我々が想像する宇宙は、銀河系など、たくさんの星がありますよね。
しかし、我々は、そのような星に簡単には行くことができません。太陽系の中でも人類が実際に行ったことがあるのは月くらいでしょうか。それですら現在は中断しています。理由は、月に行くと我々には知らされていない真実が明るみに出て、金星系熊襲支配層にとっては都合が悪くなるからだと思います。
少なくとも月と金星には、相当高度な文明があるのは間違いありません。特に月には想像を絶する世界があるようです。我々人間も覚醒すれば月には行けるようです。
皆さんが宇宙人と呼んでいるのは、実は月人か金星人なのです。他の太陽系以外の宇宙人も存在する可能性は十分ありますが、そこには宇宙の法則が働いており、他の恒星系には関与できなくなっているようです。
では、太陽系内の月人や金星人には自由に会えるのでしょうか?
何故、彼らは地球に自由に姿を現さないのでしょうか?
実は月人や金星人にも、太陽系内独特の宇宙の法則が働いているようです。従って、我々は現在のままでは彼らに自由に会えないようです。月人や金星人は別世界(十界)の存在であるがため、宇宙の法則によって最低限の許されたコンタクト以外では、人間界に影響を与えてはいけないようです。今回はその宇宙の仕組みをご紹介します。
先日、宇宙内での輪廻転生の仕組みをご紹介しました。こちらの図です。
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ここでは分かりにくくなるので、宇宙を銀河系に絞ります。この図は我々銀河系の中の仕組みだと考えてください。それ以外の宇宙については、現時点ではよく分かりません。
銀河系は、魂の視点からは十界に分かれていました。この十界は、さらに上下二つの六道輪廻に分かれ、転生システムが出来上がっていました。
これによって、六道輪廻の世界については、なんとなくイメージできますが、日本神話に出てくる高天原や黄泉の国、根の国、底の国と言われるような世界はどこに対応するのでしょうか?この図だけでは分かりませんでした。記紀や各祝詞を調べていて、それらに出てくる世界と十界がどうオーバーラップするのか、うまくイメージできずにいたのですが、それが今回やっと分かりました。
次の図をご覧ください。前掲の十界をバージョンアップさせたものです。
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真中の十界の各世界と、右端の上下の六道輪廻は、前回の図と同じです。前回ない情報としては次のとおりです。
●霊界
前回、各界には待機場所があると書きましたが、それを各界の右側に図示しました。この待機場所にいる状態のことを、一般的に霊界と呼んでいるようです。人生を全うすると、この霊界で待機し、次どこに行くか判定を待つのです。その後、上下どちらの六道輪廻に行くのかが決定し、次に、その六道輪廻内での転生界が決まります。
●下の六道輪廻での義務
下では、最低でも6回続けて転生しないと上の六道輪廻には行けないようです。上の六道輪廻にいた魂が、大きな間違いを犯して下に降格した場合は、下で最低6回は転生しなければ、上に戻れないのです。もちろん、7回目に自動的に上に行ける訳ではなく、厳しい試験を乗り越えないと行けません。例外はないようです。
●上の六道輪廻の権利
逆に、晴れて下から上に上がることができた魂は、最低でも連続3回は上で転生できる権利があるようです。上の転生の最初に大きな間違いをしたとしても、残り2回は上に居られるので、降格しないための挽回のチャンスが2回は残されるということになります。
以上が、輪廻転生関連の前回の補足になります。
ここからは、新情報、宇宙の仕組みの追加情報になります。
記紀を読むと、いろいろな国が出てきます。これは我々が住んでいる世界ではなく、別世界のように感じられます。
例えば、一番有名な高天原。これは天津神(天を治めている神々)が集う場所です。高天原は、我々には見えない宇宙のどこかにあるはずなのですが、その入口が高野山と天野の周辺にあったようです。
新しい図では、十界の左隣に次元区分を設けました。その次元区分のうち、神界上部から上の部分に対応する場所が高天原です。神界には八百万の神が存在しますが、その中でもよりステータスの高い神々(魂)が高天原にいることになります。高天原は、ある特定の神々が、地球を守るため、監視・協議しているような場所をイメージしています。
一方、地球以外、もっと広い宇宙を統治している神々(魂)も居るはずです。それらの神々は、高天原よりさらに上の場所にいるはずです。それが菩薩界、佛界に対応している場所だとイメージしています。そこを高次元と定義してみました。月は覚醒しないと住めない場所のようです。月人は菩薩界以上の存在ということになります。まさしく高次元の存在です。
次は、根の国と底の国です。祝詞の大祓(神言)に祓戸四神が出てきて「根の国底の国に息吹放てむ」とか「根の国底の国に坐す」という表現があります。根の国とか底の国とかはどこにあるのでしょうか?
まず、我々、人間界(畜生界、餓鬼界も含む)を、現世と呼ぶことにします。現世の下のかっこ内に底の国と書いてますが、これは上の六道輪廻の一番下(底)という意味です。現世は底の国なのです。記紀に出てくる底の国とは、現世のことを指していると考えています。
また、同じように下の六道輪廻の一番下も底の国。こちらは地獄界ですね。現在では底の国というと、(記紀と異なり)一般的には地獄界の事を指すようです。その理由は次回にでも書きます。
現世と高天原の間に、根の国があります。これは、次元的には3次元より一つ上の世界というイメージです。記紀では、「イザナギから大海原(現世)を統治せよと命令されたスサノオは、それを拒み、イザナミのいる根の国へ行きたいと主張する」というシーンが登場します。
この地球上には、我々の常識では考えられない世界が、実際に存在しているようなのです。その一つが根の国です。例えば童話に出てくる浦島太郎が行った龍宮城。これも根の国の一つだと思います。人間界より一つ上の世界のイメージです。
そして、一般的に死後の世界を指すと言われている黄泉の国。これは、本来は死後の世界ではなく、修羅界(阿修羅界)のことを指していたようです。修羅界は闘いに明け暮れる世界。常に戦争状態の世界だと考えていいようです。
ただ、現在では、修羅界に限らず、下の六道輪廻のうち、人間界より下の世界全体を指すように使われることが多いようです。
このように、記紀や祝詞に出てくる世界は、私たちに見えないだけで現実に存在するようです。古代には人間であっても、そのような世界に行くことが可能だったようなのですが、今はそれができなくなっているようです。
十界は魂の存在区分です。それとは異なる概念として、次元区分(私が名付けました)と呼べるような、次元の異なる世界が、上から高次元、高天原、根の国、現世、黄泉の国、底の国と存在しているのです。古代には、この別世界へ行くルートがあったようですが、現在はそれがふさがれているようです。
その理由は次回に書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。