今日は、ビカクシダのエフエスキュー デラロチャ(P. FSQ(vp#2)'DeLaRocha’)をご紹介します。まずFSQは、foongsiqiの胞子撒きの総称です。フーンシキ(foongsiqi)、calmplants読者の方なら、あれのことね、とすぐにお分かりですね。
フーンシキの胞子撒きからは、ギズモとかギンカとか様々な品種が生まれています。(以前のギズモの記事は下記に)
このデラロチャは、バンダカプランツさんが育てていた中で、特徴が出たものに名前を付けたものの一つ。バンダカプランツさんのFSQシリーズの中でも、こちらの識別ナンバー2は人気の品種です。
特徴としては、貯水葉はメラメラと炎のような感じで立ち上がり、胞子葉はフォークの先端ような形で、硬くて短め。葉の色が少し独特で、やや青緑で白い葉脈が美しい品種です。calmplantsのデラロカはまだ上記のようなはっきりとした特徴はでていませんが、今後の成長が楽しみな株のひとつです。
ここでようやく、ハチは胞子から育てる「意味」を知りました。そして、皆さまが知りたい子株は、もちろん出ます。
来年は、胞子が欲しいとおっしゃる方のために、少しずつですが準備していきたいなと考えています。
来年も、ビカクシダと共にあらんことを。
calmplants 見習いハチ