製作:デヴィッド・S・ゴイヤー/リン・ハリス/ウェズリー・スナイプス
製作総指揮:アヴィ・アラッド
キャラクター創造:マーヴ・ウォルフマン/ジーン・コーラン
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:ガブリエル・ベリスタイン
出演:ウェズリー・スナイプス/クリス・クリストファーソン/ドミニク・パーセル/ジェシカ・ビール/ライアン・レイノルズ他
ウェズリー・スナイプス主演の人気シリーズの完結編。監督は『ブレイド』『ブレイド2』で脚本を担当したデヴィッド・S・ゴイヤー。シリーズ最終章を飾る強敵として、ヴァンパイアの始祖も登場。

評価★★★☆☆
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[STORY]
大爆発を起こした倉庫から一斉にヴァンパイアたちが飛び出してくる。その後を追うように、ブレイドが姿を現し、ヴァンパイアたちを一掃、さらにひとりの男に銀の銃弾を打ち込む。しかし、男はヴァンパイアではなくヴァンパイアの奴隷と化した人間だった。横たわる死体に困惑するブレイドは騒ぎを聞きつけた群集に目撃され、さらにヴァンパイアたちによって殺害の一部始終を録画され、一夜にして連続殺人鬼としてFBIに逮捕されてしまう。
そんなブレイドを、ウィスラーの娘アビゲイルとかつて自分をヴァンパイアにした女ボス、ダニカ・タロスに復讐心を燃やすハンニバル・キングが見事救出し、湾にたたずむ廃墟へと向う。ここでブレイドは、ヴァンパイアたちの手によって、ヴァンパイアの始祖、ドレイクが甦った事実を告げられる。
生死を賭けて自らの運命に立ち向かうブレイドと家族と仲間を失ったアビゲイル、 そしてタロスへの報復に命を賭けるキングはそれぞれの思いを胸にファイナルバトルに挑む!
[IMPRESSION]
大好きなブレイドシリーズの完結編。期待しつつ鑑賞しましたが・・・・正直、完結編にしてはお粗末です・・・(苦笑)
始祖が出てくるのはいいが、あれじゃエイリアン並のSFだし、ヴァンパイア映画がただのエイリアンでしかなく、今までの吸血鬼の定義みたいなものが、まったく別の生命体との融合みたいになっちゃって、訳判らん・・・。
『進化した吸血鬼』としてのブレイドシリーズはすごい面白いのに、なんだかガッカリです。それにヴァンパイアも生きる術を考えている?とか言いながら、『血を作るシーン』・・・?あの壮大なシーンがさらーっと流されてしまって、以後、それについては全く触れられず?シーンとしては無くてもヨシ!みたいな。
今まで1作目、2作目ともう少しイイ出来だと思っていたアタシにとっては、ちょっとガッカリです・・・
何気に『プリズン・ブレイク』の兄貴役が出てるし(笑)