大国主の真実 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

ブログを始めて4年が経過しました。早いものです。この間の私の変化は、普通の方には信じられないと思います。特にこの2年は凄まじい変化です。初期の勉強会から参加されている方は、私の変化を目の当たりにして驚かれているはずです。

とにかく、ほとんど全ての人類は、増上慢の洗脳という、地球全体を呑み込んだ邪気の中で暮らしてきたのです。特に明治維新後はそれが加速し現代に至っています。明治維新以降、江戸時代まで真実を伝承させて来た霊性の高い人は、ことごとく消されていったのです。

そして、地球の波動を低くさせられ、それによって多くの人が霊性を失い、各個人の本来の転生ミッションを忘れ、それによって数百年、数千年と続く前世のカルマを解消できず、「人生は一回限り」と思って欲望に溺れて過ごしているのです。

今、地球の波動がだんだんと上がつつあり、それによって人々の心に大きな変化が表れつつあります。全国各地でです。霊性の素質が高い人ほど、敏感に感じているはずです。来年はさらにより多くの方が波動変化に気づき、心の持ちようが変わり、社会もいい方向にだんだん変わっていくのだと思います。これが世界中へ広がっていくはずです。期待しています。


今年最後の記事は、日本神話のメインスターの一神である、大国主神(命)についての真実についてご紹介します。神話はフィクションではなく事実を伝承しているのです。ただし、その事実が途中で改竄されています。世界中の神話がです。

大国主神は、記紀では国津神のエース的存在であり、さらには神無月には全ての八百万の神が集まる出雲大社の祭神であり、大黒様(大黒天)とも同一視されている存在です。

ところが、その神名には、八千矛神、大國魂大神、顕国玉神、大穴牟遅神、大穴持命、大己貴命、大物主神などたくさんの別名があり、出雲大社以外の多くの神社の祭神にもなっています。
<WIKI:大国主>


この中で、大神神社の祭神である大物主神は、大国主神とは同一神ではなく、大国主神の幸魂(さちみたま)、奇魂(くしみたま)が分裂した別の神です。(大物主命についての日本書記は改竄されています)
<一霊四魂>

大国主神には、何故このようにたくさんの別名が存在するのでしょうか?

それは大国主神が、オノゴロ島の後にできた神国日本の、国造りの中心となった神であり、全国各地のインフラ造り(神国日本の浄化システムを含む)を行ったので、各地での実績・呼び名が残り、たくさんの別名が伝承されたというのが大きな理由とされています。

しかし、これだけが理由ではなかったのです。そこには驚愕の事実が隠されていたのです。

大国主神は、国造りの後、天津神により国譲りをするように命じられ、それを受け入れたとされています。
<国譲りの真実>

実は、これは記紀による改竄であり、事実とは全く異なることが分かりました。記紀の国譲りは全く真実を表していなかったのです。

この改竄を明らかにするには、まず、天津神と国津神から説明する必要があります。

我々は、天津神は高天原にいる神々のことで、国津神は地球大地を統括している神だと、漠然と考えていると思います。当然、天津神が国津神より格上だと思っているはずです。記紀を信じるとこのように解釈せざるを得ません。

これは正確ではありません。前回記事でご紹介しましたように、高天原には天の高天原(天国)地の高天原(霊国)の二種類があります。天の高天原が反地球で、地の高天原が地球に存在します。単純に
天の高天原(天国)>地の高天原(霊国)という構図ではないのです。
<宇宙の仕組み③>

宇宙の仕組み(現在)

現時点では、私にも詳細は分かりませんが、佛界や菩薩界はさらに細かくステージが別れているようなのです(いずれ詳細が分かると思います)。

天津神とは天の高天原の神々、国津神とは地の高天原の神々のことをそう呼んでいるのです。
基本的には天津神と国津神は同格と考えていいのです。

そして、実は、大国主というのは、地の高天原(霊国)を統括している神々、国津神のトップの称号だったのです。

大国主は、太古の昔から存在していて、おそらくインド神話の神でもあり、仏教の佛である梵天や帝釈天(インドラ)、自在天などがその地位(大国彦と呼ばれていたようだ)に就いていたのだと思われます。数十万年前の時代から存在していた称号だと思います。

その後、現代文明に繋がる、人類中心の文明が始まった約5千年前頃、天国から霊国へ、地球の統括者として送り込まれた新たな大国主こそ、記紀に登場する素戔嗚尊だったのです。

従って、記紀に登場する大国主神=素戔嗚尊ということになります。

ところが、人類中心の新たな文明の世が始まった後も、増上慢(阿修羅王)が暴れ出します。そして、憑依等によって次第に地上社会は荒廃していき、神々の住む霊国もその影響を受け、荒れていきます。

そこで、大国主神(素戔嗚尊)は思案します。この世を平和にするには、増上慢(八頭八尾大蛇と金毛九尾の狐)を退治するしかない、と。
<アダムとイブ>

しかし、創造主(天之御中主神)は、宇宙の法則として「武力での解決」を禁止していたのです。

増上慢や阿修羅達がだんだん力を付けていった理由は、このような宇宙の法則があり、彼らを武力を持って駆逐することが禁止されていたからなのです。創造主はあくまで平和的な解決を望んでいるのです。それにつけこんだのが増上慢なのです。

しかし、このままでは地上が完全に荒廃し、増上慢に乗っ取られてしまうと考えた素戔嗚尊は、一大決心をします。それが、記紀に登場するヤマタノオロチ退治なのです。
<WIKI:ヤマタノオロチ>

ヤマタノオロチとは、増上慢こと八頭八尾大蛇のこと。素戔嗚尊は、増上慢を十拳剣で切ったのです。

さらに、素戔嗚尊は、増上慢の相棒、金毛九尾の狐も、月読尊(荒魂)と一緒になって切ります。記紀には、このことが大宜都比売命(和久産巣日神)を殺したという風に書き換えられていますが、実はこれは
大宜都比売命ではなく金毛九尾の狐を切ったことだったのです。
<稲荷神誕生の秘密①>
<稲荷神誕生の秘密②>

ちなみに、素戔嗚尊はやんちゃで暴力的な荒ぶる神と書かれていますが、これは記紀の改竄。素戔嗚尊は正義感が強い神で、
八頭八尾大蛇と金毛九尾の狐を切り、世の中の平和を取戻した後、全ての責任を自分一人でかぶったのです。

ちなみに、私の過去記事で素戔嗚尊のことを悪く書いていますが、これは本物の素戔嗚尊ではなく、偽物の素戔嗚尊、増上慢のことでした。
<スサノオの真実>

話を戻しますと、全責任を一人で取ることにした素戔嗚尊は、地球・霊国の統括者である大国主の地位を辞めることを決意します。

辞めるにあたっては、後任を決める必要がありました。素戔嗚尊が選んだのは、息子の大己貴命(おおなむちのみこと)だったのです。

大己貴命は、記紀では大国主神の別名とされていますが、そうではなく、大己貴命は素戔嗚尊から引継いだ二代目大国主神だったのです。

大己貴命は、各地で国造り行った神。その功績を認められて素戔嗚尊の後を継ぐことになったのです。国譲りとは、素戔嗚尊が息子の大己貴命に引き継ぐことだったのです。

しかし、このことを隠したい増上慢は、大国主神の称号を神名にし、二人の大国主である、素戔嗚尊と
大己貴命の業績をくっつけて記紀を改竄したのです。そして、素戔嗚尊は別の神であるかのように表現したのです。

さらに大国主神から、存在するはずもない天津神瓊瓊杵尊を創り、国譲りをさせたように改竄したのです。この点は記紀は全くの間違いなのです。

現在、大己貴命が祭神となっている神社は、大己貴命が大国主神になる前に活躍した地域の中心地です。また、京都亀岡市の出雲大神宮の祭神は大国主神ですが、この大国主神は大己貴命が大国主神に就任してから祀られたものです。
<WIKI:出雲大神宮>

さらに、諏訪大社の主祭神、建御名方命の父親である大国主神とは、先代の素戔嗚尊のことです。
建御名方命と彦火火出見尊(山幸彦)は別の神のように書かれていますが、同一神です。

有名な出雲大社は大国主神が主祭神ですが、実は称号として霊国のトップとして活躍した大国主の社として創建されていたのです。出雲大社が霊国の中心地ということになります。

明治以前、出雲大社は杵築大社(きつきたいしゃ)と呼ばれていました。増上慢は、大国主の称号を隠すため、神社名を京都亀岡市の出雲大神宮の出雲をつけ、系統が分からないように改竄したのだと思います。昔は出雲と言えば、京都府亀岡市辺りをそう呼んでいたのです。

神無月になると、出雲大社(杵築大社)に国津神が集合するのは、大国主神が霊国のトップだからに他ならないのです。杵築大社は、地球にとっては、ある面では、伊勢神宮よりも重要な場所なのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。