前回の続きです。
<天岩戸の真実①>
Nさんに承諾をもらい、天岩戸を目指しました。
このキャンプ場に着いてから神気を感じていたのですが、天岩戸へ向かうにつれてその神気がだんだん強くなっていきました。
そして、少し下ったところの広場に出たときに、その神気は最高潮になりました。キャンプ場の管理棟から歩いて5分くらいのところ、振り向いたところに天岩戸はありました。
次の写真は天岩戸周辺の風景です。ここの右側斜面の奥に天岩戸がありました。
杉の枯葉が堆積し、ふわふわした足場の悪い中を、慎重にゆっくりと天岩戸に近づきました。正直言って寂しい感じがする場所です。一人だと、なかなか近づきがたい場所でした。
天岩戸の中は、大人3人くらいしか入れない大きさで、高千穂のものと比べると随分小さいものでした。周りには結界が張られていました。
私は、天岩戸の中に入り、そこに塩を供え祝詞をあげ、参拝を終えました。すると湧き上がっていた気が落ち着くのを感じました。
また、天岩戸の周りには、しし岩やライオン岩と呼ばれる巨石がたくさんありました。これらの岩も物凄い気を発していました。
知人によれば、「数年前にこの天岩戸の中の岩を動かしたために、2004年12月のスマトラ沖の巨大地震が起きた」と言われているそうです。さらに、それによって、今後富士山噴火や東海地震に繋がる可能性があることを、Nさんは指摘しているそうです。
参拝を終えた直後の私の第一印象は、「今回、天岩戸に来た目的は、噴火や大地震を抑えるためなのだろうな」でした。他の3人もたぶんそう感じていたと思います。
ところが、翌日になって、その考えは間違っていたことに気づきます。このことは後で触れます。
とりあえず大きな目的を達成したつもりで、4人は満足げに管理棟へ戻りました。
Nさんに挨拶して帰ろうと管理棟に近づいたところ、突然中からNさんが出てきました。先ほどの無愛想だったNさんとは異なり、一転して明るい顔で「大事な話をしたいので、どうぞ中にお入りください。」と丁寧な言葉をかけてくれました。
Nさんの話を聞きたかった知人は大変喜んでいましたが、私は嫌な予感がしました。乗り気でないながらも、私も部屋の中に入って話を伺うことになりました。
Nさんは、4人を前にしておもむろに話始めました。
まずは、福島の原発による放射能汚染問題です。Nさんはこの手の話には大変精通しています。私は放射能汚染問題に関しては、Nさんの話に大きな異論はありませんでした。
ただし、その後、続けて話し出した姫川薬石万能説には異論がありました。姫川薬石が放射能汚染に対して効果があるということについては、私は否定も肯定もしません。使用したことがないので分かりません。
しかし、Nさんは、姫川薬石でエネルギー問題など全ての人類の懸案事項まで解決できると主張していました。それはあまりにも飛躍した話で、私には大きな疑問でした。
もし、姫川薬石が本当に放射線を除去できるのであれば、それは姫川薬石から出ている波動が、人間の細胞波と同じ波動を持っているからだと思います。波長が合うことで体内から放射性物質を除去できるのではないか、と思っています。すべては波動の問題なのだと思います。
また、姫川薬石からエネルギーが出ているのではなく、波動から得られるフリーエネルギーを姫川薬石経由で人体に取り込むことが可能になる、というのが正しい見解なのかも知れません。これについては次回にでも具体的な話を書きたいと思います。
Nさんの怒涛の話が続きます。
「宇宙にはもう一つの地球が用意されており、人類はそこへ移る準備をしている」とか、さすがの私も聞くに堪えない話へ発展していきます。
「早くこの場が終わらないかな」と退屈に感じているときに、Nさんの携帯が鳴ります。
あるジャーナリストからの地震に関する問合せの電話のようでした。電話が終わるとNさんは、重大情報ですよと言いながら次のように話ました。
「今から12時間以内に千葉沖でM7クラスの地震が起きます。これによって関東が壊滅的な打撃を受けるわけではないのですが、その地震が次のM9クラスの東海大地震の引き金となります。そして富士山が噴火し、富士山の頂上部分は吹き飛びます。皆さんも準備をしてください。地震に備える準備をしていれば、慌てることなく生き延びることができます。311の大地震を予知した私だから分かるのです。」
私は内心呆れ果てていました。これが憑依・洗脳された人の話ぶりなのだろうなと。おそらく、知識の浅い人はすぐに騙されてしまうでしょう。新興宗教と同じです。
おそらく、Nさんは、心のどこかに有名になりたいなどの欲があり、その弱い心を金星系に突かれて憑依・洗脳されたのでしょう。私は、Nさんが別人に変身した瞬間だと感じました。本来のNさんは、最初お会いしたときの姿だと思います。
私が今回、Nさんと会うようになったのはとても偶然と思えません。会いたくもないのに会わされるように導かれたのです。
「お前はあのようになってはいけないぞ。この世の洗脳を解くのは相当難しいんだぞ。」というように、Nさんを反面教師としなさい、と勉強の機会を与えられたのだと思いました。
これまでの私なら、「彼は憑依・洗脳されているから相手にするな」で終わっていたのですが、今後はこの憑依・洗脳問題にどう対処していくべきなのか、大きな宿題を貰ったような感じがしながら天岩戸を去りました。
当日、夜遅く自宅に戻りました。
そして、翌朝出勤し、なうを確認したところ、富士山麓で震度5強の地震があったとのコメントがありました。「まさか」と驚きながら、すぐに気象庁の地震サイトで確認しました。震源が浅いM5.5の地震が起きていました。
前日、Nさんが指摘したように、「12時間以内に千葉沖でM7クラスの地震」は起きませんでしたが、それに帳尻を合わせようとしたかのような震源が浅い地震です。明らかに人工だと思いました。
ブログやなうに書いたことはありませんでしたが、私はこれまで少なくとも2回は人工のターゲットになりました。たとえば昨年秋、熊本県菊池市で起きた震度5強はそうでした。「異星人とは?」<参照:異星人とは?> の記事を書きあげた直後でした。金星系に都合の悪いイベントが終わった直後に、震源が浅い震度5クラスの地震を2度起こされた記憶があります。ちなみに人工地震が起こせる場所は特定の場所に限られていると考えています。
今回の富士山麓沖の地震発生を知り、瞬間的に次のようなインスピレーションが働きました。
「昨日の天岩戸へ行った目的は、地震を抑えるためではない。本当の目的は、本物の天岩戸は高千穂にあったのではなく富士山麓にあったことを知らせるためではないのか。」
地震を抑えるために行ったと思った天岩戸参拝後、人工的な地震を起こされたことで、金星系の本当のは狙いは別のところにある、のではないかと思い直したのです。その狙いがおそらく、天岩戸伝説の真実を隠すことだったのです。隠すために人工地震を起こしたのです。あの地震が、Nさんが話したように千葉沖で起きていたら私も気づかなかったかも知れません。
しかし、富士山麓で起きたことで気づいたのです。
ここから天岩戸の真実に迫ります。
一昨年8月にご紹介しました、岩戸隠れに関するKさんのヴィジョンは穏やかなものでした。
「高千穂を長らく離れたスサノオに対して、アマテラスが怒って閉じこもってしまった。そのときにたまたま日食が起きて昼間でも暗くなったシーンを神話化したもの」ということでした。
しかし、これは全く偽のヴィジョンを金星系に見せられていることは、すでに12月初旬に分かっていました。
そして、今回の地震によって天岩戸の真実の概要が分かりました。
真実はこうです。私が直感で思いだし、その後、サイキックに確認した内容です。
*************
舞台は高千穂ではなく、富士山麓の天岩戸。
佐賀大和朝廷を侵略しつつあった金星系渡来人は、当時の権力者スサノオに計略を謀ります。それによってスサノオの後妻コノハナサクヤヒメオオヒルメノムチ(アマテラス)が捕えられます。その場所がこの富士山麓の天岩戸です。
佐賀大和朝廷で、政治のトップとなっていたスサノオの息子ニギハヤヒもこの謀略に嵌まります。ニギハヤヒの妻アメノウズメは、捕えられたコノハナサクヤヒメオオヒルメノムチを助け出し、コノハナサクヤヒメオオヒルメノムチの身替りとして天岩戸に捕えられます。
月の倭人の娘であるアメノウズメは、金星系の結界を解く方法を知っていました。それを恐れた金星系の朝廷侵略者たちは、アメノウズメを口封じのため、天岩戸から佐賀大和に連れだし、その後、竹やぶで生き埋めして殺害したようです。
このときにアメノウズメを陥れたのが、猿田彦です。実はこの猿田彦こそ、恵比寿(事代主命)だったのです。恵比寿は佐賀大和朝廷内の重要人物だったのですが、金星系にウォークインされ、魂が全く変わってしまったのです。恵比寿はアメノウズメの亡き後にウォークインが解け、正気に戻ります。そして、懺悔します。
*************
恵比寿様については、いずれさらなる詳細が書けると思います。
『結論』
天岩戸伝説とは、記紀に書かれていることはもちろんのこと、K氏のヴィジョンとも全く異なります。残念ながら高千穂の天岩戸は金星系が真実を隠すため、おそらく記紀編纂時に近い時代、7世紀後半から8世紀前半に創作されたものでしょう。
さらに言えば、天孫降臨のニニギノミコトは実在しなかった架空の人物です。これもいずれ詳細を書きたいと思います。全ては、神代の真実を知られてほしくない金星系の創作なのです。
金星系が、N氏に富士山麓の天岩戸を管理させていたのは、地震と噴火を騒ぎたてることで天岩戸の真実に煙幕を張り、歴史の真実を明らかにさせまいとする狙いだったのです。Nさんもある意味犠牲者なのでしょう。
私が当初の予定通り、浅間大社や三島大社に行かなければならなかった理由は、このように深い深い、私自身もすぐには気づかないほどの謎が隠されていたのです。
そして、Nさんとお会いしたことで、今後の方向性も見えてきたと考えています。天の計画の深さ、緻密さを味あわされた一日でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。