陸自が海自、空自の地上勤務を移管されるって話がでた。
これ、話を見た時、えーー こんな形でやるの?って正直失望した。
海自・空自、地上任務の一部を陸自に移管へ
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180723-OYT1T50093.html
空自もそうなのだけど、って空自は別の問題があるのでいずれ記事にしようと思っているけど・・・
海上自衛隊のブラック勤務の話は
労働基準法が適用されない…潜水艦の乗組員は超絶ブラック | 日刊SPA!
ちょうど日刊SPA!の今週の連載にあるのでぜひ読んでください。
この記事でもわかる通りで、もう通常では考えられない過酷な状態だ。
そこで今年度は潜水艦をはじめ艦艇勤務の人たちが上陸時だけは休みがとれるように、別働部隊がつくられ上陸時の業務はその陸上部隊がするように改善されるらしいという噂があったんだよね。
だから正直、新たに海上自衛隊員の募集をして増員して対処するんだろうと漠然と考えていた。
でも、これですわ。
これじゃ、艦艇勤務の当直員の仕事はできない。陸上自衛隊員は艦艇の中の状況を知らないのでたとえば燃料搭載などの業務ができるはずがない。ただの警戒、警備の人が足らないわけじゃない。そこに立っているだけの人が増えても、やらなければならない業務をしてくれるわけじゃないなら、艦艇勤務の人たちに上陸時の休みがでるわけじゃない。
陸自は空自、海自と比較して少しは余裕があるのだけど、それでも人員が足らない。最も足らないところに少し足らない人をいれて、全体をおしなべて足らないという状態にするだけで、何の解決策にもならない。
総員を増やすしかないし、その為には予算が必要だし、仕事に見合った報酬じゃないから応募が危機的なのをみとめて手当なり待遇なりでともかく増やす施策を実行しないと、陸自も減るよ?
これに期待して、国が対策取ってくれるならそれまで我慢するわと言っていた人たちが、辞めるな~~。
あ~~あ。
期待してたんだよねー。でも、多くの自衛隊関係者は国がまともな施策するわけないじゃんと言っていた。
これ、中の人なら、きっと首がちぎれるほど頷いてくれる一言を最後に
「将来の自衛隊像は「老・女・省・無」というのが、経営的視点だそうだ。」
この言葉を送るわ。
ほんと、何をやってくれるか期待してたんだよ。つらい・・・・