みろくの世 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

私は歴史の改竄について、その謎を調べ真実を解き明かしているのですが、何故そんなことをやっているのかが重要なのです。

読者の皆様の中には、「歴史が改竄されていたとして、それが分かったとしても、現実世界は何も変わらないよ」と思われる方も、たくさんいらっしゃるかもしれません。

でも、そうではないのです。

私が阿修羅による歴史の改竄を暴いている理由は、何故、「人間が存在しているのか?」、その根源的な理由を知るためなのです。

その理由を多くの方が知ることにより、意識のつながりが大きく変わり、世の中の波動も一気に変わるのです。その時期は遠い未来のことではなく、少し先の未来なのです。その未来に到来する世界が
みろくの世です。

今回は、私が想像しているみろくの世界についてご紹介します。

みろくの世については、スピ系を初め、いろんな事が言われていますね。2012年マヤカレンダーによる世界終焉騒動や、アセンション騒動もありました。それらは全く的を射ていない、阿修羅による偽情報を元に踊らされたものなのです。

みろくの世の概念は、元々は仏教の弥勒菩薩信仰から来ているのだと思います。仏教で釈迦の次に如来になることが約束されている弥勒菩薩の世界です。
<WIKI:弥勒菩薩>

弥勒菩薩の信仰自体は、日本にも古代から伝わっています。仏教公伝直後の聖徳太子の時代に、弥勒菩薩像が掘られています。
<WIKI:広隆寺>

しかし、みろくの世を信仰から、実際に将来到来する世界であると主張し、一大センセーションを巻き起こしたのは、明治後期から大正にかけて世論に大きな影響を与えた、大本の出口直や出口王仁三郎でしょう。
<WIKI:出口なお>
<WIKI:出口王仁三郎>

二人は、艮の金神(国常立尊)からの神示により、世の中の建て替えが行われることを予言し、政府から弾圧を受けます。結局、これまで神による世の中の建て替えは行われていませんが、現代のスピ系によるみろくの世に繋がっているのは、大本の二大教祖からだと思われます。

大本というと現在では新興宗教の一派に成り下がっていますが、出口直、出口王仁三郎のみろくの世の考え方については、決して間違いではなかったのです。

二人に誤算があったとしたら、それは、
みろくの世が到来する時期を見誤ったことなのだと思います。

みろくの世とは、これから到来するのです。

私が、歴史の真実として、神代、上代を中心に謎を解いているのは、この時代がみろくの世と関係が深いからなのです。

日本列島の原型となるオノゴロ島は少なくとも30万年以上前に存在し、神々の文明がありました。その後、現在の日本列島の形になったのは約5000年前です。

記紀に書かれている、伊弉諾神、伊邪那美神の国産み以降の内容は、この5000年前の日本列島誕生以降のことなのです。これ以降から約3400年前の佐賀大和朝廷崩壊までを
神代と定義します。

神代の初期、
下の六道輪廻、神界(天界)、人間界、阿修羅界、畜生界、餓鬼界が混在した世界を創るために、神々は日本列島を中心に地球再興を行いだしたのです。

それが陰陽五行思想を取り入れたインフラ造りであり、神国日本の浄化システムでもあります。

ある程度、インフラが整備されたのが4000年くらい前のことだと思います。神々が地球を統治し、その下に人間が存在して、動物植物が存在したのだと思います。阿修羅界・地獄界は、あくまで魂のみの想念の世界だったのだと思います。

ただ、これだけでは、みろくの世界になりません。

次のステップに関わるのが、もう一つの地球、
反地球なのです。
<反地球(もう一つの地球)>

何故、反地球の世界が出来たのかは、まだ詳細は分かっていませんが、増上慢・阿修羅との戦いの過程でできたのではないかと推測しています。

つまり、本来は一つの世界であった地球が、二つに分かれざるを得なかった大艱難が生じ、その結果、反地球に文明を造らざるを得なかったのではないかと推測しています。

宇宙の仕組み(基本形)


地球の神々、つまり国津神が存在する場所が
霊国でした。その中心地がおそらく出雲大社がある出雲周辺だったのだと思います。

一方、反地球には
天国があり天津神が存在しています。

基本的には、天津神と国津神には、それぞれ対になる魂が存在しています。つまり、
もう一人の自分国津神の魂に対応する天津神が存在するのです。

例えば、国津神の大己貴命(大国主神)が対になる魂は、天忍穂耳尊(大物主神)です。一つの霊から、大己貴命が荒魂として、天忍穂耳尊が和魂として分裂し、それぞれ国津神、天津神として存在していたのです。漫画のドラゴンボールで、神とピッコロに分裂した状態と類似しています。

ところで、
地球と反地球に、一つの霊の存在である天津神と国津神を分けた理由は何なのでしょうか

それは、前述したように太古の昔、増上慢との戦いの過程で地球が一旦崩壊し、その際に、反地球に神々が避難したことがきっかけだと考えられますが、それ以上の詳細は現時点では分かっておりません。

ただ、言えるのは地球(霊国)と反地球(天国)に、一つの霊の存在である国津神と天津神が分かれて存在していること自体は、創造主の意図に反した異例な状態なのだと思われます。

本来は、国津神と天津神は、元の一つの魂として合体しておくべきなのです。ドラゴンボールでも、最終的に神とピッコロは合体してパワーアップしますよね。鳥山明さんのインスピレーションは凄いのですよ。

神代に、天津神が降臨してきました。記紀では瓊瓊杵尊の天孫降臨のことにしか触れていませんが、実際にはそんなレベルではなく、国津神に対応した、たくさんの天津神が、地球に降臨してきたのです。その証が、天津神を祀る神社なのです。

天忍穂耳尊、天穂日神、天津彦根神、天照国照彦、天若彦神など、主として神名に「天」の付く神を祀る神社です。

神代にこれらの天津神が降臨してきたのは、実は
地球と反地球に分かれている世界を地球の世界に統一させたうえで、それぞれの対となる国津神と、肉体的にも魂的にも合体するつもりだったのです。

そこで、多くの天津神が地球に降臨し、国津神と連携しながら国造を行ったのです。その代表が、国津神の大己貴命(大国主神)と、天津神の天忍穂耳尊(大物主)だということなのです。
<大国主神の真実>
<三輪山と大物主>

これが、
みろくの世の実現を目指したものだったのです。

しかし、増上慢、阿修羅たちの邪魔により、残念ながら
この時代にみろくの世は実現せず、多くの天津神は、一旦反地球へ戻っていったのです。約4000年前くらいの出来事だと推測します。

その後、饒速日尊の佐賀大和朝廷、さらに後に神武天皇の現代に繋がる皇室が誕生しましたが、これまでたくさんの歴史関係の記事でご紹介してきました通り、増上慢、阿修羅によってみろくの世の実現にはほど遠い歴史となってきました。

しかし、今、その
みろくの世の実現が、近い将来に迫っているのです。

こんなことを書いても、現代社会で洗脳されっぱなしの皆さんには信じられないことでしょう。

現在、地球の波動がだんだん上がっていますが、それはみろくの世の実現の土台造りなのです。

2012年問題で、スピ系の間ではアセンションが話題になりましたが、あれは阿修羅がみろくの世を阻み、自分らの都合の良い世界を目指すために流布した情報です。増上慢こそ、みろくの世の到来を恐れているのです。

本当のアセンションとは、地球(霊国)と反地球(天国)が統合し、神代が再度実現し、現在のような阿修羅が跋扈するような世界はなくなり、きちんと努力した者が評価される弱肉強食ではない、矛盾のない世界の到来なのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。