FIFA WORLD CUP OFFICIAL MATCH BALL

今回から筆者が所有した経験があるサッカーボールなどを紹介します。
まずは、FIFAワールドカップの公式球です。すべてレプリカでない、プロ級の本物です。

※すべて、筆者が以前所有していたボールです(すべて売却済みです)。また、ワールドカップの公式球でないボールも紹介しています。
※一部写真にブレが生じて見にくいものもあります。ご了承ください。
※ボールの説明はすべて他サイトや書籍等からの引用、およびその要約などです。

⚽2010[South Africa（南アフリカ）] | JABULANI(ジャブラニ)

　　
【左】JABULANI（ジャブラニ）　2010年ワールドカップ使用球［決勝以外］　／　※2010年のアディダス主力モデル
【右】JO'BULANI（ジョブラニ）　2010年FIFAワールドカップ決勝使用球

パネルは三角形4枚と三脚テーブル型4枚のわずか8枚で、限りなく真球に近い球体ボールとなり、前回の「+チームガイスト」と比べても大幅にスイートスポットが拡大し、大幅にキック精度が向上しました。
また、ボール表面に微細突起が施され、雨天時も含めたボールインパクト時のグリップ性が大幅に向上し、キック精度がさらに改善しました。
さらに、ボール表面に、接合面とは別の溝があり、ボール周囲の気流を一定に保つことで、ボールの飛行軌道が安定し、ブレ球を軽減します。

⚽2006[Germany（ドイツ）] | +TEAMGEIST(＋チームガイスト)

　　
【左】+TEAMGEIST MBLEAGUE（＋チームガイスト　MBLEAGUE）　※2007年のアディダス主力モデル
【右】+TEAMGEIST2（＋チームガイスト2）　※2008年のアディダス主力モデル

　　
【左】+TEAMGEIST（＋チームガイスト）　2006年ワールドカップ使用球［決勝以外］　／　※2006年のアディダス主力モデル
【右】+TEAMGEIST BERLIN（＋チームガイスト　ベルリン）　2006年FIFAワールドカップ決勝使用球

これまでの手縫いに変わり、パネルを熱で接合する「サーマルボンディング」技術を採用し、パネルはプロペラシェイプ型パネル6枚と手裏剣型パネル8枚の計14枚パネルの構成となり、接合部分の面積が縮小し、より完全な球体となりました。
それにより、均質性が向上し、より正確なボールコントロールが可能となり、蹴りたいときにボールを思い通りに操ることができるようになりました。
2008年に使用された「+TEAMGEIST2」では、表面に均一で小さく細かい突起が施され、雨天時の表皮とスパイクの摩擦やすべりを軽減し、ボールコントロール性・キーパーのグリップ性を向上させました。

⚽2002[Korea / Japan（韓国・日本）]：FEVERNOVA(フィーバーノヴァ)

※2002･03年のアディダス主力モデル

パネルは従来の32面体ですが、デザインが大幅に変わりました。
手裏剣のようなものが4つ描かれています。

⚽1998[France（フランス）]：Tricolore(トリコロール)

　　
【左】1998年ワールドカップ使用球　／　1998･99年モデル［※アディダス主力モデル］
【右】2000･01年モデル［※アディダス主力モデル］

FIFAワールドカップ史上初のカラーボールです。
表面の細かいカプセルは、特殊なガスを充填したいわゆるミクロの風船です。前回の｢クエストラ｣に比べて非常に軽くなり、より遠く、より速く飛ぶようになりました。

⚽1994[United States of America（アメリカ）]：Questra(クエストラ)

　　
【左】1994年ワールドカップ使用球　／　1994･95年モデル［※アディダス主力モデル］
【右】1996･97年モデル［※アディダス主力モデル］

⚽1990[Italy（イタリア）]：ETRUSCO UNICO(エトルスコユニコ)

1990年ワールドカップ使用球　／　1990～92年モデル［※アディダス主力モデル］

ボールやユニフォームを集める魅力