チープ・トリック」は「ブーム・タウン・ラッツ 」と並ぶパワー・ポップ・バンドですが、当初本国アメリカでの評価は低く、「JAPAN 」などと同じく、日本からブレイクしたバンドで、斜に構えたイギリス人の「JAPAN」よりは素直に喜んでたようです。 ベタですがやっぱこういうのは嬉しいですねw 彼らのブレイクのきっかけは日本でのライヴを収録した「ライヴ・アット・武道館」(もちろん当初は日本限定発売。 「ディープ・パープル 」と同じ栄光の道ですねw)がアメリカに逆輸入されプラチナ・ディスクにまでなってしまったことw そのアルバムからのシングル・カット「甘い罠=I Want You To Want Me」を聴くと、キャーキャー物凄い悲鳴でぶっちゃけうるさいんですが・・・w 当時の盛り上がり方は流石に凄いです。フィルムでしか観た事ない「ビートルズ 」みたいです(そういえば「チープ・トリック」は「ビートルズ」のナンバーを好んでカヴァーしてます。(「マジカル・ミステリィ・ツアー」や「デイ・トリッパー」など) 「ジョン・レノン」にプロデュースを依頼して断られたって話もあるし・・・目指すところはそこだったのか・・・一時的にせよ、たどり着いたといってもいいですが。)w 聴いていていい感じなのは日本特有の「合いの手」というか・・・サビのdidn't I . didn't I . didn't I . see you cryin'って歌詞を受けてクラーイン!、クラーイン!、クラーイン!っていう観客による大合唱が入ってるのが・・・w こういう盛り上がり方もあるんだ?っていうのを全世界に示したとw ポップでキャッチーにもかかわらずヘヴィな音を出していたので、パンク=メロ・コア勢で「チープ・トリック」をカヴァーしてるバンドも多く、「グリーン・デイ 」の「ビリー・ジョー」(Vo.G)が同時進行で別に組んでたバンド「ピンヘッド・ガンパウダー 」の「Losers Of The Year」(=今年一番の負け犬たち、とでも訳しましょうかw)に大ヒットした「サレンダー」のイントロが使われてますし、「プロパガンディ 」は「甘い罠=I Want You To Want Me」をメロ・コア・チューンでカヴァーしてますw(曲の最後にゴスペル風のハモリが入ったと思うと直後にはF○○Kと50連発ぐらい連呼してますが・・・^^;) メンバー交代のすったもんだから一時期低迷し、ドサ廻りまで落ちますが、オリジナル・メンバーが再加入するととたんに不死鳥の如く蘇ったようです。 やはり4人のケミストリーが・・・(以下略w)
アーティスト: CHEAP TRICK
タイトル: At Budokan

最早説明の必要がないくらいの世界的に有名なバンドですがw 最初に聴いたのは高校の頃、ラジオで流れてた「孤独のメッセージ」だったか、「ロクサーヌ」だったか、物悲しい哀愁のメロディをレゲエ・スカを取り込んだリズムに乗せて切々と歌い上げる「スティング」の歌声は一度聴いたら忘れられませんでした。 3ピースのバンドは無駄をそぎ落とした感じで元々好きなんですが、「ポリス」も一発で気に入りました。 「ゼニヤッタ・モンダッタ」なんてアルバム・タイトルには???って感じでしたがw(「ドゥ・ドゥ・ドゥ・デ・ダ・ダ・ダ」の日本語ヴァージョン(!)のインパクトも強烈でしたw まぁ当時「STIX」の「ミスター・ロボット」とかもあったし・・・w 日本がマーケットとして無視できなくなっていたって事なんでしょうかw)。 僕が洋楽聴きだした頃は、ちょうど「シンクロニシティ」が出た頃で「ポリス」としては功成り名遂げた絶頂期でした。 あちこちでは「見つめていたい」が流れてましたが、レゲエのレの字も無いポップ・ソングに「確かにいい曲だけど「ポリス」がやる必要ない曲だ。 僕は最初の頃のほうが好きだ。」って思ってましたw(当時) 最初はパンク・バンドだったとか雑誌に書いてあるの読んで、「どこが!? この人ら「パンク」の定義間違っとっちゃないと!?」って思ってたんですが、その後インディー時代のデビュー曲「フォール・アウト」とか聴くと・・・パンク丸出しでw こりゃまたカッコいいじゃないすかw メジャー・デビューまでにいったい何があったんだ?と・・・ww 

アーティスト: POLICE
タイトル: Synchronicity
パンク全盛のロンドンに咲いた一輪の徒花(w)「JAPAN」、デビュー当時はメンバー全員が化粧してたこともあって「ニューヨーク・ドールズ 」とよく比較されたそうですが、音楽性は全然違いますw 1st「果てしなき反抗」はファンクやモータウン・サウンドをベースにした耽美的な少々暗めのナンバー揃いで音だけ聴くと、なぜ女の子達がキャーキャー言ってるのか判りませんでした・・・そう・・・「JAPAN」はデヴューと同時に、ここ日本で当の本人達も引くぐらいブレイクしたんですw それと言うのもフロントマン「デヴィッド・シルヴィアン」(Vo,G)が超の付く男前w(名前からして男前以外ありえない感じですがw) 当時写真集が出てて、友達のM・F君の家で見せてもらったら、なんと博多で撮られた写真(バックの塀に百地○丁目って表示の板があったw)もあってテンションが上がりましたw F君は「その住所探したけどわからんやった」とがっかりしていましたw(今じゃ埋め立て+再開発でなくなってるんだろうな・・・そこ。) だんだんとテクノ寄りになっていって(YMO土屋昌巳との交流は有名です)ようやく時代がおいついたのか?w その人気、実力共に花開いた「錻力の太鼓」ではアヴァンギャルドなテクノ・ポップと東洋風の旋律が絡み合ってなおかつダンサブルという80年代特有としか言いようがないサウンドで、ジャケ写もいい感じ(「デヴィッド・シルヴィアン」が眼鏡をかけて人民服を着てお箸で米を食べており、部屋の壁には「毛沢東」の写真が飾られている)、非常にインパクトのあるアルバムです。 本人達のプライドが傷ついたのか、日本以外では評価されず売れなかった1st、2ndは無かったことにしてるらしいですが、僕はどちらかというと1stのほうが好きなんですけどねw
アーティスト: Japan
タイトル: Tin Drum

アイアン・メイデン」を最初に聴いたのは高校1年の頃、友達のS君が貸してくれた1st「鋼鉄の処女」でした。 ジャケットにゾンビ(?)かグール(?)かとにかくアンデッドな生き物(「エディ」と言う名前だそうですw)が描かれており、毎回ジャケットはこの「エディ」の絵だとのこと。 「アイアン・メイデン」=鋼鉄の処女というのは中世の拷問器具の名前から来ているそうで、おどろおどろしい雰囲気が漂っていました。 まだ洋楽聴きだしたばかりの僕にとっては、最初のヘヴィ・メタル・バンドと言うわけで、今思うと最初に聴いたのが「メイデン」で良かったと思います。 1stはゴリゴリの「ランニング・フリー」や「娼婦シャーロット」、「オペラの怪人」など名曲揃い。 緩急をつけた複雑な展開のツー・バスのドラムに、リーダー「スティーブ・ハリス」(B)の重低音が加わり、さらにパンキッシュな高速のリフから、メロディアスなギターソロまで幅広い振り幅のツイン・リード・ギターに、「ポール・ディアノ」(Vo)の正統派ロック・ヴォーカリストと思わせて、シャウトでキメたり、コーラスでキメたりのヴォーカルが乗ったカッコ良さ! いかにもパンクを通り抜けた「ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル」なバンドでした。 その後ギターとヴォーカルがメンバー・チェンジした後の3rd「魔力の刻印」を借りて聴いたら・・・新ヴォーカル「ブルース・ディッキンソン」(Vo)はまさしくヘヴィ・メタルを歌うために生まれてきたような男でw 情感たっぷりのバラードからヴィブラートを効かせたハイ・エナジー・ヴォーカルまでこなす鬼に金棒状態w タイトル曲「魔力の刻印The Number of The Beast」の悪魔的嗄れ声から一気にハイ・トーン・シャウトまで登りつめる様は圧巻でした。 メタル過ぎる、あるいはらしくないと言う点で「ポール・ディアノ」の頃が一番だ、と言う人もいますが、僕はどっちも好きです。 HR/HMバンドの常でメンバー・チェンジも多く、「ブルース・ディッキンソン」も一時期抜けていたそうですが、また出戻って現在は、ドラマー以外は「魔力の刻印」の時の黄金メンバーに戻っているそうです。

アーティスト:アイアン・メイデン
タイトル: Number of the Beast
T.REX 」の回で出て来た、M・K君と放課後遅くまで音楽の話をした日、M・K君はハードロック主体、僕はパンク主体に聴いてるということが判ったのですが、次の日「ハード・コアとか聴いとうなら、コレも絶対気に入るっちゃないかいな?」といって貸してくれたのが、「モーターヘッド」の「エース・オブ・スペイド」でした。 最初バンド名の語感のカッコよさに期待が膨らみましたが期待は裏切りませんでした。 「レミー・キルミスター」(Vo,B)のめちゃめちゃカッコいい爆音ベースから始まるタイトル曲の「エース・オブ・スペイド」(博打の楽しさを歌った曲ですw)に打ちのめされました。 革ジャン、革パンのヘルズ・エンジェルズ的なバイカー風の小汚いルックスで濁っただみ声でがなる「レミー」のカッコいいこと。 HR/HMには珍しい3ピースのバンド(当時)で、M・K君によると重たくて速いサウンドはパンクスからも支持を得ているとのことで、当時の「ジューダス・プリースト」や「アイアン・メイデン 」などのいわゆる「ニュー・ウェーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル」と同じ括りで語られたりもしますが、よりハード・コア・パンクに近い元祖スラッシュ・メタルともいえるバンドです。 最近、「メタリカ 」のトリビュート・アルバムに「モーター・ヘッド」が参加・・・というニュースを聞きましたが、「順番逆だろ?」と思いました・・・w このことからも判るように今でもバリバリの現役で爆走サウンドを響かせてますw 音楽性もデビュー当時とほぼ変わらず、ある意味「ラモーンズ 」ですw
アーティスト: モーターヘッド
タイトル: エース・オブ・スペーズ

僕が高校の頃、ギター少年達に物凄い衝撃を与えた曲がありました。 「ヴァン・ヘイレン」の1st、「炎の導火線」における「暗闇の爆撃=Eruption」です。 猛烈な速弾きもそうですが、なによりこの曲で初めて「ライト・ハンド・奏法」を耳にした僕らは「ギターでこげなキーボードのごたぁ音出すっちゃ凄かねぇ!」と戦慄を覚えていました。 そしてその後の「You Really Got Me」、「叶わぬ賭け=Ain't Talkin' 'Bout Love」、「I'm The One」のカッコよさ! その後一躍新時代のギターヒーローとなった「エディ・ヴァン・ヘイレン」(G)は「マイケル・ジャクソン 」の「ビート・イット」でのゲストプレイによって一気にポップス層にも知名度が拡がりました。そして、満を持して発表されたアルバム「1984」を聴いて再び僕らはド肝を抜かれました。 「エディ」がシンセサイザーも弾いてる(ほんと、この人の有り余る程の才能は凄いですw)「Jump」、や「Panama」などこれぞアメリカン・ハードロック!というカッコよさでしたが・・・MTVでPVを観た時にはさらに仰天しましたw 最初に「Jump」を観たのですが、甘いマスクでにこやかに火の出るような速弾きやライト・ハンド奏法をこなす「エディ」、カンフーの使い手であるという「デイブ・リー・ロス」(Vo)の二段蹴り、廻し蹴りなどのムーヴは魅せるバンドの真骨頂! カッコいいなァ・・・と思っていたら・・・w 次に観た「Panama」が・・・当時稀に見るバカPVで・・・w ラジカセを担いでワイヤーで吊られ宙を飛ぶ「デイブ」、全裸にタオル一丁で手錠を掛けられセキュリティ・クルーにつまみ出されるデイブ」、オープンカーやバイクで疾走する「デイブ」、登り棒を滑り降りてきてラメ入りのガウンで胸毛をちら見せするデイブ」、カンフー仕込みの剣舞を舞う「デイブ」、ドライヤーで「エディ」を威嚇する「デイブ」、新体操のリボンを踊る「デイブ」、ワイヤーで吊られ宙を飛びながらビールを飲む「ヴァン・ヘイレンの兄ちゃん」w(失礼w 「アレックス・ヴァン・ヘイレン」です。)など意味不明かつシュールな映像のオン・パレードw 見所満載でしたw その後・・・「フリッパーズ・ギター」にも影響を与えた落ち着いた印象のあるネオ・アコの巨匠「アズテック・カメラ」が「Jump」をアコギの弾き語りでカヴァーしたと言う話を聞いて笑いました。 聴くと暗い内省的な歌になっていて・・・!? なんと「Jump」は、自殺志願者の歌だったのでした。 歌詞の意味に忠実なのはカヴァーのほうで原曲は・・・明るい西海岸の日差しがさんさんと差し込んでるイメージで、ある意味恐るべき感じ・・・ww いやぁ、あなどれませんわ・・・w

アーティスト: Van Halen
タイトル: 1984
スミス」は「エコー&ザ・バニーメン 」に少し遅れてマンチェスターで結成されたバンドで、80年代の英国のバンドとしては最も成功したバンドといっていいでしょう。 「モリッシー」(Vo:「ジェイムズ・ディーンは死なず」という詩集も出してた詩人だったようで、充分な素質と感受性は持っていたが、なんと「ニューヨーク・ドールズ 」のファンクラブの会長でもあったとかw)の書く文学的かつ屈折した弱者の視点からの歌詞が「ジョニー・マー」(G)の作る、さわやかなギター・ポップ・サウンドと組み合わさった時、英国ロック界の至宝ともいえる数々の珠玉の作品達を生み出しました(モリッシー曰く、「僕がタマゴを生んで、それをジョニーが料理してオムレツを作る」のだそうですw)。 当時「ネオ・アコ」と言っていて「エコ・バニ」と同じ括りで語られたりしたこともあったので(雑誌でイアン・マカロックモリッシーが対談したりもしていた)興味を持って聴いたのが、タイトルのショッキングさで物議を醸した「ミート・イズ・マーダー」(肉食は殺しだ、とでもいう意味か・・・彼らにとっての「イン・ロック」ですねw)からのシングル「バーバリズム・ビギンズ・アット・ホーム」(蛮行は家庭から始まる、とでもいいましょうか。)輸入版だったので歌詞の意味はわかりませんでしたが、タイトルから想像するにDVについて歌った歌なのか・・・と思って聴いてみると美しい透明感のある声なのに「モリッシー」がときたま奇声をあげるところは変態的で、どこかカタギじゃない感じがしましたが、全体的には妙に耳に残るいい曲でしたw その後これまたショッキングなタイトルで物議を醸した「クイーン・イズ・デッド」(彼らにとっての「マシン・ヘッド」・・・以下略w)で人気が決定的なものになった頃には既にイギリス、いや世界を代表するバンドとしての名声を不動のものにしていましたが、その絶頂期にもかかわらず衝撃的解散、遺産として世界中に多くのフォロワーを残してます。 ジャケットは全て「モリッシー」が好きだった古い映画のスチールを使用していてどれも大変美しいのですが、肖像権でモメてしかたなく同じポーズをとった自分の写真に差し替えたものが一枚だけあるとかないとか言う話ですw
アーティスト: The Smiths
タイトル: Meat Is Murder
バウハウス」のバンド名の由来は、1919年にドイツで設立され、そのあまりにも革新的な手法のため1933年に退廃の象徴としてナチの弾圧を受け閉鎖された芸術学校の名前からとったものだそうです。 アート・スクール出身の3人「ダニエル・アッシュ」(G)、「デヴィッド・ジェイ」(B)、「ケヴィン・ハスキンス」(G)に「ピーター・マーフィー」(Vo)を加えて1977年に結成されたバンドで、その暗黒的、退廃的、背徳的な音は今ではゴス系とか言われてたりもしますが、それより「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 」の直系の子孫といって良いでしょう(実際「ヴェルヴェッツ」や「ジョン・ケイル」のカヴァーもしてます)。 不協和音を奏でる暴力的なノイズとカッティング・ギターに加え咆哮するヴォーカルがカッコ良すぎ! 僕が最初に聴いたのは高校一年のとき友達のR・A君に借りた「Sky's Gone Out」でした。 一曲目の「ブライアン・イーノ」のカヴァー、「Third Uncle」を聴いて、てっきりパンク・バンドかと思ったのですが、その一曲だけが毛色の違う曲でw その後は「Silent Hedges」,「In the Night」、と聴けば聴くほどだんだん不安になるような曲ばかり・・・深くて暗い退廃的な暗黒世界が広がっていましたw ジャケ写も殆どモノクロで渋すぎる・・・。  こりゃあ気に入ったぞ、と思うまもなく解散w その後3枚組み限定版のボックスセットを買ったのを期に同時にCD化されたオリジナル4枚+ライヴ1枚を大人買いしてしょっちゅう聴いてました。 実質の活動期間が1979~1983年ということもあってどのアルバムもテンションが落ちてないです。 ところが1998年にまさかの再結成。 それに合わせたのか、ちょっと前に全作品が紙ジャケで再発されたとのこと・・・どうしよう・・・w コアな人気はまだまだ根強いものがあるようです。
アーティスト: バウハウス
タイトル: スカイズ・ゴーン・アウト(紙ジャケット仕様)
80年代のポストパンク・シーンに「U2 」などと同時期に浮上してきた「エコー&ザ・バニーメン」は「ビートルズ 」を生んだリヴァプール出身の4人組。 「ネオ・サイケ」などという括りで語られることが多いですが、「イアン・マッカロク」(Vo)=(「マカロック」などと表記されることもありますが、スコットランド系のMcはマックと読む感じがするので:マッキントッシュスティーヴ・マックィーン等)は「クラッシュ 」に衝撃を受けて音楽始めたらしいですw 結成時はドラマーがおらず、ドラム・マシーンを使用しており、そのドラム・マシーンのメーカーが「エコー」というメーカーだったので、バンド名を「エコー&ザ・バニーメン」とつけたという・・・流石、英国のミュージシャンだけあって洒落た事言いますw 「イアン・マッカロク」はぼさぼさの頭に優男風の細面が日本の少女達に大人気で、当時の少女漫画ではよくモデルにされてたようですw(当時イアンは既に結婚していたのにw) 僕は女の子に人気があるらしいとは知っていましたが、当時はバリバリのハード・コア・パンクが好きだったのでスルーしていたのですが、たまたまラジオで彼らにとっての「イン・ロック」とも言うべきw「ポーキュパイン(やまあらし)」からの2曲、「カッター」と「バック・オブ・ラヴ」、そして12インチシングルからの「ネヴァー・ストップ」を聴いて物凄い衝撃を受けましたw エキゾチックかつキャッチーで今までに聴いたこと無い音、「エコ・バニ」ってこんなにカッコ良かったんか!!と驚きましたw さっそく「クロコダイル」(1st)、「ヘヴン・アップ・ヒアー」(2nd)を聴いてみるととってもダークなのに美しい曲で良い感じ。 そしてやはり彼らにとっての「マシン・ヘッド」ともいうべきw「オーシャン・レイン」。 「シルバー」、「キリング・ムーン」(イアンの最もお気に入りだそうですw)、「セブン・シーズ」などロック史に残る名曲の嵐! 「ネオ・サイケ」と言われる所以の「現実とイマジネイションの境界を無くす」ような世界観に溢れた逸品でした。 「エコ・バニ」はジャケ写の美しさでも知られていますw 大自然の風景の中にメンバーがたたずんでる写真の数々はロック・アルバムなのにどこかクラシカルです。 また「海」を歌った歌が多く、音もなんか海っぽい(?)感じがしますw 夏に泳ぎに行く「海」ではなく「船」で航海する荒々しい外海のイメージですが・・・。
アーティスト: Echo & The Bunnymen
タイトル: Songs to Learn & Sing

高校一年のとき、友達のR・A君から借りた「War」は僕にとっては、ある意味「ピストルズ 」を上回るほどの衝撃でした。 ジャケットを手に取ると、上半身裸の少年(最初女の子と思っていた)が頭の後ろに両手を回した姿(戦争で降伏した時のポーズ)で僕を睨みつけていました。 唇には殴られた傷のようなものがあり、最初は従軍カメラマンの戦場写真なのか?と思ったほどでした。 北アイルランド紛争を歌った「Sunday Bloody Sunday」やポーランドのワレサ議長の逮捕にインスパイアされたという「New Year's Day」,「Like a Song」などの魂の叫びともいえる「ボノ」のヴォーカルや研ぎ澄まされたように切れ味鋭い「エッジ」のギターに鳥肌立ちまくりでした。 ラストの「40」における救いにいたるまで一切捨て曲なし! U2史いやロック史に残る名作と言って良いと思います。 2004年の現在に至るまでリアルな姿勢を保っている「U2」ですが、当時のことで印象に残っていることがあります。 日本に「夜のヒットスタジオ」という番組がありました。 来日中の海外のアーティストもよく出演してた人気番組でしたが生番組にもかかわらず、海外のアーティスト達は(日本のも、かもしれませんがw)いわゆる口パクでした。 「レコードの演奏が一番完璧だから・・・オーディエンスには一番完璧な演奏を聴いて欲しいから」という???な理由でしたが、「U2」が出演した時は当たり前のように生演奏(サスガ!)。 ところがスタッフがやり慣れない(?)、ライヴのセッティングのせいか、機材トラブルでギターの音が出なくなる始末!w その瞬間、観てた僕らは「生演奏やんか! やっぱU2ばい!」と大喜びしましたw その後浪人の時に「Joshua Tree」を聴きました。 「War」を「イン・ロック」とするならこれは「マシン・ヘッド」にあたる訳ですがw これまたロック史に残る名曲揃いでした(アイルランド紛争がテーマの爆弾処理班とテロリストとの戦いを描いた映画「ブローン・アウェイ」でも効果的に使われてました。 トミー・リー・ジョーンズが歌うU2・・・w)が、「War」の頃の、まるで抜き身の氷のナイフを突きつけられてるような緊張感は影を潜め、力強い優しさに溢れたアルバムとなっていました。 「Joshua Tree」以降世界的なロック・バンドとしての道を突き進んでいますが、僕的には「War」を超えるアルバムは出てないです・・・。

アーティスト: U2
タイトル: War