定年後の自衛官の生活について国はもう少し配慮すべき | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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自衛隊の定年は53歳! 年金受給の65歳までどう暮らしているのか? | 日刊SPA!

  https://nikkan-spa.jp/1509191 @weekly_SPAさんから

 

自衛官も含めた国家公務員の定年の引き上げの話題がでました。

国家公務員は65歳まで引き上げられるということなのですが、自衛官はやはり50代前半、数年の延長が検討されているようですが、

その程度の定年延長では年金受給年齢までの生活がキツイのは変わりません。

50代の再就職はなかなか厳しく、体力的にキツイなか苦労されていると思います。

 

米国ではある一定期間働けば、恩給をもらう権利を得たり、医療が生涯無料になったりします。

だからその期間までは働こうと期間を決めて頑張る人が出ます。いったんその期間を働き通せれば、恩給が生涯尽きますから、収入の下支えになります。収入が高くてもその額を減額されたりはしません。だから安心して、事業を起こしたり、仕事で成功することを目指せます。収入がある上限超えれば、もらった若年給付金を返せと言われる日本とはちがうのです。

 

当然ですが、軍人だけ得だなーと感じるような制度があれば、自分もその恩恵にあずかりたいと考える人は増えます。

これが本当に戦闘地域にいくこともある米軍が軍人をあつめる方法です。

 

他にも優秀な学生を集めるために、軍役をある期間果たせば奨学金の返還義務がなくなるなど、「軍人はうらやましいな」と感じる制度がたくさんあります。だから優秀な学生が集まりますし、多くの著名人も一定時期軍人だったと誇らしげに語るわけです。

 

これが日本では逆で、自衛官は知ればしるほど職業として恵まれてないなぁと感じることが多いのです。

昔は軍人さんは恩給があるからという感覚があったとおもうのです。そういう国防のために命を懸けて働いてくれる人に報いる国ではないからいくら地本が募集のために駆けずり回っても、職業として魅力がなければ人は集まりません。

 

その1つがこの定年後の生活への不安です。

 

自衛官という仕事の性質上、ある程度若い人でないとできないことも多いとは思いますが、もし恩給や生活に問題がないほどの給付金を出せないなら、定年自衛官の全てを国や地方自治体が吸収し、年金受給年齢までの仕事を保障する制度など考えなければ、さらに自衛官は減ります。


民間企業の待遇が良くなればよくなるほど、離職も増え、応募数が減るのは当たり前です。
この問題をそろそろ本気で考えないと、国が守れなければ私たちの生活も消し飛びます。自衛官以外の人たちのほうが自衛官が減ることを心配し、国は自衛官の定年後の生活をどうにかしてやってほしいと望まなければまわりまわって私たちの今の生活の安定も未来も吹っ飛びます。

 

 

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