製作:デヴィッド・ヘイマン/クリス・コロンバス/マーク・ラドクリフ
製作総指揮:マイケル・バーナサン/カラム・マクドゥガル/ターニャ・セガッチアン
原作:J・K・ローリング
脚本:スティーヴ・クローヴス
撮影:マイケル・セレシン
編集:スティーヴン・ワイズバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
プロダクションデザイン:スチュアート・クレイグ
出演:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン/ゲイリー・オールドマン他
新刊が出るたび世界中で驚異的なセールスを記録するJ・K・ローリングの一大ベストセラーを映画化したファンタジー・シリーズの第3弾。

評価★★★★☆
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[STORY]
ホグワーツ魔法学校の3年生になったハリーたちに新たな危機が待ち受ける。進級早々ハリーは、人間の世界で誤って魔法を使ってしまい退学の危機に直面する。ところが、さらなる危険がハリーに襲い掛かる。ヴォルデモートの手下であった凶悪犯シリウス・ブラックが、脱出不可能と言われる牢獄アズカバンから脱走し、ハリーの命を狙っているという。どうやら、シリウスはハリーの両親の死と関係があるらしい。そしてホグワーツにはシリウスを捕縛するためという名目で、アズカバン監獄の看守たち=人間の魂を吸い取る恐ろしい吸魂鬼ディメンターたちが見張りにやってくる。ハリーの運命と両親の死のナゾが今明かされる・・・・。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
最初に言っておくと、『かなり出来はイイ』と思う。原作を読んでいる連中からは、『原作とずいぶん違う』とか『はしょり過ぎ』とかクレームが多いそうだが、オマェらに一言言いたい。
原作に忠実な、単なる映像をオマェらは望んでいるのか?だったら夢でも見てやがれ!!映画ならではの演出やら見せ方やら創造があるから映画は楽しいわけで、本に書いてる事をキレイに真似た映画のどこが面白いのか問いたい!
しかも1作目、2作目と監督が代わり、3作目のスピード感、恐怖の表現、臨場感、そして『大人でも楽しめるファンタジー』の真髄(とまではいかないか・・・)を、見せてもらった!くらいのイイ出来だと思うね。
前作、前々作も良かったとは思うが、今回のストーリーに秘められた真意はもっと深く温かい心と友情を表してるもんなんだろうけど、それも、子供も見る作品であるから簡潔に括ったのだと理解したい。それはそれで判りやすかったと思うし。
逆に、その人間臭さをドロドロと描くと、ファンタジーではなく、ドラマになりかねないと思うわけで。またエンドロールの工夫もなかなかオモシロイし、上出来ですよ。ホント!