塩とアルカリ性 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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塩の重要性についてご紹介してきました。

<塩と波動と憑依の関係>
<食塩の真実>

これまでの記事では、塩と波動との関係という、霊的感覚が優れている人しか分かりにくい概念によって、塩の真実を説明してきました。

今回は、現代人がお得意の化学的なアプローチによって、塩を考察してみます。

塩の主成分は塩化ナトリウムですが、それ以外にも多くの種類のミネラル分を含んでいるのが、古来から作られてきた塩です。

海水には、たくさんのミネラル分が溶け込んでいるために、海水から作られる塩は、当然たくさんのミネラル分を含むことになり、動物の生存に欠かせない成分となっています。

岩塩は、一見海水とは関係なさそうですが、元々は海底だったところが隆起したことによって、海水に含まれていたミネラル分を含んだ塩分が固まって出来たものです。

例外は、浄化システムによって運ばれた海水によって出来た塩です。浄化システムによって日本列島に吸い上げられた海水は、石灰層部分に放出され、石灰層を通過することによって塩分だけ除去され、ミネラルを含んだ湧水となって湖沼や山中に還元されます。

その結果、石灰層の上には塩の塊が出来ることになります。日本各地には、このような塩の層が隠されています。代表的なのは甲府盆地の塩山です。

<神国日本の浄化システム④>

人は、野菜や肉等の食物だけだと体に必要なミネラル分が不足しがちになるので、塩分を摂取しなければならないのです。野生の動物が、ミネラル分を含む土を食べるのも同じような理由からです。

ところが、日本の場合、1960年代以降、高度成長期に多くの塩田が工業用地に変えられて行きます。その典型は瀬戸内海沿岸にあった塩田です。かつては赤穂の塩が有名でしたが、今では面影すらありません。

そして、1971年には、とうとう
国内の塩田が事実上廃止されてしまうのです。

その結果、国内で手に入る塩は、イオン交換膜法という工業的な製塩法のみとなります。工業的に作られた塩は、ほぼ100%が塩化ナトリウムで構成されていて、ミネラル分はほとんど含まれなくなったのです。

<WIKI:塩田の終焉>

これによって、どのようなことが起きたか分かりますか?

高血圧症や脳卒中、ガンなどの成人病が急激に増加した大きな要因の一つとなったのです。

当然の結果ですよね。

本来、塩を食べる主目的であるミネラル分が、ほとんど入っておらず、塩化ナトリウムだけを大量に取り入れることになる訳ですから。なんと恐ろしいことでしょうか。

この流れは、熊襲が、当時の政府・官僚を裏で霊的に操った結果なのです。

さすがに、その後の政府・官僚はやっと危険性に気づいたのか、2002年に塩の製造・販売が自由化され、自然塩ブームが起き、現代に至っています。

しかし、今でも国内で流通する塩の多くは、ミネラル分をほとんど含まない工業的に作られた塩であることに留意しなければなりません。現在でも国内で流通する80%程度が工業的に作られた塩だと言われています。


前置きが長くなりましたが、ここから塩に関する化学的アプローチに入ります。

塩の主成分である塩化ナトリウムは中性です。
PH(ペーハー)は7程度です。
<WIKI:塩化ナトリウム>

一方、ミネラル分を多く含む自然塩は、アルカリ性の傾向が強くなりますPH8以上で、ミネラル分を多く含むものだとPH8の後半になります。

ところで、人の体は、中性が最適な状態です。PH7です。決してアルカリ性が最適な状態ではありません。

しかし、例えば運動した後は、体内に乳酸が溜まり酸性になります。体が酸性になるということは、体中に老廃物が溜まり、疲弊した状態ということです。酸性状態が続くと、体にとっては危険な状態なのです。

従って、酸性状態を中和するために、運動した後はアルカリ性のスポーツ飲料水などを飲んだ方が良いのです。体に溜まった乳酸をアルカリ性によって中和することで、体を中性に戻し、疲労回復を早めるのです。

また、現代の食生活は、肉食
油分が多いです。これらによって、昔よりも体が酸性化しやすくなっています

従って、アルカリ性のミネラル分を摂取し、体の中の酸性を中和し、中性を保つ必要があるのです。その中和の最適なツールが、ミネラル分を多く含む塩ということなのです。


塩は、塩辛い味をつける調味料としの役割ばかりに目が行きやすいですが、本来は、それよりも酸性化した体を中和するためのアルカリ性分を摂ることに大きな役割があったのです。

従って、工業的な塩ばかり食べていては、酸性化の中和機能が全く果たせず、体が常に酸性化した状態で老廃物が溜まり、疲れが取れず、体調が悪化して行き、成人病の原因になるのです。

結論は、ミネラル分の多い自然塩を食した方が良い、ということになるのですが、事はそう単純ではないのです。

それは、自然塩だから、たくさんミネラル分を含み、アルカリ性であるとは限らないからなのです。

そこで自然塩のPHを調べてみました。

自然塩のPHを調べるには、昔はリトマス試験紙くらいしかありませんでしたが、現在ではいろんな種類のPH検査キットが、ネットショッピングを使えば手軽に数百円の安価で手に入ります。

私は次のようなPH試験液を使ってみました。

 

 

塩とPH①

 

 


このタイプは、PHを調べたい水溶液に数滴垂らすだけで、一瞬で色が変わり、その色によってPHを教えてくれるので、大変分かりやすいです。

PHの色はリトマス試験紙とほぼ同じで、中性(PH7)は薄い緑、酸性(PH6以下)になると黄色から橙色、アルカリ性(PH8以上)になると青から紫に代わって行きます。

次の画像は、水道水にPH試験液を5滴落としたものです。ごく薄い青ですので、PH7の前半(7.0~7.2)くらいだと推測できます。水道水は塩素消毒した後、中性になるようにPH調整しているそうです。

 

 

塩とPH②

 

 

 


次に、自然塩の代表として、私の出身地である五島において揚浜式塩田製法(平釜炊き処理)で作られた塩と、もう一つは韓国木浦にて入浜式塩田製法で作られた波動ソルトを、さらに焼塩にした波動ソルトDRY(アルカリ8.8)の2種類の塩を比較してみました。

両方の塩を、それぞれコップ50CCくらいの水道水に、小さじ半分くらい入れて溶かし、PH試験
液をそれぞれのコップに5滴落してみたものです。

 

 

塩とPH③

 

 

 

 

(クリック拡大)

左側が揚浜式塩田製法の五島の塩、右側が入浜式塩田製法の波動ソルトDRYです。

五島の塩は、水道水だけの場合とほとんど変化がありません。PH7+αの中性です。

一方の波動ソルトDRYの水溶液は、濃い青になり、明らかにアルカリ性です。PH9程度です

波動ソルトDRYのサブタイトルであるアルカリ8.8とは、PHが8.8以上のアルカリ性であることを表現しています。焼塩でない普通の波動ソルトもPHは8.8近くあります。ちなみに、波動ソルト、波動ソルトDRYとも、塩化ナトリウム以外のミネラル分を約20%含んでいます。

<カルシードショップ:波動ソルトDRY>
<ヤフーショッピング:波動ソルトDRY>



私の出身地である五島は、全世界でも最も波動が高い場所と言っても良いくらい素晴らしい場所です。
<世界を浄化する五島列島>

従って、五島で作られた塩は波動が高く、ミネラル分も豊富でアルカリ性に違いないと、私は考えていました。

しかし、結果は違ったのです。中性ですからミネラル分は少ししか含んでいないのです。ショックでした。

この予想外の結果になった大きな要因は、製塩法の違いにあります。

揚浜式塩田製法は、人工的に海水をくみ上げ、陸地の塩田に撒いて濃縮し、製塩します。

一方の入浜式塩田製法は、海岸沿いに塩田を作り、自然の潮の満ち引きによって、2週間ほど繰り返させて塩分を濃縮して、製塩する方法です。

入浜式では、常に潮の満ち引きによって、新しい海水が大量に入って来るので、
揚浜式やそれ以外の製塩法よりも、ミネラル分の濃縮度が圧倒的に高いのです。

その結果が、前掲のPHの実験結果に出ているのです。

波動の高い場所で作ったから、ミネラル分を多く含むアルカリ性の塩が出来るわけではなく、入浜式塩田製法こそが最高の製塩法ということになります。

私としては、波動が高い五島で、入浜式塩田製法による塩を作って欲しいところですが、何と日本では入浜式塩田製法は実質的に禁止されているのです。

おかしいと思いませんか?

このように、自然塩だから身体に良い塩とは限らないのです。是非、波動ソルト、波動ソルトDRYを試してみてください。他の自然塩との違いは明らかです。

また、スポーツドリンクなどもアルカリ性ではなく、実際には酸性である場合もあります。何も知らずに呑んでいたら体調を崩したりするのです。自分でPH検査キットを使って調べてみたらいかがでしょうか。

酸性体質の体をアルカリ性で中和して、中性にする

これが健康の秘訣なのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。