また、日本をターゲットにしたクロマグロの取引禁止条約は、すんでのところで否決されました。
クジラやクロマグロの個体数確保についての国際的な動きには理解できない訳ではないのですが、どうも本質は環境問題にあるのではなく、別のところにあるような気がします。
それは、日本に対する陰謀めいた嫌がらせではないか、と彼らの行動を疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
毎回、鋭い指摘をされている東京kittyアンテナさんは、次のようなご意見です。
http://blog.livedoor.jp/tokyokitty_seed_destiny/archives/2010-03.html#20100320
クジラやイルカは数十年前から、クロマグロは10年程前くらいから日本たたきに使われていますが、実際に反捕鯨行動を行っているグリーンピースやシーシェパードは、欧米の国家だけでなく、闇の勢力が支援しているとも言われています。
クジラやクロマグロ問題だけではなく、日本は世界中からいろんな問題でたたかれます。
古くは第二次世界大戦では勝敗が決しているのに原爆を投下され、
北朝鮮にはミサイルで威嚇されるし、中国、韓国には都合が悪くなると反日感情でたたかれます。
(これらは米国が裏で操っているといわれていますが)
なぜ、このように日本は世界の標的になるのでしょうか?
私が、ずっと疑問に思っていたことです。
一説には、日ユ同祖論が関係しているのではないか、と言われています。
<日ユ同祖論>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96
日本人とユダヤ人は、古代の祖先は共通であったため、ユダヤが祖国「日本」を取り戻そうとしているのではないか、というようなものです。
しかし、私は、これは後付けの理由であり、違うような気がしています。
(日ユ同祖論自体を否定している訳ではありません)
私は、闇の勢力が日本たたきをするのは、日本人の宗教観に原因があるのではないか、と考えています。
闇の勢力は、世界支配のために宗教を使ってきたと言われています。
旧約聖書からユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大宗教を派生させ、それぞれを対立させながら世界を混乱させ、時には戦争を起こさせ、長い時間をかけて世界支配に近づけてきた、と言われています。
そして、その完成が間もなく迫っています。
三大宗教以外で、残っているのはインド、中国、韓国、北朝鮮、そして日本のアジア勢が主なところです。
インドはヒンズー教、韓国は儒教で纏まっているし、中国は共産党が支配しています。
北朝鮮は言わずと知れた独裁国家です。
これらの国家は、三大宗教ではないけれど、いつでも闇の勢力が自由に動かせるような支配体制になっているとも言われます。
残るは日本です。
日本は、神道、仏教が一般家庭に広がっていますが、神道は三大宗教とは異なり、一神教ではなく八百万の神であり、宗教性も薄くなっています。
また、仏教は死後の催事に使われるだけの形式的なものとなっています。
副島隆彦氏が師匠と仰いでいる小室直樹氏によると、
「日本の社会は、海外から入ってきた宗教をことごとく、日本教に変えていく」そうです。
仏教しかり、キリスト教しかりで、日本に入ってくると本来の姿とは全く異なったものになるそうです。
イスラム教に至っては、日本人には全く受け入れられなかったそうです。
日本社会には、宗教の本質を自分たちの使いやすいように変質させる土壌がある、ということのようです。
私は、宗教に関しては全く関心がなかったのですが、小室直樹氏の「日本人のための宗教言論」を読んで、同じキリスト教でも海外と日本人は異なることを知りました。
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日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか
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そして、この宗教観、宗教を変質させる日本人を、闇の勢力は脅威に感じているのではないか、と最近考えるようになりました。
日本人には全く自覚がないのだけれども、闇の勢力は脅威に感じている。
従って、いろんな方法を使って日本をたたいてきた。
現在のクジラやクロマグロ問題もそうではないのか。
フランシスコ・ザビエルの時代から日本を支配しようとしてきた闇の勢力は、500年たっても日本人の心を支配できずにいる。
それが、彼らのあせりに繋がっているのではないでしょうか?
クジラとクロマグロからの私の感想です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。