熊本地震と鯰 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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熊本地震は大きな被害をもたらしました。

14日の夜に熊本県熊本地方を震源とするM6.5、最大深度7の地震が発生し、大きな地震が少なかった九州に住む人は衝撃を受けました。

しかし、これは本震ではなく、二日後の16日1時過ぎにM7.3、最大震度7の地震が起き、さらに熊本地方、阿蘇地方を中心に甚大な被害をもたらしました。

揺れの大きさを測る加速度では、数千人の死者を出した阪神大震災を上回っていたと専門が話していました。その規模の地震が連発したのです。

また、その後の余震でも震度5弱以上を数十回以上も繰り返し、気象庁はこれまでの経験則が通用しない地震である、と発表しています。

では、何故、これほどの大地震となり、大きな余震が収まらないのでしょうか?

熊本地方には、阿蘇から続く
布田川・日奈久断層帯という二つの長い断層帯が走っています。
<WIKI:布田川・日奈久断層帯

布田川・日奈久断層帯


この断層帯に何らかの力が加わって大地震になったようです。

日奈久断層については、以前から危険性が伝えられていました。
<西日本新聞ニュース>

しかし、日奈久断層だけではなく、大陸プレートの境目に位置し、中央構造線が横断し、フォッサマグナが縦断している日本列島には、活断層はたくさん存在しています。

何らかの力が加わると、いつ何時、今回のような直下型の大地震に繋がりかねないのは日本人なら重々承知しています。

だからこそ、2000年以上前から地震の危険性が高い場所には、寺社仏閣を建てて守護して来たのです。

しかし、それでも歴史上、大地震は起きてきました。

その理由は、守護している寺社仏閣が、熊襲によって人為的に破壊されたり、稲荷神で結界を張られたりするなどして、天の守護が届かないようにされてきたからである、と私は主張してきました。

天の守護を遮り、活断層がある場所の波動が意図的に下げられ、負のエネルギー(邪気エネルギー)がこのような活断層に注ぎこまれることにより、活断層がずれ、地震が起こされるのです。もちろん、自然に起きる地震もあります。

今回は、
布田川・日奈久断層帯という中央構造の西端にある長く深い断層帯に、長い時間をかけて意図的に邪気エネルギーが注ぎ込まれ続け、その結果、九州では歴史に残っていないくらいの大きな地震に繋がってしまったのです。

今回の熊本地震の震源地は、震度7を2回記録した益城町付近ですが
、その西側に隣接する嘉島町(かしままち)にはという地名があります。
<ヤフー地図:鯰>

嘉島町鯰交差点

浮島神社①


鯰といえば日本では地震と関係が深いと伝えられてきました。鯰が動き出すと地震が起きるという言い伝えがありますが、これは霊的には真実なのです。
<WIKI:地震とナマズ>

今回、楼門が倒壊した阿蘇市にある阿蘇神社では、鯰を神格化しています。
<WIKI:ナマズの伝承>

今回の大地震は、鯰の神と関係が深いのです。

前述しました嘉島町鯰地区の地下には、霊的に見えないけれども巨大な鯰の神が存在しているのです。

実は、阿蘇地方には次のような伝承があります。

阿蘇地方では、健磐龍命(阿蘇神社の祭神)に関する次の伝承がある。すなわち、健磐龍命は祖父の神武天皇の命をうけて阿蘇山へ至り、外輪山の上から目の前に広がる湖を眺め、その広大さに感心して、水をなくして田畑を造ろう、と考えた。そこで、外輪山の一部を蹴破ろうとしたが、一度目に挑戦したところはなかなか蹴破れなかった。それは、山が二重になっているからで、以後、その場所は「二重(ふたえ)の峠」と呼ばれるようになった。別の場所で挑戦したら、今度は見事に蹴破ることに成功したが、そのはずみで健磐龍命はしりもちをついてしまい、「立てぬ」と叫び、以後、その場所は「立野」と呼ばれるようになった。また、蹴破ったところからは、湖水が一気に西の方に流れ出て、数匹の鹿が流されてしまったことから、以後「数鹿流(すがる)が滝」と呼ばれるようになった。湖水が引くと、底から巨大なナマズが現れ、湖水をせき止めていたので、健磐龍命は刀でナマズを切り、ようやく湖水は流れていったという。

<WIKI:建磐龍命>


もともと阿蘇のカルデラは、巨大な火口湖となっていたのですが、現在の阿蘇大橋がある場所が決壊し、湖が干上がったのです。その際、巨大なカルデラ湖にいた巨大な鯰の神が下流へ流されます。

この鯰の神が流され、留まった先が嘉島ということになるのです。


現時点では、鯰の神としての役割は分かりませんが、今回、増上慢の仕業(負のエネルギーの注入)によって、この鯰の神が大暴れしたのです。

神はそれぞれ特有の神通力を持っています。神通力は、通常は地球を守護するために使われるのですが、使い方を誤る(誤らさせられる)と、大きな被害を与えることもあるのです。

増上慢は、神の力を悪用して、世界各地で大地震を起こしてきたとも言えるのです。

地震と鯰の伝承では、東国三社参りの鹿島神宮香取神宮が有名です。両社には、鯰が起こす地震を抑えるために要石が設置されています。ここにも巨大な鯰の神がいるのです。
<要石の真実>

実は、熊本県の嘉島(かしま)は、茨城県の鹿島(かしま)と同じ意味を表しているのです。両方の地区とも、周辺の地下には鯰の神が鎮座していて、普段は地球を守護しているのです。

鹿島神宮のある付近は中央構造線の最東端で、嘉島付近は前述したとおり中央構造線の最西端です。二カ所とも、魂の浄化システム上は大変重要な場所になるのだと考えています。

そこで、鹿島神宮(及び香取神宮)では要石を設置して、鯰の神が何らかのきっかけで暴れ出さないように抑えているのです。

同様な要石に当たる石が、嘉島町にもありました。浮島神社がある場所です。
<WIKI:浮島神社>

浮島神社②

今回の地震で石灯篭が倒壊し、境内は立入禁止となっていた。

浮島神社③

兜石が沈んでいると伝承がある池。向かいが神社。

浮島神社④

この神社の前には大きな池があり、池の底に兜石という光る石が沈んでいるという伝承があります。

この兜石が、要石に当たると考えられるのですが、この兜石には結界が張られ、鯰の神を抑える機能がなくなっていたようです。

しかし、今月20日の午後、この兜石の結界が修復されたので、鯰の神も大人しくなり、余震も収まっていくと思われます。

日本は神国です。神に守護されているとはいえ、神は絶対的な存在ではありません。神とはいえ、欲もあり、デリケートな魂なのです。

増上慢や熊襲の罠によって、堕天したり、熊襲になった神もたくさんいたようです。神国日本だからこそ、禍にも落ちやすいとも言えるのでしょう。

地球の波動はどんどん上がっていますが、上がっているからこそ、熊襲の報復もあり得るのでしょう。油断は禁物ということなのでしょう。

でも悲観は必要ありません。悲観は波動を下げますから。


最後まで読んでいただきありがとうございます。