製作:ドナルド・デライン
製作総指揮:ステイシー・コルカー・クレイマー/リサ・シャピロ
脚本:スティーヴン・アンティン
撮影:ボジャン・バゼリ
プロダクションデザイン:ジョン・ゲイリー・スティール
衣装デザイン:マイケル・カプラン
編集:ヴァージニア・カッツ
音楽:クリストフ・ベック
音楽監修: バック・デイモン
出演:シェール/クリスティーナ・アギレラ/エリック・デイン/カム・ジガンデイ/ジュリアン・ハフ/アラン・カミング/ピーター・ギャラガー/クリステン・ベル/スタンリー・トゥッチ
スターを夢見るヒロインとショー・クラブの再生を目指す人々が織りなす人間模様を華麗なステージ・パフォーマンスとともに描くエンタテインメント・ミュージカル・ドラマ。

評価★★★★☆
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[STORY]
かつては栄華を誇った大人のためのショー・クラブ“バーレスク”も、いまや客足が衰え経営難に陥っていた。伝説のスターにして現オーナーのテスは、舞台監督のショーンとともに再建に尽力する。そんな時、アイオワの田舎町からスターを夢見て単身ロスへやって来たアリ。彼女は偶然目にしたバーレスクの華麗なショーに心奪われる。そして、どうにかウェイトレスとして雇ってもらい、ステージに立つチャンスを狙う。やがて、その歌唱力とダンスの才能がテスにも認められ、ついにスターへの階段を上り始める。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
『月の輝く夜に』を久々に見たくなりました(*^_^*)
シェール、やっぱり貫禄あるなぁ。
この作品もなかなか見れなかったんだけど、同僚の勧めで、ようやく見たわけですが、全然ミュージカルじゃない出来にびっくりでしたわ(笑)
スケールが全く違うけど、サクセスストーリーって意味では、『コヨーテ・アグリー』を見た時の衝撃を思い出しました♪
そして、またもう一度、今日、この作品を見ました(笑)
昨日見たとこなのに(笑)
何故かと言うと・・・・・、また後で書きますね♪
どうしてもシェールのあのシーンがもう一度見たかったのです(*^_^*)
ストーリーですが、これはあまり良くありません、残念ながら(笑)
なので、またもはしょります(笑)

田舎娘アリがスターを夢見てロスへ。
そこで見たショーに感動したアリは、バーテンダーのジャックに、オーナーのテスを紹介してもらう。

しかし門前払い。
諦めきれないアリは、半ば強引にジャックに頼み込み、ウェイトレスとしてそこで働き始める。
彼女は、テスに自分の実力を見てほしいと願うあまり、バーレスクのオーディションに飛び入り参加。
意外な彼女の才能(その時はダンスだけ)を知ったテスは、アリを採用。
彼女をバックダンサーとして使い始める。
しかしここバーレスクの経営状態は悪化の一方。
共同経営者のヴィンスは、テスに借金の話ばかり。
何とかする!と言いながらもどうにもできない彼女の元に、不動産業を営むマーカスがやってきて、バーレスクの買収を目論んでいた。

ちなみにこのマーカスは、バーレスクのスターであるニッキの彼氏。
ニッキは確かに才能があるが、酒におぼれたり遅刻したりと、テスを困らせる存在だった。

ある時、テスは、そんな彼女に見せしめとして、ニッキの代役をアリに任せることにする。
怒ったニッキはミキサーコードを抜き、舞台上に歌声が流れなくなってしまった。
そう!ここバーレスクは、口パク劇場だったのです(^_^;)
歌声がなくなった舞台で演奏もダンスも止まってしまい、幕が下り始める。
そこで、アリは思わずナマ声で、歌いだしてしまう。
合わせて演奏もダンスも加わり、会場が盛り上がり、テスは再び幕を上げた。

ここから彼女のスターへの道がどんどん開け、アリのショーを見にお客さんも増えていきます。
そしてニッキの恋人だったマーカスはアリに近づき始める。
気に食わないニッキは、テスと喧嘩をしてクラブをやめてしまう。
またひょんな事からアリと一緒に暮らしていたジャックも、婚約者が居る身でありながら、彼女を好きになっていく。
とありがちなストーリーが展開されて行きます。
が、お決まりの、スターになった子が嫌な女に成り下がる事はなく、成り下がりかけながらも、やっぱりテスを崇拝し、お世話になった彼女に恩を返そうという田舎娘の良い性格が、このバーレスクを救う事になるのですね♪
ある日、バーレスクのダンサーの結婚式に出席したアリ。
そこで婚約者と電話でもめているジャックを見かける。
へべれけのジャックは何かとアリに絡んでくる。
そのまま家に戻った二人は、友達以上の何かを感じ始めていた。
ジャックの無邪気なアプローチをアリは素直に受け止め、とうとう二人は結ばれる。

このシーン、とっても可愛いし、素敵だった~(*^_^*)
こんなバカっぽい男子、スキだな~♪
感情を素直に出せる男子♪
何だか映画見てて、キュンとしました、年甲斐もなく・・・(*^_^*)
でも翌朝、修羅場~。
ここ要らないシーン・・・・(+o+)
婚約者が戻ってきてしまい、アリはジャックと微妙な関係になってしまう。

後日、マーカスの元へ行ったアリは、マーカスがバーレスクの土地に高層マンションを建てる計画があることを知る。
アリはすぐにマーカスの元を去り、テスに忠告しに行く。
と言うよりは提案!!
だがテスは聞く耳を持たない。
明日にはバーレスクを売り渡さないといけないテスには、そんな余裕はなかった。

そこでアリは、テスに『空中権を!』と。
二人は隣の高層マンションのオーナーの元へ行き、バーレスクの上の空中権を買ってほしいと頼む。
でないと、バーレスクの跡地に高層マンションが出来、おたくのマンションの景観が失われるよ~!と。
そして高値で空中権を売り、バーレスクは買収からも逃れる事ができたのです(^o^)

バーレスクの売り、それは『サンセットの絶景』。
高層マンションの売りである景観と、バーレスクの舞台を「絶景」として、うまく掛けて、空中権とか訳わかんない権利使ってまとめましたな(笑)
ま、ストーリーはどーでもエエですわ、この際(笑)
なんしか、アギレラさん、私、あまり聞かなかったアーティストですけど、コレ見てちょっと聞いてみようかと思いました。
ただのケバいおねーちゃんかと思ってたので(笑)
でもこの作品での彼女、めちゃ可愛いですやん?
意外でしたね♪
そして、シェール♪
やっぱり凄いですわよオッカさん!
バーレスクを売り渡さなきゃならない苦境の時、リハーサルで歌った歌。
貫禄と強さとその中ににじみ出る切なさと言いましょうか・・・・。
このシーン見たさに、昨日見たのにまた今日もコレ、見てしまったのです(笑)
ここの歌詞の部分のシェールの熱唱、感動しました(+o+)
I've been pushed way past the point of breaking
But I can take it
I'll be back
Back on my feet
This is far from over
You haven't seen the last of me
苦しみや悲しみに心がさいなまれても、乗り越えて、復活して見せたる。
わい負けへん、まだ終わってないんやさかい!
って。
力強いシェールの唄、チョー感動でした(+o+)
サントラかおーかなー(^_^;)