島嶼奪還作戦でせっかく買った水陸両用装甲車が使えない!【自衛隊には突破できない法律の壁】 | 日刊SPA!
https://nikkan-spa.jp/1377377 @weekly_SPAさんから
ちょっとテーマは難しいかなぁとおもうのだけど、
尖閣諸島や宮古島、与那国島などに中国が侵攻してきたときに、自衛隊は専守防衛ですから島に上がってきた段階ですぐに防衛出動を下命して全力攻撃になることは難しい。
となると島が侵略され島民の自由が奪われてからの島の奪還作戦というものが考えられます。
そこで使うのはオスプレイなどのヘリをつかった降下とAAV7という水陸両用車をつかって島に近づき、上陸して奪還する作戦の二つをメインにかんがえています。
日本には潜水艦から秘密裡に上陸する作戦をとれる潜水艦はないので上陸作戦はだいたいこういう作戦になります。もちろん、先に敵が攻撃できないように航空機などでの攻撃や、艦艇での対地攻撃はないものの、艦砲射撃くらいならできるのでそれで上陸する島にいる敵軍の攻撃を封じてからの上陸作戦というこてゃ当然ですが・・・ ともかく、上陸作戦に使われるものの中に水陸両用車というものがあるのです。
有事法制の時に、戦車は戦争の時も信号をまもるのか?とかウィンカーは装着するのか?といった話が話題になりましたが、水陸両用車は海の交通上は船なのです。船と言うことは航海の免許が必要だし、船の交通に必要な信号灯などの装備が必要なのです。その法律を適応除外にしていくには国会できちんと各々の法律でAAV7を適応外にすると改正しなければ動けないのです。
これ今問題になっている北朝鮮有事でも自衛隊にのしかかる大きな問題なのです。
こういった様々な問題があり、自衛隊が動くためには法律を改正したりつくったりしなければ無理だという一つの例として、読んで下さい。
今回の安倍総理の解散の理由が、
北朝鮮有事に向けた国難突破解散というのはまさにこういうこと。
こんな細かい法律の壁で水陸両用車ひとつ動かすことができない「軍」ではない「行政の一つ」である自衛隊。だから野党が審議拒否をつづけると目の前に難民の山や、敵軍とそれに追い回される民間人がいたとしても自衛隊は身動きできないのです。自衛隊が我が国を守るには国会が自衛隊が動けるようにたくさんの法律を改正してあげなければならない。その一例です。
ちょっと難しい話ですが、重要なのでぜひよんでくださいね。
正論11月号 朝鮮半島開戦時の難民問題について寄稿しました。
2017-09-29 14:02:41NEW !
テーマ:国防 安全保障
月刊正論11月号に、「日米朝開戦の時・朝鮮半島から難民が押し寄せる」を寄稿しました。やっと北朝鮮の核実験やミサイル防衛についてはテレビでだんだん話題になってきましたが、朝鮮半島で戦争が始まれば、押し寄せる戦争難民の問題についてはまだあまり報道がなされていません。
日本は難民の保護と救済のための難民条約に調印しています。戦争難民は単純に不法入国者として対処できない存在なのです。この難民問題は我が国に想像を絶する恐怖をもたらす可能性もあるのです。
ぜひ、正論11月号を書店で買って読んでくださいねー。こういうことちゃんと考えていかないと間に合わないのです。
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1日には書店に並ぶんだと思います。こちらも是非よろしくお願いします。
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