製作:サミュエル・ゴールドウィン・Jr/ダンカン・ヘンダーソン/ピーター・ウィアー
製作総指揮:アラン・B・カーティス
脚本:ピーター・ウィアー/ジョン・コリー
撮影:ラッセル・ボイド/サンディ・シセル
編集:リー・スミス
音楽:クリストファー・ゴードン/アイヴァ・デイヴィス/リチャード・トネッティ
プロダクションデザイン:ウィリアム・サンデル
出演:ラッセル・クロウ/ポール・ベタニー/ビリー・ボイド/ジェームズ・ダーシー他
1805年――ヨーロッパ征服を狙うナポレオンの前に多くの兵士の命が犠牲となった。
窮地に立つ英国軍が、一人の艦長のもとへ送り込んだのはまだ幼い少年たちであった…。

評価★★★☆☆
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[STORY]
全20巻からなるパトリック・オブライアンの世界的ベストセラー海洋歴史冒険小説、“オーブリー&マチュリン”シリーズから第10作目『南太平洋、波瀾の追撃戦』を軸に映画化。
ヨーロッパがナポレオンに席巻されつつある1805年、海の上でもフランス勢力は圧倒的優勢を誇っていた。劣勢のイギリス軍は、それまでに多くの兵士を失い、幼い少年たちまで徴兵しなければならない戦況に立たされている。そんな中、弱冠12歳の士官候補生ブレイクニーら数人の少年たちも兵士として軍艦サプライズ号に乗り込む。そして、伝説的な名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー指揮のもと、フランス軍の武装船アケロン号の拿捕という重大任務に向かう乗組員たち。しかし、彼らの前には、大海原の脅威という試練も待ち構えていた。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
というよりも、この映画ねぇ。最初は興味深く見ていたんだけども、結局、幼い少年たちが犠牲になっただけで、名艦長とされるラッセルがイイ腕っぷりを発揮しただけの映画で、かなり自己満足的作品。見てるこっちは一つも満足しない(キッパリ)。
しかも続編があるのか?と思わせるようなオワリだったが、無くてヨシ。
だいたい、アケロン号に乗り込んだ時に、敵の艦長がすりかわってる事くらい見抜けないようじゃ、名艦長と言えるかぇ?アタシでも判ったってえの。ちょっと残念。