北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも -68ページ目

留学生に奨学金を出した大学リスト

もとのネタはDoug ThompsonでまえのPerterson'sの奨学金の記事とおなじですが、大学が一覧できます。


www.edupass.org/finaid/undergraduate.phtml


それぞれの大学についての、留学生数、受給平均などはPerterson'sにもどって調べてください。。



アメリカの大学ランキングに付いて

ご存知のように、私はランキング無視派です。ある大学がUS News & World Reportのランキングの何位であるかということに

頓着しませんし、興味もありません。まあ、ランキングのページのデータは便利な資料だということは、認めなくてはいけないとは思います。さて、このUSN&WRのランキングに付いては、その功罪に付いての色いろな議論があります。それはさておき、今回は、実際にアメリカの学生がこのランキングをどう評価しているのかという全国調査の結果を記事にまとめたものが、Washington

Monthlyという雑誌で発表されていますので、ご紹介します。


この結果によると:


1。このランキングを使う学生のなかでは、大学選びのさいの、このランキングの価値は他の大学選びに影響のある主要な情報源にくらべて低い。


2。学生たちがこのランキングをつかう回数はほかの大学選びに影響する情報源にくらべてすくない。


3.このランキングの、大学選びに対する総合的な影響力は、他の主な全ての情報源の中で最小。


4.このランキングを読んだ事のない学生は、このランキングを無価値であるか他に比べて、この価値が低いと考えている。


5.このランキングは一般的に他のPerterson'sやBarron's Guidesの情報、より知名度が高いといわれているものの、感覚的に捉えられた(Perceived)このランキングの信頼性という点ではこれらより低いと評価さてている。


6.このランキングを利用する学生にとっては、このランキングはすで評判の分かっている大学に対する興味と判断の再確認のために使われている。


大体、この本は大人や親が買っているのではないかと思います。私も買いました。(笑)親にとっては、また別の効用もあるのでしょうが、この学生達のランキング評価をみると、なかなかしっかりしていると思います。大学が全人的な入学審査をするように、’学生も多角的、総合的ななリサーチをへて大学選びをしているようです。







アメリカ留学の基礎情報と奨学金情報

えらそうな題ですが、これらに関する情報がいっぱいのウェブサイトの紹介です。一つ目は以前に合州国の教育省の留学生向けのサイトがあるとおしらせしました。このサイトは全訳されていて、日本語版のサイトがあります。これなら、英語の不自由な方にも利用できると思います。受験生は英語版で読むことをお勧めします。

 

www.fulbright.jp/study/index.html


がこのサイトです。総論としては、良く出来ていると思います。各論についての大学ガイドなどの参考資料もでていますが、これについては英語の資料を使われることをお勧めします。翻訳だとどうしても、情報に時間のずれががでてしまいます。以前英語版を紹介した時に、言いましたが、実際にどの程度の相談にのってくれるのか、またその相談の約束が簡単に取れるのかと言う疑問はあります。留学説明会に登録、出席してすべてがはじまるということのようです。


また、多分留学希望者の知りたい課題、大学ごとの留学生にたいする奨学金の額は


http://www.petersons.com/acuus/code/psector.asp?sponsor=&path=ug.fas.acuus



で調べる事ができます。大学の名前をいれて検索し、School Profileを見れば、留学生の数と留学生に与えれれた平均の奨学金の額が分かります。これらの奨学金はほとんど、Need Baseですから、お金持ちの家庭からの留学生は、この奨学金は期待できません。また留学生の少ない大学のデータベースはないようです。



アメリカ大学紹介ビデオサイト

百聞は一見しかずといいます。アメリカのUniversity(大型総合大学)50校の大学案内と学生のコメントも付いた、ビデオサイトがあります。これだと遠くからでも大学の様子などが、すこしは分かるのではないかと思います。多角的な大学リサーチの参考に。このサイトは

www.theu.com


お試しください。 欠点は大学の批判的な意見がない事とまだ大学の数が少ないことのように感じます。批判意見は、College Prawlerででもさがすことになるのでしょうか?






コミュニティ カレッジ(CC)からUCへの編入について

わたしは、日本からの大学学部での留学のいうのもに、一般的に言って、賛成はしていません。統計をみても、日本からの留学生の特色として、学部生の数が多い事があげらるそうです。この私の意見に付いては、以前のこのブログで述べました。しかし、若者が海外にでて、異質の経験をしたり、異文化を学ぶということには大賛成sです。私自身がこの経験の産物です。そうはいっても、毎年、1万人近く大学に入学するために、アメリカにやってくると言う事実があります。しかもその少なからずの学生がカリフォルニアのCCに入学していると言う状況もあるので、今日はその問題に付いて考えてみたいとおもいます。


まず、普通の日本の高校生にとって、UC、特に上位校への新入生での入学は大変難しいと言うとこを承知していただきたいと思います。カリフォルニアの州内の高校からでも、平均で上位5%以内でなければ合格できないとおもいます。卒業者が400人なら20番以内ということです。また、新入生での受験には、SAT I, SAT IIが必要です。また外国人にはTOEFLの点数もいります。さらに、もしも高校でAdvanced Placemsnt Program(AP)と呼ばれる大学のレベルの授業があれば、この科目を6-8科目とることも、必要です。また、たかいGPA(高校での成績の平均点)が必要です。たとえば、UC Berkeleyの入学者の平均は4.2。また、Internationalの学生たちの内での、競争はアメリカの高校を卒業した外国人生徒やインター出身の生徒との競争となり、英語力の面で日本の高校出身の生徒は圧倒的に不利といわざるを得ないと考えます。ほかの、リーダーシップ、スポーツ、芸術、などについては押して知るべしです。


たとえば、2006年の高卒者をとると、2006年の秋には、それぞれの行き先に落ち着き、4年制の入学者はその大学で、また

CCへ進んだ学生は2年後のTransfer、あるいは、AAの学位、またはCertificate Programの修了書をめざします。Transferをめざす学生に付いて少し触れると、かれらの大多数は高校の卒業時に、4年制の大学にいける成績をとれなかった人たちです。

また、少数ですが、経済的な理由で授業料の安い($20Per Unit)CCに2年過ごして、2008年にTransferで4年制にいくと言う学生達もいます。彼らのなかでは、一週間に10時間から20時間働いて学費を稼いでいる学生もめずらしくありません。


ここに、日本からの留学生がやってくるわけです。いわば、一軍が出払った敗者復活戦の二軍のアメリカ人の学生達との競争になるわけです。もし、留学生が日本の受験生の一軍(日本の受験でもそれなりの成功を収める事が出来る)なら、学力ではなく英語力に難点があるわけで、この部分をCCで改善できれば十分にUCへの編入に成功する可能性があると思います。英語漬けの環境で努力をすれば、この面での成長は期待できます。しかしUCに編入するためにはCCではやはり高いGPAを保つ必要があるようです。しかし、SATやTOEFLは編入の際には必要ではありません。


UCの編入枠はCCの卒業生のためにに新たに毎年作られます。UCの卒業生の35%近くが編入生です。年にこの枠は16000ほどです。ほとんどのUCでは、CCからの卒業生にに4年制の大学生より、優先権をあたえています。新規まき直し組を優遇するということです。


わたしは、日本からCCへそして、UCと言う構図の成功は、やはり、学生個人の能力と努力に帰すのではないかと思います。

当たり前のことですが、やっていける人はどの国でも大丈夫でしょうし、ダメな人は何処でもダメということなのではないかと思います。しかし、なかには、日本の教育制度というものと、なじまなくて、能力が発揮できなかったが、こちらで、水を得た魚のように成長し始めるひともいるでしょう。こういう人にとってCCは天恵でしょうね。色いろな生徒がいるわけですが、CCからUCと言う進路は彼らのようなの生徒にとっては、成功の確率の高い選択肢といってよいのではないかと、考えています。


わたしは、人それぞれ留学の仕方も違って結構、要は大学の卒業時に”やった!”と言えればいいのでないかと感じています。

私立、州立、CCそれぞれの受験生が自分のその時点での学習能力と経済力に相談して、決めれば良いことのような気がしています。


最後に、UCというのは、公立大学NO.1と言われていますが、大学の性格として、研究機関であるため、学部の学生の教育と言う面では最高のものを提供できるわけではありません。また、編入に際して、特に人気のある学部のコースは新入生からきている学生でいっぱいで枠がほとんどないと言う限界もあります。


この留学をするために、さまざまな、留学サービスがあるようですが、わたしは、このようなサービスは費用の対価として価値があるかどうかの判断をきちんとすることが大事だと思います。三十数年前に一人でリュックサックを担いで、こちらにやってきた、わたしには、贅沢と思われますが、時代が違うと叱られるかもしれませんね。







Who are you?   What are you?.

日本語に訳すと、どなたでしょうか?とどんな職業についていますか?というふうになるのでしょうが。この訳で零れ落ちるものの

大事さに付いてお話したいと思います。


Who are you?というのは、"お前はどういう人間か?"と言う意味でその個人の属性について尋ねています。名前のほかに性格、資質、などです。優しい人間か、つめたい人間か、根性はあるか、ないか、正義感はあるか、ないか、親切か、どうか、勇気があるか、どうか、愛嬌があるか、どうかなどが問われているわけです。


What are you?は"お前は(社会の中で)何物か?”というわけで社会での属性と言うものが問われています。職業だとか、教育制度のなかでの位置とかです。


おそらく、日本とちがうのは、この二つの質問の重要度が人物の評価にあたって、ほぼ同等だという事があるのではないかと思います。だから、医者の親友が庭師であったり、弁護士の友達が肉屋のおっさんであったりするわけだと思うのですが、いかがでしょう?


軍隊というのは、特殊社会であると同時に一般社会が凝縮された場であるといえます。テレビで海兵隊の幹部候補学校のドキュメンタリーをみました。このなかで、この学校の責任者が"この学校は将校の候補者の訓練校ではありません、この学校は

候補生の振り分けのためで、3分の1が脱落します。ここでの評価の対象は、体力、学力は半分、後の半分は指導力についてです”と語っていました。指導力というのは個人の資質ですから、Who are you?の疑問の範疇です。これが半分の評価をうけます。また海兵隊の価値観というのは、一般社会の価値観の投影の凝縮をいってもよいと思います。


それとは、ぎゃくに、日本ではWhat are you?のところに重点が置かれた、人物の鑑定が行われている印象をうけます。例えばあの子は進学校に通っているだから人物としてもすぐれているという評価です。私が思うにはこの二つに相関関係があるのかという疑問があります。くわしくはわかりませんが、自衛隊の幹部候補の選抜では、まだ紙の試験が幅を利かせているのではないかと、想像しています。


この、大げさに言えば文化、あるいは価値観の違いというものの理解がないと、合州国のさまざまな、現象が分かりにくいのではないかと、思っています。Fortune 500と言うリストのうちの、トップ50の企業をとってみると、その中でアイビー出身のCEOは

ある年で7人だけであったそうです。この結果をみて、アイビーもたいしたことはないという意見もでています。私の意見では

卒業校の名前が利くのは、はじめだけで、実力のある人が伸びていくということにとなります。、ここで大事になるのが


WHO YOU ARE。


の中身に尽きるのではないかとの印象をもっています。






政治的な傾向による大学リスト

女性向けのリベラル派の雑誌に”Mother Jones"というものがあります。うちのワイフが愛読しています。この雑誌が大学におけるPolicical Activismについてに2003年に特集を組んだ事がありました。世界の大学リストとして挙げられたのは。


University of Teheran

California Community Colleges

New York University

Howard University

University of Michigan

James Madison University

University of Chicago

St。Joseph's University

University of California, Berkeley

Yale University


また、これに対置する、保守派の思想をはぐくむ大学のリストが"Young America's.Foundation"と言うところから発表されています。このリストでは


Hillsdale College

Grove City College

Franciscan University of Steubenville

Indiana Wesleyan University

Thomas Aquinas College

College of the Ozarks

Liberty University

Patrick Henry College

Christendom Collge

Harding University

Brigham Young University

St. Vincent Collge

Thomas More College


大学選びの際の道しるべとしてお使いください。、全体として、リベラルな雰囲気をもつ大学は、保守的な思考をもつ学生を歓迎するところがあると思います。それは、さまざまな意見を持つ学生がいることが、学生の思考力の成長を促すと考えられているためです。この考えが保守的な大学に通用するかどうかは、私にはわかりません。


SATの必要のないLAC

一つ前の記事でSATの点数を入学の条件としない大学があるといいました。このリストを良く見たら、ちょっtよさそうなLACが

いくつかあるようなので、お知らせします。これらの大学は実力はあるが、テストになるとよい点数がとれないと言う受験生に向いているのではないかと思います。いずれにしろ、学習能力があることは、テストの点数以外の方法で大学に納得してもらう事が必要です。GPAと学年順位がこの能力の目安になると思います。また、このような大学の場合には、エッセイによる個性のアピールというのが他の大学よりも必須の条件のような気がします。


このリストをご覧になった方に補足の説明として、California State Universityがいくつかありますが、SATの点数に関りなく

入学するには、3.0程度のGPAが必要です。GPAが低い場合には、SATがある程度なければなりません。これの相関関係については、それぞれの大学のサイトで調べる事ができます。


さてちょっとよさそうなLACのリスト(2006年の秋現在)は以下です。


Bates College, Bard College, Bowdoin College、Dickenson College, Hamilton College, Middlebury College, Mount Holyoke College、Pitzer College,


私は行ったこともないのですが、Mount Holyokeという大学がちょっと面白いと感じています。女子大です。、留学生も多く

非常に多様性のある学生を抱えているようです。COFHEのメンバーでもあります。



隠された宝ー無名大学

今日、運転しながら、National Public Radio(NPR)を聞いていたら”Some top students look for hidden-gem colleges”と言う記事の放送があり、NPRのホームページで大学の入学に付いての記事がありますとのことでしたので、家について、

 

www.npr.org


のサイトでこれらの記事を読みました。私好みの記事でしたので、興味のある方は、ご覧になってはいかがかと思います。


記事のなかには、


Fiding the right school

Navigating School Admission


という題のものもあり、これらの記事のなかから、さまざまな情報源となる

サイトへのリンクもあります。SATやACTを入学の条件にしない大学のリストへのリンクもありました。


この"The college admissions game"というテーマの放送はシリーズで放送される予定とのことです。ご注目を。




火事

我が家ではありません。 私の親友の家で先週に小火がありました。出火時に友人も奥さんも旅行中でもう大人の息子が一人で寝ていました。出火が朝の6時半とかで、警報装置が消防署に通報して消防士が駆けつけて、ドアを打ち壊して侵入、一階にいたこの息子をたたき起こしたそうです。出火が二階で一部屋は丸焼けでしたが、一階には火は廻りませんでした。


今日、お見舞いにいってきたのですが、家の中は煙くさいのと、水のダメージがそうとうあり、完全に復旧するには3ヶ月から6ヶ月かかるようです。家のなかでは、すでに、家財の梱包が行われていて、すべての家財を一度整理、清掃、保管すると言う作業が進められていました。まず、家をからにするとのことです。からになった家で工事をして、壁、天井、床、そして消防士が注水のために開けた、部分的な屋根の修理もしなくてはなりません。建坪が100坪を越える、お屋敷が台無しです。


とりあえず、一時金が保険から支給され、当座をしのぐそうです。今、友人は保険会社の斡旋でホテル住まいをしていますが、仮の住居が見つかり次第、そこに移動することになります。すぐ必要な衣類は業者がきて、一日で洗濯と煙抜きをして届けてくれるそうです。私は無知だったのですが、火事被害復旧産業というのは、かなり大きいものだそうです。今回の災難で、良かった事は、猫2匹を入れた家族が全員無事だったことです。


原因は差込のたくさん付いた例のパワーストリップだそうで、これが過熱して出火にいたったとのことです。ご用心を。