永遠のテーマですね。太陽系の外にある星は、何光年、何万光年と離れていると言われていますが、本当にそうなのでしょうか?
私たちが見ているそれらの星の光は、何年、何千年も前にその星から発せられた光だという理屈になりますが、本当にそうでしょうか?
私は違うと思います。
星は波動エネルギーの固まり。我々の霊体のエネルギーが、夜空に表現されているものではないのでしょうか。
『死んだら星になる』
このフレーズは真理を表しているような気がしています。
さて、宇宙よりもまずは地球の真実を知る必要があります。我々に見えている現実の地球は、陽の世界です。『人間界』ですね。
ところが、我々人間に見えない陰の世界が存在することは、以前から書いてきました。記紀や祝詞に登場する根の国、底の国、黄泉の国、常世の国、幽界などです。
地球には、陽の世界である地上の対極として陰の世界が存在し、そこには人間界以外の神界や阿修羅界、地獄界などが存在しているのです。これが陰陽思想であり、十界の仕組みでした。一年前に書いた記事です。
<宇宙の仕組み①>
<宇宙の仕組み②>
さらには、地球だけでなく、月にも陰の世界が存在しています。これについては、いずれ実証していけると考えています。月の陰の世界のことを今持ち出すとややこしくなりますので、ひとまず脇に置いて考えます。
地球上にある陰の世界は、陽の世界と隣り合わせにあります。従って、昔は、仙人や天狗などと呼ばれる存在、実はそれらの存在は菩薩界以上の存在なのですが、人類の学び、覚醒の向上のために、わざわざ人間に変身して人間界にやって来ていたようなのです。
また、逆に、それなりの霊性の高さ(魂レベルの波動の高さ)をもった人(覚醒した人)であれば、陰の世界へ移動できていたのです。昔は陽と陰を結ぶ通路、ワープゾーンが日本中にたくさん存在していて、人間でも覚醒すれば陰の世界へ行くことができたのです。
しかし、つい一年ほど前までは、このワープゾーンが金星系によって完全に塞がれていたので、陰陽の世界の交流ができなくなっていたのです。今、そのワープゾーンはかなりの数が開いてきています。
このように、地球には元来、陰と陽の世界が創られているのです。それは、5000年以上前の記紀に書かれている天地開闢の時に創られたのだと推測しています。
天地開闢(神代)以前から、地球があったのは間違いないのですが、今の地球とは大きく異なっていたようです。その最大の違いは、地球上に日本列島がなかったことです。
イザナギ、イザナミが新たな地球再興として、日本列島を誕生させ、地球の中心としての神国日本の基礎ができたのです。これが、何度も書いてきたように国産みです。
国産みの後、イザナギ、イザナミは神産みを行います。
<WIKI:神産み>
風、土、木、水、野など、自然にまつわる神を誕生させていきます。そして、山、川、湖などが全国各地に出来ていき、人類誕生につながるのです。
この神産みで重要になってくるのが五行思想なのです。
<WIKI:五行思想>
五行思想とは、この世は木、火、土、水、金(こん)の5種類の元素から構成されているという古代中国で発達した思想です。
元素というと我々は水素、酸素などの化学記号で表される元素を思い出しますが、それは人間による科学的分析上の話であってあまり重要なことではありません。この世を創造した神々は、木、火、土、水、金の五行によって、この世を造っていったのです。
神代の最初に、五行によって創られたのが神国日本ということになります。それまでの地球は一旦生物が滅んでしまうほどの酷い状態だったのです。
五行思想の詳細については、ウィキペディアをご参照ください。重要なのは、日本の各地域は、五行をベースにしてインフラ造りが行われたということです。
五行の中心に来るのは土。これは、霊山等の山をイメージしていただければいいです。日本にはたくさんの霊山があります。これらのは山はイザナギ、イザナミの後、埴山彦神、埴山姫神、大山積神などの神によって創造されたのです。
その山の上には、木が生まれます。木の神には久久能智神(ククノチノカミ)や五十猛命(イソタケルノミコト:天忍穂耳尊)などがいます。木は緑、生命の息吹を表すのでしょう。
木を含む生物が生きていくためには水が必要です。水を司る神が、天水分神(アメノミマクリノカミ)、弥都波能売神(ミズハノメノカミ)などです。全国に存在する水分神社(みまくりじんじゃ)が、その場所です。
また、生物が生きていくためには火(熱)が必要です。代表的な神は、軻遇突智神(カグツチノカミ)。全国に分布する愛宕神社や秋葉神社がその場所になります。
最後に金(こん)。これは広く鉱物を表します。金山彦神(カナヤマビコノカミ)がその代表。全国にある金峯神社や御嶽神社がその場所になります。
このようにして、神国日本のインフラ造りは五行をベースに行われたのです。約5000年前~4000年前のことでしょう。
この五行思想と冒頭の陰陽思想が合わさったのが、陰陽五行思想です。
陰陽五行を図示したのが次の図になります。五芒星が登場しますね。五芒星はユダヤのマークではありません。宇宙創造の象徴なのです。
(クリック拡大)
全国各地に、五行を祀る霊山や寺社仏閣等があるのは、日本列島は五行によって神々に創造されたからなのです。
そして、この五行の中心地が、奈良の橿原・吉野地区になるのです。
土と木が、金峯山寺の蔵王堂。
水が丹生川上神社、丹生川上神社上社、丹生川上神社下社の三社。
丹生川上神社本殿と、隣を流れる川
丹生川上神社下社
火が橿原にある大和三山の耳成山、畝傍山、天香具山の三火山。
耳成山
畝傍山にある畝傍山口神社
天香具山神社
昔から橿原と吉野が重要視されるは、五行の中心だからです。
私なりに、全国各地の五行の場所を探し、マップにマークしてみました。
緑色が土と木である霊山、黄色が水である水分神社、赤が火である愛宕神社と秋葉神社、金色が金である金峯神社と御嶽神社。私が見つけたのは五行の一部です。もっとたくさんあるはずです。
これらのマークを同じ色で結んで行くと、日本列島にそってラインができます。その中心が橿原・吉野となっています。
(クリック拡大)
橿原・吉野を中心に放射線状になっています。これが本来の意味のレイラインでしょう。レイラインは、中央構造線やフォッサマグナともオーバーラップします。神国日本の証なのです。
日本は陰陽五行によって神国として誕生したのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。