実験室KR-13 ~08(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

映画とcoffee、ときどき妄想

     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:ジョナサン・リーベスマン
製作:ロス・M・ディナースタイン/ボビー・シュワルツ/ガイモン・キャサディ/ベン・フォークナー
脚本:アン・ピーコック/ガス・クリーガー
撮影:ルーカス・エトリン
プロダクションデザイン:シャリーズ・カーデナス
衣装デザイン:キャロライン・B・マークス
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ニック・キャノン/クレア・デュヴァル/ティモシー・ハットン/クロエ・セヴィニー/ピーター・ストーメア/シェー・ウィガム


実験室に集められた4人の男女が、殺人も厭わない研究者によって恐ろしい心理実験の被験者にさせられるさまを描いたサスペンス・スリラー。
365日中、50日は映画館!-実験室KR-13 ~08(米)
評価★★★☆☆

--------------------------------------------------------
[STORY]
ケリー、トニー、クロフォード、ポールの4人は、詳しい内容を知らぬまま、ある心理実験の被験者となってしまう。小さな部屋の中で博士から簡単な説明を受ける4人。やがて説明を終えた博士は、おもむろに拳銃を取り出すと、その中の1人を射殺し、部屋をあとにする。逃げ場のない実験室の中でパニックに陥る3人に、新たな問題が示される。そして、正解からもっとも遠い1人が次の犠牲者となることが明らかとなる。

[IMPRESSION]ネタバレ注意!

そこそこ豪華なキャスティングの割に上映劇場が少なかったという作品。
てっきり未公開映画だと思ったくらいのしょーもない作品でした。
かつてのアメリカはCIAや政府の民間の極秘機関によって、人体実験やら心理実験が多く行われていたが、今は時代の変化と共に、そういった非人道的な実験は禁止されている(という)。
実際は皆無ではないと思うけどね(^_^;)

この作品もそういった民間による実験のお話。
KRとは「Killing Room」の略らしい(なんとお粗末な・・・)。

365日中、50日は映画館!-実験室KR-13 ~08(米)

同意書にサインをした4人は、フェーズ1という段階の実験に入る。
実験室の外では、この実験にこれから関わるかも知れないエミリーに対する面接が行われている。
エミリーはじっとこの実験を見て所見を求められて行く。

365日中、50日は映画館!-実験室KR-13 ~08(米)

サイン完了と同時にドクターフィリップスが現れ、実験の詳細を語る。
そしてザックリと話をした後に、ケリーを射殺し、部屋を出て行ってしまった。

365日中、50日は映画館!-実験室KR-13 ~08(米)

パニックに陥る3人。
ヤラセと思われたが実際にケリーは死んでいる・・・・。
そこそこ治験や犯罪も経験してきたクロフォードは、冷静に対処しようとリーダーシップを発揮。
トニーを撒きこんで何とかこの状況を打開しようとしていた。
そんな時、3人にお題が出される。

と、問題に答えて、正解から一番遠かった人間が次の犠牲者となるらしい。
その間の人間の取る行動や心理状態がこの作品の見どころと言えるが、意外にもこの映画の結末というのは、とんでもない方向へ行く・・・・(^_^;)

まぁ細かく説明するほどの作品でもないので、かなりはしょって行きますが。

問題に答えた3人。
すると、天井からガスが撒かれ、3人は倒れてしまう。
そして今度はトニーが銃で撃たれて死んでしまった。

365日中、50日は映画館!-実験室KR-13 ~08(米)

残された2人にまた問題が・・・・。
猶予までの間、クロフォードは、ここの現状を外の人間に伝えなくては!と正義感を見せるも、ヘタレのポールは何もできず(笑)

365日中、50日は映画館!-実験室KR-13 ~08(米)

天井の換気口から逃げ出そうとするクロフォードに対し、ポールは腰ぬけ。
クロフォードは何とか換気口を通って外に繋がる場所まで行くも、また捕まってしまい、KRに戻されてしまう。

問題に答える時間がせまってきた。
だいたいの答えを知っているクロフォードは、嘘の答えをポールに伝える。
そして回答の時間。

正解をクロフォードから教えてもらったと信じ込んでるポールは、自分だけ助かる事など出来ないと言い、銃を自分の口にくわえ、死のうとした。
その瞬間、3発の銃声がし、クロフォードが射殺された。


ここで実験終了・・・。
さて、この実験の意図するところは・・・?

365日中、50日は映画館!-実験室KR-13 ~08(米)

ドクターフィリップスは、エミリーにこの実験が、人間兵器の養成だと話す。
まず人選、そして養成。
アメリカに自分の命を捧げられる人間を探しているのだと・・・。

結果的にポールが自殺を図ろうとしたことで、彼なら国に命をささげてくれるだろうという、何とも安易な考えのもとで、非人道的な、しかも無意味な殺人を犯しながら厳選していくという、ちょっとした議論を巻き起こしそうな作品。
それが故に公開劇場が少なかったのかも知れないけどね(^_^;)