砂漠で見つかった若者の死体腹部には噛み跡が。だが噛み跡は巨大で恐竜のものとしか思えない。一方、別の殺人事件の被害者フィルは、娘を5年前に殺されていた。2人の少女がさらわれ、どちらの遺体もまだ発見されていない事件だったが、捜査が進み、フィルの娘のミイラ化した遺体の写真が見つかる。遺体はどこなのか？
投資顧問のフィル・コーラーの遺体が自宅で見つかる。
ニックとグレッグは刑事のフランキーがいる現場に合流。
フィルは、5年前、友達のレイチェルとともに誘拐され、殺されたと見られている少女ホイットニー・コーラーの父だった。
犯人のホルトは終身刑だが、ホイットニーとレイチェルの遺体はまだ見つかっていない。
現場検証により、フィルは他殺と断定。
別居中の妻シャロンに話を聞くと、フィルはレイチェルの母カーリー・ベックと不倫していたと言う。
カーリーに話を聞きにいくも、彼女は不在。
しかしレイチェルの部屋で、ホイットニーのミイラ化した遺体の写真が見つかる。
ホルトに話を聞こうとしたCSIだったが、ホルトは10日前に首を吊って意識不明らしい。
カーリーは何度もホルトに手紙を送り、娘の遺体の場所を聞いていたと言う。
ラボでホイットニーの写真を分析したところ、遺体の遺棄場所が分かり、彼女の遺体が発見される。
検視の結果、死因は絞殺。
帯ノコのようなもので指を落とされ、拷問された跡もあると言う。
その後のフランキーの調べで、ホルトが伯父さんの木工小屋で子供時代に遊んでいたことが分かり、そこが犯行現場と思われた。
またカーリーが質屋に通い、大金を手に入れていたことが分かり、ほどなくしてカーリーは拘束される。
聴取を取るも、彼女はフィルを殺していないと主張し、どうしても金が必要だったと言う。
ホルトから返事が来て、そこには、「ホイットニーとレイチェルの遺体の場所が知りたければ1枚に付き5000ドルよこせ」と書いてあったと言う。
最初の5000ドルを渡した際に、ホイットニーの遺体が発見され、あと5000ドル渡せばレイチェルの居場所が分かるから、金を貸してほしいとフィルに頼みこんだと言う。
しかし、1枚目の地図を貰ったのは3日前。
ホルトは10日前にすでに自殺未遂をしている。
何者かがホルトに成りすまし、彼女に地図を送っていたのだ。
ホルトの購入記録を見ると、売店でレポート用紙が・・・。
3枚が無くなっていることが分かり、地図2枚と遺書と考えられた。
看守のリクターによると、遺書はなかったと言う。
彼が怪しいと思い、自宅へ行くと、彼が逃走を図り、フランキーが取り押さえる。
金目当てにホルトを自殺に見せかけて殺し、ホルトに成りすまして金を絞り取ろうとしたと言う。
さらに、フィルが通報する可能性があると思い、彼を殺したと言う。
その後、レイチェルの遺体も見つかり、ニックはカーリーに伝えに行くのだった。
一方、「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」の会場に向かうラングストンとホッジス。
やはり、被害者の噛み跡は、ここのT-レックスによるものと思われる。
ヘンリーの調べで、被害者は草食恐竜を専攻している学生ブライアンと判明。
彼にはジェーンという婚約者がいることも分かる。
しかしジェーンは他の男性とキスをしていたことがビデオで判明。
彼にも話を聞くと、ブライアンがT-レックスと近くで写真が撮りたいと言い出し、クレーンで上にあがったが、事故で落下したのだと言う。