ナルニア国物語~第1章:ライオンと魔女~  05(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:アンドリュー・アダムソン
製作:マーク・ジョンソン
製作総指揮:アンドリュー・アダムソン/ペリー・ムーア/フィリップ・ステュアー
原作:C・S・ルイス
脚本:アンドリュー・アダムソン/クリストファー・マルクス/スティーヴン・マクフィーリー/アン・ピーコック
撮影:ドナルド・マカルパイン
クリーチャーデザイン:ハワード・バーガー
視覚効果スーパーバイザー:ディーン・ライト
特殊メイク:ハワード・バーガー
プロダクションデザイン:ロジャー・フォード
衣装デザイン:アイシス・マッセンデン
編集:シム・エヴァン=ジョーンズ/ジム・メイ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
クリエイティブスーパーバイザー:リチャード・テイラー[SFX]
出演:ウィリアム・モーズリー/アナ・ポップルウェル/スキャンダー・ケインズ/ジョージー・ヘンリー/ティルダ・スウィントン他

『指輪物語』と並ぶC・S・ルイスの名作ファンタジー小説をディズニーが空前のスケールで映像化したファンタジー超大作。本作は全7巻におよぶ壮大な物語の“第1章”。監督はアニメ「シュレック」シリーズのアンドリュー・アダムソン。


評価★★★★☆

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[STORY]
第二次世界大戦下のイギリス。ペベンシー家の子どもたち、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人は、ロンドンの空襲を逃れ、田舎のカーク教授のもとに預けられることになった。古くて広い教授の屋敷でかくれんぼをしていた4人。末っ子のルーシーは、空き部屋で大きな衣装箪笥を見つけ、何かに導かれるようにその奥へと進んでいく。するとそこは雪に覆われた森の中だった。そこで言葉を話す不思議な生きものタムナスさんに出逢うルーシー。そしてここが魔法の国“ナルニア”である事を知らされる。現実の世界に戻ったルーシーの話を聞いた3人の兄弟達は初めは信じようとしなかったが、ひょんなことから箪笥の中へ入る事になり、4人はもう一度ナルニアに入る事になる。
 偉大な王アスランが作った美しいこの国は、冷酷な白い魔女によって100年もの間冬の世界に閉じ込められていた。ナルニアの住人たちはひたすらにアスランの帰還を祈り続けていた。やがてペベンシー家の4人の幼き子どもたちは、この国の運命が自分たちの手に託されたことを知るのだった…。

[IMPRESSION]
どうしても見たかったわけではないけども、シリーズ物と言う事で、とりあえず見ておかないと話にならんと言うことで・・・しかーし、先行上映で行ったわけだけど、さすがこの程度の大作となると、レイトショーでも満席で、大きなスクリーンにも関わらず、『前から1~2列目しか空いてません』と・・・。見れるか!そんな近距離で!(`□´ノ)ノ て訳で已む無く『吹き替え版』で鑑賞。まぁいいか。リーアム・ニーソンの声は聞きたかったが、字幕じゃないとダメって言うほどの映画でもないし(笑)

 作品の方はと言うと、・・・・ちょっと原作を読んでから?見に行った方がいいかも知れない。読んで行かなくても確かに十分楽しめるのだけど、ちょっとした小ネタの意味合いが理解し難いような気がする。映像は凄いが、細かいCGが、やっぱり所詮CGで、『ロード・オブ・ザ・リング』ほどのリアル感はない。ストーリーも、やや子供向けで、大人が長く楽しめる作品とは言いがたいかも。『ハリポタ』のように、子供たちが大人になるにつれて、ストーリーも除除に大人向けになっていくような作品ではないのかも。そういう意味では次作が楽しみですネ。

ここからネタバレ注意!
供向けの作品に仕上がってしまっているのは仕方ないとしても、出来ればもう少しキャスティングも考えて欲しかったような。あえて有名じゃない子役を使ったとの話だったけど、4人とも将来性があるような子ではなく、『華』がない。ストーリーの焦点が末っ子のルーシーに合っていて、彼女中心に物語は進んでくんだけど、悪いけど、長男のピーター以外はどちらかと言えばみんなブサイクの部類よね(笑)。役者負けしないように、との配慮なんだろうけど、ならば、もう少し脇を固めても良かったように思う。ティルダだけでは辛いっしょ!(;・∀・)
 負に落ちないのはまだまだある。
 スーザン、マイナス思考過ぎてしんどい!何もかも否定的で、これじゃ長女としては失格では?現実的なのは判るけど、時には先頭きって導くくらいの覚悟がないと!
 エドマンドが白い魔女の虜になってしまうシーン。ターキッシュ・ディライトってお菓子が出てくるわけだけど、このお菓子は『食べれば食べるほどもっと欲しくなる禁断のお菓子』。でもそれを知っていないと、このシーン見てもよく判らん内容になってますな。
 へなちょこピーターに一突きで殺られる狼も可哀相(笑)だが、アスランにアッサリと頭をかぶられる白い魔女もどうかと思う。

 言い出すとキリが無いが、全体のストーリー構成が、キリスト教信仰を基盤をしているため、アスランの身代わりの死と復活の意味が理解しにくかったりする。アタシはキリスト教信者ではないので(笑) そういう意味では、少し予習してから鑑賞するのが良い作品と言えるかも。ここらの背景が判っていたら、もう少し別の角度から楽しめたのだろうけど、予習なしで見てしまったもんだから、単なる子供向けの作品と理解してしまった感がある(笑)実は深い作品だったのかも?と・・・。