私がずっと怖かった事…
それは「お金がなくなる」と言う不安感でした。
それが怖くて自分を生きられなかったと言っても過言ではないかも知れない。
さかのぼる事、幼少時代。
父は「お金がない、困った」とよく口にしていました。
その言葉が私をすごく不安にさせていました。実際生活が苦しかったか…と言うとそうでもなかった様に思います。
他の理由もありましたが、そんな父が嫌でした。
なるべく親を困らせない様にしよう…と高校時代はクラブ活動もせずに、バイト三昧。
小さな反抗かも知れませんが、お小遣いは一切もらう事をしなくなりました。
そして、早くに結婚をしました。
自営業の家の末っ子である夫とは、お金の心配をする事がなくなり、家も与えてもらいました。
しかし…いつしか夫とは、自分でお金を生み出すことが出来ない、世間知らずの考えが浅はかな嫁…という関係が出来てしまい
「cafeゆりえみ 」を自宅にオープンさせてもらって、そこで私はお金じゃない大切な物、空間、関係を謳っていたのに、心の奥底では「お金がないと生きていけない不安」を抱かえて、お金に困らない生活をしていたのだと今になって思います。
不思議な流れで離婚する事になり、皮肉にも実家に戻り嫌だった父と二人で生活する事になりました。
年老いた父は、国民年金の慎ましい生活を送っていて。
でも、古いけど実家の広い土地と建物を活かして
「cafeゆりえみ 」をもう一度再開させる夢を持ちながら、実家をまず片付ける毎日を送りました。
働きに行く事もせず、貯金は無くなっていくばかり
そんな中、ご縁で出会った建築設計士さん。
大工だった父の手付かずになった材木や建具などを使いながら、倉庫をお店に変える工事をお願いする事になりました。
いったいいくらかかるのか見積もりだけで、想像もつかない値段のまま工事は進み、追加工事もあり。
不安はずーっとずーっとありました。
私の所持金を全てつぎ込んでも「cafeゆりえみ 」を再開させたい。そう思っていました。
その間に、コロナ禍の助成金が降りたり、自分もコロナにかかり保険金が降りたり、思いもよらず臨時収入もありました。
口では、全てなくなっても良い…と言いながら、少しは保険として余ってくれたら嬉しいなぁ…と思っていましたが笑
先日やっと恐怖の請求書が届きましたが、お陰様で今日8月24日に全て振り込んできました
その金額は…。本当に全てつぎ込む金額になっていました笑
でも臨時収入があったから足らなくて済んだのです。
それも不思議でした。ほぼピッタリの金額
私の中にずーっとずーっとあった
「お金がなくなる不安」をまさに今体験しているのです
それなのに、私は生きているし、住む所があり友達に囲まれて幸せに暮らしているんです
新しい「cafeゆりえみ 」にもお客様が来て下さる
一旦、私は結婚生活でのお金を全て失い、今日からは、まさしく自分で作ったお金で生きていく。本当の意味の自立です
清々しささえ感じました
ブループリントに設定して来た私の人生は、これを望んでいたのだろう。
それは、昨日「cafeゆりえみ 」での【数秘講座】でも分かりやすく教えてくれていました。
私の今からのチャレンジ数は【7】
【7】とは、職人の様にこだわりを持って極めていく、自立を意味する数字なんです。
不安がないと言えば嘘になるけど、自分で設定して来た人生、楽しんで行けるように今出来る事をしていくのみです
そして、今日はセルフコーチング「心の塾」に参加してきました。
テーマは、「思い込みを外す」
私の思い込みは、体験してみたらそうではなかった。
と言うお話でした
何か決意を感じる赤いワンピースをチョイスしての参加