ライブ中のクラブで火災が発生し、若者4人が死亡する。そのうち2人は火災から逃げる最中に死んだと見られ、ヒスパニック系のひとりは火災の前に絞殺されていたことが分かる。残る遺体は演奏していたバンドのメンバーで、全身に入れられたタトゥーは白人至上主義を主張していた。そのバンド自体FBIの監視対象になっているヘイトコア・バンドだったのだ。人種を理由とした憎悪犯罪の可能性にCSIは緊張する。

被害者の一人ケヴィン・エリスは頭を何度も踏まれたことによる脳内出血で死亡。
さらに、ティモ・パディアは鼻を損傷、点状出血から窒息死と見られていたが、その後の調べで火災の前にチェーンを使って絞殺されていたことが分かる。
また、バンドのメンバーらしき身元不明男性は、一酸化炭素と有害物質を吸い込んで死んだと思われた。

クラブのオーナーのスチュー・クルチョフを署に呼んで話を聞くが、スチューはバンドのメンバーたちの名前を知らないと言う。
グレッグの調べで、ステージのそばにある出口が開かなかった事が判明。
誰かが靴でドアを蹴った痕があることが分かるも、スチューは、出口に鍵はかけていないと言う。
さらに店に飾っていたスティービー・レイボーンのギターが無くなっていることに気づき、彼に聞くと、クラブを存続させるためにギターを質に入れたと言う。

そして残りの女性被害者の体全身に白人至上主義のタトゥー。
それにより、彼女がレネ・ナイレンと判明、FBIの監視対象になっているバンド「ホワイト・ライジング」のベース担当だと分かる。
しかし殺されたパディアがヒスパニック系だったところを見ると、憎悪犯罪の可能性は高く、火災は殺人の証拠隠滅のために起こされたのかも知れない。
パディアはブロンドの女性と一緒にクラブに入ってきたという目撃情報。

サラとモーガンが現場を検証すると燃えていない倉庫を発見。
ここでパディアが殺されたと考えられた。
さらにフィンとニックがステージ近くのドアを調べると、最近ついたペンキの痕が・・・。
そこにライアン・ミラー火災調査官がやってくる。
ライアンは焼きなましたスプリングを発見、放火と断定、そしてろうそくのついたボール紙を発見する。
ホワイト・ライジングのヴォーカルの名前はカート・ハーパー。
3カ月前、同じクラブで行われた彼らのライブの近くで、アジア系の少年達が遊んでいたところ、人種差別主義のチンピラがリー・ウォン・ジュニアという少年を襲うという事件が起きていた。
その後の調査で、身元不明者はカート・ハーパーであることが分かる。
ホッジスの調べで、火災当時、ドアをふさいでいたのは赤のポンティアックであることが分かる。
発火装置のボール紙にはガソリンが。
ボール紙の裏にはバーコードがあり、3カ月前に殺されたリーの姉が経営するオートショップで使われている段ボールと判明する。
リーの姉ノラを署に呼び話を聞くと、赤のポンティアックは持っていないと言う。
しかしボール紙とろうそくと紙風船で灯篭を作り、友達とクラブ前でリーを偲んで飛ばしたと話す。
しかし3カ月前の話だと・・・・。
ニックは火元を特定するために再度、クラブの壁の中の配線を調べる事にする。
そこにまたライアンがやってきて、上手く行かない!と言い出すが、フィンは「このまま自分達だけで捜査を続ける!」と反論。
そこにエクリーも参加し、発火装置と思われるタバコとマッチが見つかる。
監視カメラを調べていたヘンリーは、ポンティアックの持ち主をジェレミー・ダグラスと特定。
彼はカレブ・ヴォイトという男に車を貸したと話す。
カレブは石灰岩の粉砕を仕事にしている男であると言い、パディアに石灰岩の破片が付着していたことから、彼が犯人の可能性が出てきた。

エクリーは、ジェレミーをカレブに接触させ、彼が犯人である証拠を見つけさせようとするが、カレブが不審な状況に気づきジェレミーに酸をかけて逃走を図った。
しかしカレブを逮捕することに成功、彼はクラブに現れたヒスパニック系のパディアと揉め、彼を殺したと自供した。
しかし火災はカレブの犯行ではなく、タバコとマッチの手口から放火の前歴があるイアン・バクストンの犯行と分かる。

彼自身も火災でヤケドを負って入院中で生命維持装置に繋がれている。
仮釈放中の身である彼は保護観察中であり、火災調査官のライアンはこの事実を知っていたはず!
ニックとフィンはライアンに、「タバコとマッチが見つかった時になぜバクストンの事を話さなかったのか?」と問い詰めるが、彼は自宅にいるから犯行は不可能だ!と言い切る。
しかし彼自身も被害にあったことを知ると、彼はあくまでも雇われの放火魔であると話す。

バクストンの家を捜索すると、スチューが彼を雇ったことが判明、火災の名目でクラブを閉め、保険金を受け取ろうとしたとスチューは認めるのだった。