潜水艦の乗組員に家族との時間を・・・ | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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自衛隊員が職業ならば、生活の糧を得るために自由意志で働いているわけで、その仕事のために家族とほとんど交流できない一生を我慢しなければならないのでは職業として問題なんだと思う。

 

労働基準法が適用されない…潜水艦の乗組員は超絶ブラック

https://nikkan-spa.jp/1492304

の記事中にあるように、ただでさえ海の底の狭い船の中での仕事で、上陸しても休みがなく、病気の時でも船に交代要員がいないから病院にいったり、病気療養で家でゆっくり体を休めることができない。

 

代休はたまっていくが、その代休をとる自由はない。船が許可しなければ代休が取れないが、船は交代用員がいないと許可しない。

 

代休買取制度もなく、代休を出しているのに使わないだけと書類上は処理される。

 

休みたくても休めない毎日に音をあげ仕事からリタイヤする人が増える。

 

こんなブラックスパイラルを続けているとただでさえ適性が厳しく乗船できる能力のある人が少ない潜水艦乗組員がさらに減る。いい加減に米軍方式で2交代制にするべきだと思う。上陸しているときは休みがとれるようにしなければ、一生の人生がタダ働く奴隷のようになってしまう。

 

仕事にやりがいがあればいいのだろうか。

 

子どもの入学式にせっかくの代休をとって許可されていたとしても、突然いけなくなってしまう。

 

そんなことを続けているから離婚率なども高くなってしまう。

労働基準法で定められた様々な権利がない自衛官だからこそ、その分を国が守ってあげないと話にならない。ずっと楽しみにしていた子供の入園、入学式に必死にとった代休くらいはなんで、休ませてあげれないのか。子供たちもお母さんたちも親戚の人たちも、その地域の人たちすべてが、自衛隊ってそんな休みも取れない仕事なのね。子供は可哀想だわと感じてしまう。その噂がたつことでさらに、自衛隊には入れたくないというお母さんが増える。

 

悪循環だと思います。

 

自衛隊の募集には土日休みなどの年休の規定が書いてあります。

 

人が足らなくて休みを取らせられない職種があるのなら、それは国の手落ちです。地本の募集体制があっても応募数が少ないのは仕事のわりに賃金や待遇がわるすぎることや、こういった募集時の約束がまもられないことがはっきりと見えているからです。

 

書いてあることが守れるように、自衛隊の仕事は厳しいけれどその分見返りはいいよねーと言えるように待遇改善、賃金UPすべきです。危険で厳しい辛い仕事だけど、やりがいがあるというやりがいは賃金や待遇です。

 

自衛隊は誇りさえあればいいという人がいますが、名誉と実質賃金や待遇は同時に必要なものでどちらか一つ選べというものではない。両方あってやっと自衛隊員が誇りが持てるので、どちらか一つにしろという間違った考え方は改めるべきです。

 

早くしなければ潜水艦は幽霊艦隊になる。そうなれば海の安全は保障されないことを国民1人1人が自覚しなければ、侵略国の潜水艦が東京湾までやってくる未来がきますよ。

 

 

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