私と類とかすみは家族揃っての
渡仏が決まり義両親たちは
大喜びした。
私は類を家庭教師役にして
フランス語の猛勉強が始まった。
勉強の間、かすみは佳世さんに
預けられまだ人見知りもしないから
安心して預かってもらえた。
数分の休憩を挟みながら
何度もかすみの様子を見に行く。
三年寝太郎の娘なだけあって
いつ様子を見に行っても
グッスリお休み中。
わざわざ寝ているのを起こして
授乳させるのも相変わらず。
この子はあまり泣かない。
だから扱いもかなり楽だし
生後3ヶ月になったら
表情も出てきた。
話しかけて笑いかけると
にっこり笑ったりする。
類も父子のスキンシップとして
オムツ換えや入浴の手伝いは
定期的に続けている。
危なっかしい手つきではなくなって
安心して任せられる。
それに一番の変化は類を見ても
泣かなくなってグズらなくなったこと。
一緒にいる時は常に類の腕の中。
怖々、おっかなびっくりだった
抱っこもしっかりしてきた。
「あ、笑った!」
私があやすとかすみは時々
笑うようになった。
「パパがいいの?」
機嫌良さそうなかすみを
類の腕に渡す。
新生児の頃より表情が出てきて
随分と赤ちゃんらしくなってきた。
幸せそうな父子の姿を
こっそりと写真に収める。
「つくし~?なにしてんの?」
カメラ構えてるとこ見られた!
「かすみ(と類)が可愛いから記念撮影」
そう言って誤魔化す。
類は勉強の手を休めて私を膝に乗せて
背後から抱きしめる。
「もう!ダメ!昼間っから盛らない!」
胸元に回された手を叩いて振り払う。
「いいじゃん」
そう言いながらシャツの裾から
入ってきた手が胸元を弄った。
下着のホックを外され直接胸を揉まれる。
「ちょっと類!かすみか見てるッ」
「いいじゃん、パパとママの仲良いとこ
見せてあげようよ」
「類ッ!」
首筋に顔を埋め執拗にキスを繰り返す。
胸元の手が乳首を摘み刺激してくる。
「ひゃ…んっ」
指で擦られ身体が熱くなる。
「ダメだって!誰が入ってくるか
わかんないでしょ?」
「じゃああっち行こ」
類は立ち上がると私の手を引いて
浴室へと連れ込む。
お風呂場に移動するなり
熱いキスが襲いかかってくる。
「何で、そんなに元気なのよ!」
「だってもう4日も我慢したんだから
ちょっとくらいいいじゃん」
強引にコトを進めようとしてくる。
自分の服を脱ぎ捨て私の服も剥ぎ取り
強引に壁に私の背中を押し付けて
キスをしてくる。
「ね?ちょっとくらいいいでしょ?」
「きょ、今日だけなんだから…ッ」
結局、抗えなくて受け入れてしまう。
そして真っ昼間のお風呂場で
私は類に執拗なくらい愛された。
お風呂から上がったらいつの間にか
目を覚ましたのかかすみが
ギャン泣きしてた。
「もう!類のせいなんだからね!」
あまり赤ちゃんを泣かせてくない
私は慌てて駆け寄り抱き上げる。
「……来ないでね!」
「なんでだよ」
かすみの授乳だからよ!
「覗いたらはっ倒すからね?」
釘を刺して別室に移動する。
幾ら類でも見られるのがちょっと
恥ずかしいことはある。
「えっちなパパでやんなるね」
かすみに愚痴る。
やっとミルクにありつけた
かすみは機嫌良さそうに
おっぱいを吸い始める。
「アンタ、私似でよかったわ
類に似てたらわがまま言われても
きっと怒れないもん」
もう要らないとイヤイヤし始めて
咥えてた乳首を口から離す。
「ゲップしようね?」
縦抱きにしてゲップさせると
ようやく機嫌が治った。
「かすみ、あんたは本当に
泣かないわよねぇ」
赤ちゃんらしくない。
おとなしいなのかもしれないけど
ホント嘘みたいに手がかからない。
それに比べて類は……。
はぁと深いため息が出ちゃう。
「パパのご機嫌取りに行こっか?」
そろそろ喃語も出始める頃だ。
あーあーおしゃべりを始めた
かすみを連れて類の部屋へと
母娘で一緒に足を運ぶ。
「類?かすみやっとお腹
いっぱいになったよ?」
ヘッドの端に丸くなって寝てて
思い切り拗ねてる。
「パーパ?」
「俺、つくしのパパじゃないもん」
「拗ねるなら今夜相手にするのやめた!
かすみと寝るからいいもん」
じゃあねと言って部屋から出る。
「困ったパパだねぇ」
聞こえるように言って背を向けたら
部屋の外まで追いかけてきた。
「じゃあ、続きね?」
類の部屋に移動して午前中の
続きを始める。
かすみはいつも通り類の膝の上。
機嫌よくおとなしくしている。
こんな何気ない時間が好き。
「あ、コラ」
かすみが類の手を握って
指を口に持っていく。
「あはは、まだ満腹じゃないのかもね.」
ちょんとかすみのほっぺたを突っつく。
「ママそっくりだよね?食い意地だけ
余計に張ってるとこ」
「類~?💢」
「ママ、怖いねぇ?」
「かすみ💢パパの指食べちゃえ!」
以心伝心なのかかすみは類の指を
涎まみれにして機嫌良さそうにしていた。