北朝鮮からの難民問題対処と予算不足、人員不足について | キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

キラキラ星のブログ(【月夜のぴよこ】)

【月夜のぴよこ】自衛隊守る会代表 http://yakamochi.org/
日刊SPA!に自衛隊の”敵”を連載中。https://nikkan-spa.jp/ & 小笠原理恵 拡散・シェアはご自由に。書道・墨画
https://www.facebook.com/rieka.ogasawara

 

雑誌正論で、北朝鮮の難民問題についてシュミレーションさせてもらいました。

これまではともかく予算を減らせ減らせで、自衛隊もこの周辺危機のまっさかり、人員が減って大変なときに、さらに退職金減らそうとしていたりで、まだまだ物理的に生活にこまって別の仕事を探さざるをえなくなり、退職する人もふえるという超絶悪循環に頭を抱えているところです。

 


国家公務員、退職手当3%減額 民間との格差解消

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017092002000117.html

 

こういう記事をみると普通の人はホワイトカラーの人たちの退職金がへったと思うでしょ?

 

国家公務員の最大数は自衛官。当たり前だけどただでさえ、国家公務員の中でも給与ベースが低い自衛官の手当がごそーっとへるんですよ。根性で頑張れとか無理でしょ。公務員は副業もできませんし、返済あるローンも退職金減るなら、政府が減らしてくれればいいのだけど、そんなことにはならない。じゃ、仕方ないから外で働いてローン返すか?ってなります。

 

生活できなきゃ。辞めるし、そんなある日、突然政府の都合で賃金や退職金を簡単に減額できる職場なんて信用できないでしょ。労働組合ないけど、生活は安定しているってのが公務員の売りでしたが、今は労働組合ないからなんの闘争もなくガンガン賃金減らし放題の職場なんですよ。公務員って。

抵抗できないでしょ。仕方ないのです。だから涙を飲んでやめていくわけです。

こんな目の前の危険がある中、普通なら軍人をふやすべく給料増額、待遇改善しないと迫りくる危機に戦ってくれないだろうと考えるのが普通をともうのですが、日本国は真逆なのです。

 

ローンの返済で退職金あてにしていたりする人いるでしょ? 子供の教育資金とか、結婚資金とか、それがこの減額という一言で消えてなくなるんですよ。退官まじかなひとは直接ダメージだけど、入隊したての人はそういった人をみて、労働組合もなく政府の都合で何の文句も言えず、給料がどんどん減額される職場だと気づいたら、やめるでしょ?

だからやめるんですわ。

その現場を見ているとほんとに恐ろしくなります。

また、正論の中で、ほんの少しだけ船底に穴があき木栓で一時的な修理をほどこしたまま運用されている船があったことに触れていますが、安倍政権になってやっと南西諸島、尖閣対応の巡視船などは新造船することができるようになり、少しずついれかわっていますが、それまでの状況はこんなんでした。

 

 

こういうボロボロの巡視船は船ではあるし、巡視船という名前はあるものの広く外洋にでて航海してたら、いつ事故をおこすかわからないため、沿岸から数キロの事故が起こっても安全に救難できる程度の場所にしか行けません。

 


正論11月号でこの部分をもう少しページがあったら、書きたかったなぁとおもっていたのです。
こういった老朽船も船の数にはいっていますから、難民対応しようにもそこまで行けない船も多いのです。


国を守る警察や軍(自衛隊)の予算を削りに削っていることで、海から難民がおしよせ、海岸からどんどん上がってきて皆さんの住むお家に、食料や水、眠る場所をもとめて集団でやってくるようなことが起こらないか心配です。

海で止めて検挙するには、こ~~んな船じゃダメなんです。きっちり修理し、新しくし、しかも隊員も増やさないと。休みなしに働かせて過労死が増えたら、またさらに、その船誰が動かすんですか?ってことになります。


人と物と金・・・ 

これをケチれば命を削るしかない。

それでも国家予算の節約を考えますか?ってことが正論で書ききれてなかったことがちょっと残念です。
でも、テロで何が起こるかというシュミレーションについては多方向で書けたとおもいます。入管さんたちにもいい感じだよーといってもらったので、安心して自信もっておすすめできるので、正論11月号ぜひよんでくださいね。もう書店で買えた~~って聞いてます。


---



なお、私は自衛官守る会の代表をしています。(政治的に行動できない自衛官の待遇改善について考える会)です。憲法改正なども含め、自衛隊が迫りくる危機に対処できるためのルール改正、予算拡大、待遇改善などに賛同いただけるみなさんとの支援の輪を広げるための会です。ブログやこういった記事などで、広くみなさんに知ってもらいたい情報の提供をしたり、国会議員や関連諸団体のみなさんにも問題点を理解してもらえるように話をしたりしています。

 

ネットでの賛同者をあつめて作った団体なので全国組織ですが、実はスタッフ数十人が全国にばらばらにいるだけのスカスカの会でございます。ただ、かなり深い活動をしていると結構評価は高いのでございます。ご賛同いただける方の賛助会員(寄付会員)へのご参加をお待ちしています。

自衛官守る会 公式サイト
http://yakamochi.org/

 

賛助会員申し込みフォーム
http://form1.fc2.com/form/?id=918863


なお、署名は選挙機関中は選挙運動に紛らわしい行為と思われることがありますので、選挙期間中をさけて集めてくださいね。http://yakamochi.org/newsletter/20149mamorukai.pdf 署名用紙直リンク
 

---

日刊SPA!もよろしくー。「自衛隊がどれだけ法律に縛り付けられているか知って!」という記事です。

 

島嶼奪還作戦でせっかく買った水陸両用装甲車が使えない!【自衛隊には突破できない法律の壁】 | 日刊SPA! 

https://nikkan-spa.jp/1377377 @weekly_SPAさんから

イイネ、シェア拡散大歓迎です。どうぞよろしくお願いします。

 


ニュースランキング