自衛隊は労働基準法適応外なのだけど・・・ | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

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自衛隊は労働基準法適応外だが、使用者の安全配慮義務も不要なのかな。

こういう怪我をしている人に対しての配慮がないんだよね。

 

 

この場合、命じた人が悪いのか、そこで3点保持ができないので

無理だからできませんと拒否できない人が悪いのか論争になるのだろうか?

 

 

一般の職場だとこういった危険なことは管理者の安全配慮義務違反になるのだが、その職場の安全配慮義務が履行されているかどうかをチェックする労基が立ち入り調査ができないので、現場の指揮命令者によってはこんなことになる。

 

自衛隊が労働基準法適応外なのは、有事や災害時の緊急時には「勤務時間の8時間すぎたから帰りますねー。」なんてことを言ってられないから、有事には危険を顧みず出撃することを言っているのではないかとおもっていたが、平時でも一般の職場であれば労基の指導をうけるような長時間労働、休日なしのブラック運用などが一部の職種では日常的になっている。

 

だからそのような職場では異動願いや退職願いが続出するのだが、普通の職場では異動願いや退職願いはすぐに対処されるのだが、それも認めない。だから辞めたくてもやめられない。うつ病や自殺や人為的なミスによる事故が起こる職場にはそういう根深い問題がある。

 

自衛隊に外部機関の監視は不適当だと思う。問題は予算不足と人員不足で、十分な予算を組みキツイ仕事にはきちんと高額の報酬を掲げて必要数の数倍は募集し、常に潤沢な人員を抱えてローテーションできるようにすればけが人を無理に仕事させなくてもいい。

 

人員が少ないから怪我をしていようが使えるのなら使おうとする。そしてそれが事故につながる。

 

もう一度いうが、自衛隊には外部機関の労働監視は不向きだと思う。具体的な賃金を上げるのが難しいなら、返還不要の奨学金を与えたり、ある年数働けば恩給を死ぬまで与えるようなゲタをつくるべきだ。(もちろんこれは年金とは別のものだ。)

他にも高速代無料とか交通チケットの割引制度や補助金制度など、公務員法を書き換えしなくてもいくらでも手はある。

 

つらい仕事にはそれに報いる報酬を出さないといけないのは当たり前のことで、ケチっているから破綻する。

 

怪我人を働かせても確かに労働基準法違反を取られるようなことはないのだろうけど、その様子をみている人達は絶対に自衛隊に自分の子供たちを働かせるべきではないと感じる。自衛隊に応募する年齢の人たちもそう思うだろう。

 

誤魔化してかくしていればいいいとは思わない。そういった無茶なことをしないといけないような人員不足を放置していることを反省し、大量に人がやってくるには待遇を改善するしか方法がないのだと覚悟して大量募集し教育し、備えないと間に合わないと思う。

 

 

こんなトンデモないことを自衛隊に言っている人達の気が知れないです。

 

自衛隊が戦う相手は欠乏と長時間労働?
違うでしょ。
周辺諸国からの脅威でしょ?

「戦う相手が違うだろう」と小一時間説教したいわ。

 

 

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