マイアミ・バイス ~06(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:マイケル・マン
製作:ピーター・ジャン・ブルージ/マイケル・マン
製作総指揮:アンソニー・ヤーコヴィック
脚本:マイケル・マン
オリジナル脚本:アンソニー・ヤーコヴィック
撮影:ディオン・ビーブ
プロダクションデザイン:ヴィクター・ケンプスター
衣装デザイン:マイケル・カプラン/ジャンティ・イェーツ
編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ/ポール・ルベル
音楽:ジョン・マーフィ
出演:コリン・ファレル/ジェイミー・フォックス/コン・リー/ナオミ・ハリス/エリザベス・ロドリゲス/ジョン・オーティス/ルイス・トサル他

80年代に人気を博した同名TVシリーズを、当時のプロデューサーでもある「コラテラル」のマイケル・マンが自ら映画化したクライム・サスペンス。フロリダの楽園都市として、そこは豪邸や別荘が建ち並ぶリゾート地でもあるが、犯罪組織による密輸中継地ともなっている、危険な地帯でもあるマイアミを舞台に、マイアミ警察の特捜刑事コンビ、ソニーとリカルドの奮闘をリアルかつスタイリッシュに描く。


評価★★★☆☆

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[STORY]
マイアミ警察の特捜課(バイス)で働く刑事コンビ、ソニーとリカルド。彼らは潜入捜査官として犯罪組織の中に深く潜り込む危険な任務に挑み続けていた。ある日、FBIの潜入捜査官2人が囮捜査の現場で殺される。FBIなど合衆国司法機関が行なっていた合同捜査の極秘情報がドラッグ密輸コネクションに漏洩。合同捜査に従事していた関係者全員の命が危険に晒される中、合同捜査と関係のないソニーとリカルドのコンビに情報の漏洩ルートを突き止める重要な任務が託される。そこで2人は南米の危険地帯に乗り込み、北米のドラッグ・ディーラーになりすますと、さっそく犯罪組織への接触を開始するのだったが…。

[IMPRESSION]ネタバレ注意!
史上最も革新的と言われた伝説のテレビ・ドラマ「マイアミ・バイス」。スタイリッシュな刑事が活躍するかつてない犯罪ドラマとして、80年代に熱狂的なブームを巻き起こした。ファッションと音楽の話題性で、深夜放送にも関わらず日本でも高視聴率を記録した。

しかーし、かなりの期待はずれ・・・金返せー!!!こんな豪華キャストを揃えておいて、なんじゃこの出来は・・・もともと原作の『マイアミ・バイス』も、最近のアクション映画みたいに派手さはないにせよ、どうでもいいラブストーリーを無理やり入れたり、潜入捜査なのに、身内がバレて人質取られるとか?ちょっとあり期待の『作り物映画』に成り下がった感じ。マイアミ・バイスを当時の作品のまま、仕上げたかったのなら、とことん泥臭いダークな図式に描いて欲しかった。『トラフィック』や『ドラッグ・ウォーズ』みたいに・・・・。キャスティングにはさほど問題ない?(コリン・ファレルがハマらないにせよ)とは思うが、脚本がねぇ・・・