日刊SPA! 災害派遣で頑張った自衛隊も給与カットされた民主党時代…あの悪夢を繰り返すな | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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災害派遣で頑張った自衛隊も給与カットされた民主党時代…あの悪夢を繰り返すな https://nikkan-spa.jp/1496090 

 

日刊SPA!の連載です。あれ? 今週だったっけ?と思いつつ・・・・

今通り過ぎようとしている台風もとても心配ですが、西日本豪雨災害で陸の孤島になってしまった被災地呉の市民のおひとりが、瀬戸内の島で孤立してしまった住民のために「LCAC-エア・クッション型揚陸艇」や「CH-47(チヌーク)」が港や島をまわって人や物を運んでいる様子を撮影した写真を提供してくれました。波しぶきをあげて普段は通らない一般の客船などがつく港にやってくる様子は頼もしくかっこいいですね。

 

 

災害派遣で自衛隊が人々を助けることは定番となりました。

 

でも、災害派遣というと、東日本大震災が発災した当時の民主党政権2012年に、当時泥水につかり極寒の地で瓦礫の中を救助にまわった自衛隊員にたいして、政府が2年間の給与カットを決めたことを思い出します。

 

がんばったひとを褒めるのではなく、頑張った人にさらにつらく厳しい給与削減を言い渡す。当時のやり方に憤りを感じたことを覚えています。

記事中にもあるように、


> 被災者を不眠不休で救助し復興を助けたある隊員は、その年からローンの支払いに困り、子供たちの塾を控え、奥さんもパートを増やすことになったそうです。国民はそのことを知らずに自衛隊に頼りきり、行政は安上がりな労働力と言わんばかりに利用しているようにも見えます。
 これまで自衛官の報われない犠牲的労働について顧みられることはほとんどありませんでした。警察や消防、海保もそうですがこの灼熱の中救助、復興活動に従事している人たちが報われる世の中であってほしいものです。

 

 

西日本豪雨災害の後、がんばった自衛官の中には予備自衛官がいますが、彼らは熊本大震災の時に派遣された労働に対しての手当(給料ですね)はその翌月に支払われず、半年後から1年後の支払いになっていたはずです。これも他に仕事があって余裕がある人ならともかく、働いた給料がすぐに支払われないことで辛い思いをするわけですから、改めてほしいのですが、今回の派遣の手当も半年後だろうと言われています。

予備自衛官は通常の訓練の時の手当は翌月すぐに振り込まれるのですが、災害派遣や有事の際は常勤の自衛隊の部隊の隊員に一端採用された形を取ります。だから入隊のための手続きのようなすべての採用手続きをしてその月の給料を払い、さらに、元の身分にもどすための手続きをして自衛隊から離れて、予備自衛官の身分に戻すという信じられないことをやっているのです。

 

なぜそんなことをするのかというと災害派遣時の給料が常勤換算で日当にすると、通常の訓練手当よりずーっと安くつくからです。その為に支払いも遅れます。

 

安くあげるためには、給料がすぐ支払われない面倒な手続きをさせても、安くする。

そういう感覚はやはりおかしいと思います。

 

すぐに支払われる予備自衛官の訓練手当をはらってあげればいいんじゃないの?と感じます。

 

自衛官・予備自衛官たちの崇高な使命感と自己犠牲に甘えて、利用するような国であってはいけない。頑張った人が報われる国であってほしいと切に願います。

 

 

*7/28勉強会は滞りなく終わりました。(ちょっと時間が長くなってしまいましたが・・)次からはタイムキーパー必要ですね。ただ、質問にもギリギリまでお答えできましたし、会員さんも増えたことから共感してくださる人達が多かったと思います。

ご参加いただいた皆様、お手伝いいただいた皆様に感謝します。10月には東京で勉強会やろうとおもってます。ぜひその時はご参加くださいね。

なお勉強会内で話をした日刊SPA!の連載一覧を会のサイトに掲載してます。こちらです。
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