際情勢は、善が悪を抱き参らせる方向に流れて行くはずです。目が離せません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。